自分を守るために、綺麗でカッコいい女になりたい。
私にとって、見た目は、まわりとの関わり方をコントロールする手段なんだなぁと思う。
どうなりたいかは、どう見られたいか。
周りに誰もいなかったら、見た目はどうでもいいと思っちゃうタイプだとおもう。
学生時代: 可愛いは正義
学生の頃は、とにかく「彼氏欲しい!!」「可愛いと思われたい!」と思ってた。
アイドルやモデルじゃなくて、「学校で1番可愛い子」に憧れてた。
ほんとに「可愛いは正義」だと思っていて、
学校生活を生き抜くには、絶対に「可愛い子」が得だと思ってた。
わたしが、良い友達や彼氏をつくるには、とにかく見た目が大事だと感じてた。
(ちなみに、今も見た目がいいな、と思うひととしか友達になりたいと思わないところがある。顔や体型というよりは、服装や雰囲気が素敵なひと。
もちろん、見た目関係なく、素晴らしいひとはたくさんいるけど、わたしが関係性を築ける人数がそう多くないので、見た目も中身も好きなひとといたい。)
しかし結果として、わたしは別に大してかわいい子にはなれず😂、
だけどかわいくておもしろく、非常に良い子たちと友だちになれて、幸せな学生生活が送れたけど
ずっと「他者からの評価を得るためのルックス」を獲得したくて、足掻いてた気がする。
社会人:可愛いは舐められる
しかし、就職してからは、周りが男性ばかりの職場だったので、若い女子はいるだけで目立って嫌だった。
可愛い、は、「舐められる」になる気がして、
女らしさは邪魔だった。
特別扱いされたり、気を遣わせたりするのも嫌だった。
女子だからって許されるのなんて、いつまで続くか分からなくて危うすぎるから、ちゃんと働きたかった。
髪をショートにして、化粧もしなくなった。
周りと同じように、淡々と働きたかった。
数年経つと、職場にも女子が増えてきて、
それなりに女子らしくしても目立たなくなってきた。今は大分女子率が上がって、ちょっとお洒落しても、全然目立たなくなってきた。嬉しい。
これからは、かっこいいひとになりたい。
最近は、生きるために必要な人間関係が大体築けてきたので、もう人を惹きつける見た目にしなくても、良い。
というか、むしろ、もうあんまり不用意に私に近付いてくるひとはいらなくなってきた。
ちょっと近付きづらいような、綺麗でカッコいいひとになりたい。