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『喫茶 花』から種を蒔く
「波さん、いつものコーヒー豆、ワールドブルー社に届けてきてくれる?」
『喫茶 花』のマスター小花はランチタイムのピークを過ぎた14時前頃、従業員の波へと声をかけた。
ピークタイム時に手を付けられなかったテーブルのバッシングをしている波は、その言葉にテーブルを拭いていた手を止める。
「いつも秘書さんが取りに来てたあのコーヒー豆ですか?いいですけど、秘書さん取りに来られないんですか?」
「なんだか、電話でこっちに来れない事を慌ただしく告げて、切れちゃって……」
いかにも『困った』と首を傾げ頬に手を当てる彼女を見て、救いの手を差し出さない男性はいないだろう。
マスター目当てに『休憩』を取りに来るサラリーマンも少なくない。
「16時にお店を抜けてもらって、ワールドブルーに届けたら、今日はもうあがってもいいから、ね?」
両の手のひらを合わせ頬の横に持って行き、首を傾げてポーズを決める。
波は、さっきからマスターの可愛い仕草と色香に釘付けになっている男性客を気の毒に思いながら
「わかりましたよ」
と返事をして再びバッシング作業へと戻るのだった。
※この物語はフィクションです※
※ワールドブルー株式会社で働く人達と、その周辺の人達の物語をみんなが勝手に書いていく物語です。
あなたも参加しませんか?詳しくはコチラ↓
喫茶店のマスターはこの方🌸
<あとがき>
種を蒔いてみました。
このままつらつら書こうかと思ったけど、それじゃあ私が楽しんでるだけだと気付いて止めました。
頑張って我慢しているので(笑)
だれかが芽吹かせてくれるとうれしいなぁ✨
・ワールドブルー社が、もしくは秘書さんが慌しいのは何故?
・マスターの色香に釘付けな男性客は?
・従業員“波”は16時からワールドブルー社へ向かいます
・16時からの『喫茶 花』はマスターの小花さんだけなのか?
もちろん、拾わなくても構いません(笑)
その時は私が回収します。
正解なんてないですし
とっちらかっても平気です
短くてもいいじゃないですか
みんなの創った話、読んでみたいなぁって思ったんです✨
余計なお世話かな?
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