ライバルミコトに差をつけろ! 新劇拡張「神座桜縁起:後篇」を簡単解説
本日12/22からシーズン9が始まりますね!!!!!!!
みなさんは新拡張手に入れましたでしょうか?
今回の拡張ですが、新メガミも新アナザーもなかなかに複雑なので、この記事を読んで最速でマスターしよう!
「神座桜縁起:後篇」について
今回の拡張では以下の3点が収録されています。
新メガミ&新アナザーの追加
ふるよにTRPG完成版
レガシーモード
下2点に関してはネタバレを多分に含むため、今回は解説しません。
頑張ってルール覚えて楽しんでね!
1点だけネタバレをすると、2人以上じゃないとプレイできないので、頑張って友達を作りましょう!
お互いにライフダメージ
追加ルールの確認と新カードについてちょっとだけ解説していきたいと思います。
「ミソラ」追加ルール
照準について
ミソラを宿すプレイヤーは照準という値を持っており、これは照準ボードとマーカーで記録できます。
照準マーカーは裏が10になっているので、照準は11以上も記録できます。
(ここは風雷ゲージに近いですね)
照準の値は整数か「なし」かのどちらかで、ゲーム開始時は「なし」となります。
終了フェイズに現在の間合の値を照準として記録できます。
終了フェイズの処理なため、終了フェイズ終了時の処理より先に来ることに注意。
また、攻撃を行ったメインフェイズ終了時に照準は「なし」になります。
つまり、攻撃をすると照準を記録し直す必要があります。
また、攻撃をしないのであれば、照準をそのままか上書きすることができます。
照準が合っている
「弓流し」や「精密化」には「照準が合っている」というテキストが含まれます。
「照準が合っている」とは、攻撃の適正距離に現在の間合と照準の両方が含まれている状態です。
追尾
「早矢乙矢」や「追尾撃」には「追尾」というテキストが含まれます。
追尾を持つ攻撃は、適正間合の確認に現在の間合ではなく照準を参照します。
攻撃の適正間合に照準の値が含まれているならば、追尾を持つ攻撃札を使えます。
照準を参照するため、ステップ対応では絶対に避けられません!
(例外は攻撃の適正距離を弄れる算法、虚偽、サギリ海域、対応ではないが羅針盤)
「ミソラ」カード
弓流し
後ろで振れる攻撃札であり、照準が4-7だと-/1攻撃になります。
間合と照準が等しいと1纏いできる効果がありますが、上の効果に比べてオマケかも。
狙い蹴り
ターン中に照準をずらせる唯一の札。
ただし攻撃札なので、ずらした照準でこのターン別のことをしないならばただの2/1でとても弱い札となる。
(攻撃をするとメイン終了時に照準が外れるため)
風孔
ステップ対応。
照準がある方に動くと覚えればよい。
照準=間合で1纏いできるが、ステップ対応として使った方が絶対に偉い。
甲矢乙矢
追尾のため、照準が5-15にあればどの間合だろうと振れる赤札。
逆に照準が4以下だと絶対に振れないので気を付けよう。
ゲーム開始時は照準がないため、1ターン目には振れないので注意。
2発目以降に使うには、前のターンまでに間合5以上に行って照準を記録しなければいけないので、2発目以降は使用に頭を使う。
山焼き効果が楽しい。
精密化
+1/+1が強い。
照準が合っている必要があるため、数あるバフカードの中では比較的条件が難しい。
通常札しかバフしないため、行動や付与から飛ぶ攻撃には+1/+1が乗らないので注意。
追尾撃
他のカードに「追尾」を与える面白い効果。
眼前構築で選んでいないカードを指定できるため、2枚以上のカードをこのカードの効果で使い分けることで疑似的にデッキ圧縮ができる。
また「追尾」を与えるため、ステップ対応に弱い札に耐性を与えられる。
伏せ札から選ぶならミソラのカードでも良いらしい。
空の翼
終端がつくため、単純後退札ではない。
相手のリソースを剥奪しつつ、照準を4-5あたりに記録したい時に使う印象。
「弓流し」や「早矢乙矢」を使いたい前のターンに張るのが想定された使い方かな。
ミハテヌハテ
3、5、7……と使うごとに適正間合が後ろに行く攻撃札。
追尾のため、前ターンまでに適正間合いに照準を記録しなければいけないのがネック。
3回目以降は山焼き効果があるが、照準7にするために間合7まで行くのがしんどい。
使用済効果にエラッタあり。
ツクモノクモ
間合=照準となる付与札。
そのターンだけステップ対応に強くなれるが、その間合から動けなくなる。
下の効果は悪用できないように設定されたものなので、後退だけできると覚えればok。
(後退しても間合は後ろに行かないけどね!)
