見出し画像

都市(市街)にある動物園に行って感じたこと

本記事は、あくまで私が感じたこと・意見です。
一部事実でなかったり、客観性に欠ける部分があります。


都市にある動物園に行ってきた&見て感じたこと

先日、都市(市街)にある動物園(以下、A動物園とします。)に行ってきた。どことは、言わないでおく。そこで感じたのは、動物が檻に閉じ込められている感、閉塞感。逃げることがないように、檻は頑丈に作られている。

動物によっては、檻の奥にある居住スペースに入りたがっているのか、出入り口付近でウロウロしていたり、出入り口の柵に体を向け足踏みしていたり
(そんなように見えただけかもしれないが)

動物の檻の前には、動物を紹介するプレートがあって、生物学的な名前、特徴、動物園でつけられた名前、本来はどんなところに生息しているのか ,etc.
それを読んでいると、群れで生活していたり、夜行性だったり、行動範囲が広いはずの動物が、本来の生息環境にそぐわない(1個体のみ、狭い ,etc.)檻の中で飼育されていること、閉じ込められていることに強い違和感を感じた。

地元の動物園との比較

私が、これまでに訪れたことのある動物園は、東京にある多摩動物公園ぐらい(あとは、井の頭自然文化園かな)。幼い頃から、親に連れて行ってもらったり、学校の遠足・校外学習とかだったり、何回も訪れた。

豊かな自然が多く残った園内で、動物をできるだけ自由な姿で展示するために、檻のかわりに壕で仕切るようにし、広い放飼場に放養形式で展示をしています。野生で群れをつくる動物は、なるべく群れで飼育するようにしています。

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/about.html

多摩動物公園は、動物園という本来の生息環境は同じにならない(完全に再現できる動物園なんてない。)としても、似た環境になるようにしている。
A動物園と多摩動物公園の、動物の飼育環境の違いにショックを受けた。

多摩動物公園の動物は、昼間は広々とした運動場?で過ごす。そこは、檻という感じではない(私から見ると)。自然界で群れをなす種は、複数頭で飼育されている。(動物種によって最適な個体群は違うし、その最適な個体数で飼育されているかは、分からない)

動物園の役割

ここで、動物園が果たす役割について紹介したい。
(公社)日本動物園水族館協会によると、動物園には以下の4つの役割があるという。

・種の保存
・教育・環境教育
・調査・研究
・レクリエーション

https://www.jaza.jp/about-jaza/four-objectives

私がA動物園に訪れたとき、園児が動物の絵を描いたり、観察したり、「〇〇がかっこいい」とか話していた。その様子を見ると、動物園が果たす役割は、教育面においても欠かせないものだと感じたし、これが動物園が果たしている役割だよな、と。
(ただ、その園児(子ども)たちに言いたいのは、そこで見た動物のすがた・行動・生息環境は、本来のものとは異なるということ)

A動物園のような都市型動物園をなくすべきか、いや、そうとも言い切れず…
都市部に住む人たちの、教育・環境教育、レクリエーションの確保には欠かせない。

さいごに

私がここで伝えたい・誤解しないでほしいのは、動物園の存在そのものを否定したいわけではないということ。
動物を本来の生息地から移動させてしまったら、どんなにその生息環境を再現しようとも、同じにすることは、不可能。だけれど、できるかぎり、より本来の生息環境に近い環境で飼育してほしい、ということ。
ちなみに、一度人の手で育てた動物は、野生には復帰できない。(と思ってる)復帰させる・自然環境に放置するべきでない。

(追1)
多摩動物公園、おすすめです。1周するのに、2~3時間かかるし、園内の傾斜がきつく感じるかもしれないけど。

(追2)
主軸がところどころずれているのは、今後の課題とします。。。。

(追3)
動物の目って何か引き込まれるというか、ずっと見ていられるような魅力があるよね。


いいなと思ったら応援しよう!