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⚠️ネタバレ感想⚠️ 映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

3回目となる今作。

1回目は未だに真ん中の娘(中1)も私も(!?)思い出すだけで目が潤むというトラウマ(笑)を植え付けられているすみっコぐらしの映画である。

ネタバレ感想なので、一回見た人限定で読んで下さい。
ゆる~い感じに見えるすみっコ達ですが、中々に涙腺を突く伏線や見ごたえのある演出が今作もすごいです。
よろしくお願いします。






因みに、高1娘、中1娘と小2息子の計四人で見に行きました。
席取るときにシネコンでは初めて入ったかもしれん位の奥の小さいスクリーンだなと、11月終わりからの他の映画を思い出しながら。
すみっコも第三段だし、ある程度人数読まれてるのかな〜なんて思ってました。




本編始まり早速「伏線か!?」と身構えるしろくまの生まれ故郷での出来事。
素直に見ろよと自分に突っ込みながら、しろくま家族の描き方が「しろくま本人」とは違って、寒がりな裏づけになっているの?かな?と思わせるモフモフでした。

ぺんぎん(本物)が、しろくまが兄弟に残したぬいぐるみを持ってくる所、ひとに託されたモノなのに雑すぎん???
と突っ込みながら、あれよあれよと謎のツギハギの建物へ。

くま工場長がお迎えに来て、工場でおもちゃを作りだすすみっコ達。
生産数や企画会議等やけに現実味があり
「あの…現実逃避しにきてるんですけど…」と少し泣きたくなりました。。。

その合間にも意味深な動きをするくま工場長。
観ている時に高1娘が私にジェスチャーで帽子を指していて、後で聞いたら
「絶対帽子の下に印があると思った」
と愉しんでいた様です。

くま工場長の過剰な生産数増加に、疲れていくすみっコ達

え?今私何の映画観てるん?

疲労はミスを引き起こし、ミスは焦りを増長させる

だから、私何の映画観てるんて(笑)


みにっコ達が間違って梱包されてしまったので助けたいとくま工場長へ言いに行こうとするすみっコ達。

ここから、今作の醍醐味すみっコ達のアクションが目立っていきます。

実は本作始まった時から気になってたんですが、今回すみっコ達の歩き方、やけに弾んでません?
トテトテっとした歩き方ではなく、弾むような、ポヨンポヨンみたいな歩き方をしている気がするんですが、最初からこんな歩き方でしたっけ???

くま工場長の元へ来たけど、くま工場長の様子がおかしい事に気付くすみっコ達に衝撃の事実。

と同時に小2息子にも衝撃の事実だったようで、ここから小2君は涙が止まりませんでした。「くま工場長がぬいぐるみだと思ってなかった」と見終わった後もしょげて、家に帰るまで私に引っ付いていた位です。
でも家に帰ったら、見てないパパに一生懸命説明していたので楽しんでいたようです。

工場を出たことにより街の様子がおかしくなった事に気づいたミニっコ達、くま工場長もぬいぐるみだったと知ったすみっコ達。
無事工場内で合流出来たそれぞれは工場からの脱出を目指します。
今まで作っていた車や飛行機のおもちゃで脱出!!!

ツギハギ工場の「いかないで」も切ない切ない…ひとに楽しんでもらうために始めたのは嘘じゃないし。
必要とされなくなった時に自分だけに理由をつけちゃう気持ちもわかる。
「すみっコ」の仲間がこんな大きなコだったとは。
確かにタイトルではくま工場長の事だと断定なんかされてないんだよな。

置いていかれるのかわいそうだな。このコ動けない……って考えてたら(笑)
生えた(笑)
ジャキーンと手が出てくる様子がそれまでの切なさを押しのけて笑える笑える(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

迫真のカーチェイス!!!
工場から脱出する瞬間に「ル◯ンじゃん!」って思って期待したカーチェイス。
迫る工場と「遊んでー」と来るぬいぐるみ達をかわして逃げていく爽快感は抜群でした。

しろくまとツギハギのぬいぐるみを通して心をかよわせていくツギハギ工場。

工場としては使えなくなっちゃったけど、ここにいていいと言ってくれるみんな。

何になろうか皆で考えながら、エンドロールに入った…はず…

実はこの辺記憶が曖昧。
本編の「終わり」って部分がなく、そのままヌルっと曲、エンドロールに入った?
最後の衝撃でここが抜けただけかもしれんけど。

エンドロール中に映画館になることになり、ツギハギ工場の中の劇場の席で座って映画を観ているすみっコ達。
を観ているとこちらが見られている様でちょっと落ち着かない気持ちになった。


エンドロールも終わり、ツギハギ工場は、すみっコ達の街を出て皆に映画の幸せを配る旅に。

ん?

最後にツギハギ工場の顔がスクリーンいっぱいに映って
終わり

んんんん????

え?

これって

この劇場が

ツギハギ工場って事じゃん!!!???

え?だからスクリーン小さいの?
いや小さいのは考えすぎか。
と、私ここで涙と感情のピークが来ちゃって、もう場内明るくなるのにヤバかった(笑)

映画公開前、こういう風に劇場を紹介していたのも、よこみぞゆりさんが「最後の最後までみてください」と仰っていたのも全部………

しかも、追加劇場情報が何だか小さめ(単館系、もしくは地元系?)な劇場が多い?

ツギハギ工場………(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)
でもこの涙は「良かったねぇ」の涙だから。今回は切なさより安堵が大きいかな。

出来れば、くま工場長動いて欲しかったけど、エンドロールでのあれは「マスコット」扱いよねぇ…

多分、動いてた時のくま工場長にはツギハギ工場の意識が宿っていたと思ってるんだけど。
ツギハギ工場の気持ち(意識)を行動に移す手段として、ツギハギ工場に残っていたくま工場長のぬいぐるみが選ばれた。
と。
だから「(起動)スイッチを押してくれてありがとう」なのかなと。
ツギハギ工場自身は誰かが起動させてくれないと動けないから。

そう考えると、工場に入ってからくま工場長が出てくるまで時間があったような気がする。
くま工場長が独立したキャラクターなら物語のセオリーとしては、工場に入ってすぐに現れるはず。
すみっコ達の前に現れなくても、物語を観ているこちらにわかる演出があるばす。
奥の部屋の想い出もツギハギ工場の思い出だ。

てかあまりにも小2君が落ち込んでるから、そう考えたんだけど。
小2君、くま工場長が動かなくなった事悲しんでて………私としては可愛いやら可哀想やら。


あとね、1番最後に言いたいんだけど

しろくまのツギハギぬいぐるみのボタン、どこ行った???(笑)

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