展開中は間合の桜花結晶が変化しても現在の間合は変わらないが、影の翅などの間合の値自体を変化させる効果とは重複する。
(例:間合2照準6、ツクモノクモ展開で間合6、影の翅使用で間合8になる)
カカゲルカゲ
対応版論破。
例によって通常札なため行動や付与から出てくる攻撃は打ち消しと封印ができない。
照準を含む必要があるため、相手の間合で照準を記録しておかなければいけないのがネック。
ミソラノソラ
ミソラ驚愕の大型切札。
5後退により相手にしゃがみを要求させる究極の全力札。
破棄時効果は相手の領域から桜花結晶を間合に移動するものだが、一番上がライフなため殺意が高い。
間合の桜花結晶を10個にされると破棄時効果が使えないが、そんな後退リソースはないため、小技程度で覚えておくと良いかも。
次のターンは実質-2間合なため、大天空クラッシュとは相性が悪い。
(できたらロマンだった)
「A2オボロ」追加ルール
パーツ
電子戦ゾーンという領域にメインパーツX~ZとカスタムパーツA~Dまでの7枚を裏向きで用意します。
「パーツを組み立てる」という効果のとき、電子戦ゾーンのパーツを1枚選んで組み立てられている状態として裏向きで脇に置きます。
どのパーツが組み立てられているかは非公開情報ですが、何枚組み立てられているかは分かる状態です。
(ミズキの兵舎と徴兵済みの関係に近い)
パーツは5枚までしか組み立てられないため、6枚以上ならば5枚以下になるよう解体します。
デジ設置
再構成を行うとき、再構成の代わりにデジ設置ができます。
このとき再構成に伴う処理はできないので気を付けよう。
デジ設置を行うとき、組み立てられているパーツをすべて表にして、そこからメインパーツ1枚とカスタムパーツを0枚以上選びます。
デジ設置の攻撃は、メインパーツの攻撃にカスタムパーツの効果が合体する感じです。
カスタムパーツを1枚選んだならカスタムパーツは壱の効果を、2枚ならすべて弐の効果が発動します。
(3枚はすべて参、4枚はすべて肆となる)
一番下の強い効果を発動したいならば、カスタムパーツ4つすべて用意してねってコトです。
(世知辛いね)
デジ設置を行ったら組み立てられているパーツがすべて解体されるので、また頑張って準備しましょう。
みんな気になるびくごについては、びくご効果でライフ1点与えて再構成をせずにデジ設置ができる。
再構成しないので黄色機巧が捨て札に残ったままで、次のターンもびくごを使える驚きの仕様。
「A2オボロ」カード
ホロ苦無
鋼糸からの入れ替え。
とりあえず表で振って伏せ札にして、設置でも使えるようにする感じかな。
ギガ介
まさかの熊介がサイバー化。
通常札になった代わりに、灰滅みたいに条件でコストが軽減されるカードになった。
伏せ7パーツ5でフレア消費4になり本家熊介と同じだが、そこまでは無理そう。
フレア6~7あたりで使えれば十分なので、界隈ではジェネリック律動弧撃と評価されていた。
朧文書・電子神渉
虚魚との入れ替え。
デジ設置をたくさんしたい時のためのカードで、パーツを増やしたり入れ替えたりできる。
再構成時にパーツを1以下になるよう解体するが、組み立てられたパーツが0枚の状態でも解体できるので虚空からパーツが湧いてくる。
再構成に伴う処理なため、デジ設置と両立できないので注意。
「Aレンリ」追加ルール
遺物領域
Aレンリを宿すプレイヤーは遺物領域を持ち、ゲーム開始時はここに「最初の桜鈴」「刃の本質」「偽りの武器」を裏向きで起きます。
偽証の変更点
「都度討ち」「魚吊り」が偽証の選択肢からなくなり、代わりに「最初の桜鈴」「刃の本質」「偽りの武器」の3つが追加されます。
偽証設置
新カード「偽りの武器」のみの効果。
再構成の前に伏せ札から裏向きで「偽りの武器」を偽証できます。
もちろん反証することもできます。
やっていることは「設置」に近いですが、「偽証設置」とは別に「設置」もできます。
回帰
「回帰」のテキストが含まれたカード(遺物の3枚)の反証に失敗したとき、回帰したときの効果が発動し、そのカードは神授に戻ります。
相手が反証しなければそもそも発動しないので気を付けましょう。
「Aレンリ」カード
神授
使用すると遺物領域に移動し、遺物の3枚のうちどれかを山札上に置きます。
つまり、次ターンの相手の手札には遺物のどれか1枚があるということです。
遺物の3枚がAレンリのメインウェポンであり、神授を採用しないと遺物3枚を偽証できないので(ルール上では偽証できるが、持ってないことが丸分かりなので反証される)採用しない理由がない1枚。
回帰した後このカードは捨て札にあるので、常時効果で再構成前に使ってまた遺物カードのどれかに交換できます。
再構成前に常時効果使い忘れ多発しています!!!
最初の桜鈴
このカードを偽証することで、反証せず2AP与えるか、反証失敗して1ライフ回復されるかの選択を相手に迫ることができる。
反証失敗だと基本動作1回だけになるので注意。
「神授」を使うと山札が奇数枚になるので、光輝の効果で山札を偶数枚にできる。
刃の本質
3/1だが、ロルレロラルロが開いている時に限り3/2となる。
回帰効果はあまり使わないが、火力札なのでそれなりに偽証する。
偽りの武器
偽証設置のカードで、連火対象が+0+1となる。
偽証設置に対して反証失敗して回帰すると、再構成前のため神授の常時効果を使える。
面白い動きとして、「直接金融」を偽証設置すると反証されなければ偽火の効果が、反証すると投資券になる。
(そのターンにすでに投資しているならば追加で投資できないので注意)
欺瞞の霧
相手のカードを使うことができる引用みたいな1枚。
例のごとく、空閃が被害をくらっている。
相手が手札、伏せ札、捨て札から公開したら無駄打ちになるため注意。
(相手が採用してなさそうなカードや、再構成直後で山札にありそうな時に使うと良さそう)
全力札も指定できるが全力行動としてしか使えない。
全力札を指定したうえで相手が公開すると、何もできない無駄なターンを過ごすことになるので気を付けよう。
旗や花などの追加札と交換するカードは、交換されていると公開できないので確定で使える。
(深淵の大口に交換した後の昏い咢とか)
欺瞞の霧は使った瞬間でしかカードをコピーできないため、捨て札ではカードタイプ不定でありクルルの機巧には使えない。
ロルレロラルロ
表にするだけだと何も効果がない。
メインフェイズにとりあえず開き、終了フェイズに使用済み効果で納を乗せることで付与として使える。
納3から1個は確定でライフを要求される。
そのため使いすぎて死期が近づくことがないように。
展開中は手札3枚ドローに焦燥のリスク上昇、偽物で偽証できたときのメリットなど盛りだくさん効果。