デュエプレ”イメンループ”のススメ
初めまして、デッキ解説記事というものを書いてみたくなりまして
だいぶ長い記事になってしまいましたが読めるとこだけでも読んで頂けたら幸いです!
本記事ではデュエプレ流のイメンループについて色々試行錯誤してみた自分の中での結論構築を載せ解説してみます
このデッキの特徴は"0マナで全ての単色5コス以下のクリーチャーの出た時効果を何回でも使い回して良い"というループです
デッキレシピとしては25弾裏デッキビルド杯に投稿したものと同様です
デッキリスト
元々この剛勇者型イメンループといえるデッキタイプは私が知ってる中ではルーたん(@Rutan_youtube)さんの以下の動画が初遭遇のデッキだった
剛勇者とジャスミンの相性の良さは考えていたが《アクア忍者ライヤ》を使った無限マナブーストにはすごく感銘を受けた
そうしていくつか無限マナブーストを活かしたデッキを考えているうちに無限ループできる構築に至った感じだ
ループシステム
簡単にどのようにして無限ループが成立するかを画像にしてみた。
まず《ジャスミン》を用いた無限マナ加速から。
《念仏エルフィン》で1コスにした《シーカイ》を出し入れし、《ボアロパゴス》を反応させてマナから《ジャスミン》を展開→自壊して1ブースト時に《剛勇者》の置換効果でマナに戻る。
次に任意の緑単色(パゴスで出せる5マナまで)の出たとき効果を使い回すループ。
1コスになった《シーカイ》を使ってマナから緑単色のクリーチャーを出すと、《早撃マグナム》の効果で即時破壊→《豪勇者》効果でアンタップマナとしてマナゾーンに戻るため0コスで全ての緑単色クリーチャー(パゴスでは5コス以下の)を使いまわせるように。
この一連の動作では山札を削らないため無限ループとなる。注意としては"破壊された時"のpig効果はマナ送り置換によって発動しなくなる。
最後に非緑単色のクリーチャーを使い回すループ。
同じく《シーカイ》で非緑単色のクリーチャーを出す。《早撃マグナム》で破壊され墓地へ。
もう一度《シーカイ》を出し今度はマナから《オチャッピィ》を出し、先ほど墓地へ行った非緑クリーチャーをマナにもどす。
この非緑単色クリーチャーが単色カードであれば一連の動作でマナが2個起きるので無限ループである。
しかもこちらはcip効果に加えpig効果も使い回せる利点がある。
ただ、残念ながら多色クリーチャーは最低1マナを支払わなければ使い回せないことに注意は必要だ。
採用理由
主要なカードの採用理由を簡単に書いていく、普通のイメンやサソリスに入っているカードは特殊な使い道がある場合以外説明を省く。
《海底機兵シーカイ》
本デッキのメインパーツ。《ボアロパゴス》を無限回反応させるために手札から召喚しては自身の効果で手札にバウンスし続ける。
《霞み妖精ジャスミン》
(初動&無限マナブースト)後述するループにおいてマナを山札の分だけ無限(有限)マナブーストするためのパーツ。
実は無限ループにおいては足りないマナを補う程度の役割しかないためマナを伸ばしまくることより"$${\small{\underline{パーツをマナに落とす}}}$$"役割のほうが重要に。
《クリクリ・イガラーズ》
フィニッシュ用のコンボパーツ。マナ→手札にクリーチャーを移動するのに使う。
ループのフィニッシュに使い回すが、単純にマナからパーツを回収するのにも使う。ループ開始までは《飛散する斧プロメテウス》のほうが便利だが、ループ後は0マナでマナ回収が可能になるため圧倒的にこちらのほうが重要になる。
ただし、《ボアロパゴス》を立てる関係上プロメテウスを減らして《クリイガ》を増やすよりあくまでループのフィニッシュパーツとして1~2枚積みが理想だと思っている
《天真妖精オチャッピィ》
ループパーツ。墓地→マナへの移動に使う。
3コスなのでパゴスを立てるためにできるだけ立てて置きたい。
2t目ジャスミン3t目お茶+ジャスミンで4t目にお茶+イメン+ミランダ+サイキック獣でパゴスへ(最短5t目ループ)。
あと一応パゴスが立ったあとはS・バック→ミランダ+プリンやブロッカーを出して受け札にもなる・・・が盤面制限のため機能する場面は限られる。
《雪精ジャーベル》
もちろん優秀なサーチ札だが、ループ盤面では足りないコンボパーツがボトムに落ちるのを防ぐための山操作札として活用することになる。
《念仏エルフィン》
ループパーツ。シーカイのコストを1にすることで、使用マナを実質0~-1にして無限ループを成立させるためのパーツ。自然のカードなのでイメンがいなくてもマナからパゴスで出せるのが強み。
(《アクア忍者ライヤ》と〈青ドラグナー〉を使った無限ループではイメンを除去されるとマナからどちらも引っ張り出すことができずに負けることがよくあった。
もともとドラグハートを使う機会は殆どなかったため《シーカイ》《念仏エルフィン》の組み合わせのほうが今は安定するように思う)
《早撃人形マグナム》
ループパーツ。マグナムだけは手札から直接召喚しなければならない(パゴス効果でマナから出すと自身の効果で自壊してしまうため)。そのため、無限ループ開始時点では4マナは使用可能マナがあってほしい。
《剛勇者"猛攻の面"》
ループパーツ。呼ばれ方が安定しない人。
ぶっちゃけるとイメンより全然このデッキの核。デュエプレにおいてマナにアンタップインで盤面のクリーチャーを送れることがあまりにも偉い。使い方は前述した通り。
このカード、最終的に数体並べればブロッカーを並べられても素通りできるので盾焼却やS・トリガー封殺系とも相性がいいのだいぶやってる
《逆転のオーロラ》
盾落ち回避用。1〜2積みのパーツが多いため相手が殴ってこないデッキの場合パーツが盾落ちすることはよくある。
これ自身もピン投だが、1枚でも盾回収札があると安心感が違う。
《爆竜兵ドラグストライク》/《超銀河竜GILL》
今回のフィニッシャー。別にこの枠はループで出せるものなら何でもいいが、色々試した結果盾を5枚焼却するのが一番確実で比較的早い(時間制限に引っかからない)ループだったのでこの二枚を採用した。
$${cf.}$$26弾の紹介より以下のカードが公開された
逆転のオーロラとフィニッシャー2枚の役割をほぼこれ一枚で為せるようになるので注目している
ただしドロー強制につきLOだけはケアしたい
サイキック獣の優先順
ループ手順
盾焼却ループ
コンボパーツが多く感じるだろうが実際にはマナゾーンに落ちればいいだけなので無限マナブーストでほとんどのパーツは揃う
そのためあまり気にする必要はない。(というか揃ってるほうが稀)
ループパーツが揃った状態で《海底機兵シーカイ》を出し《海底機兵シーカイ》自身をバウンスする。《邪帝遺跡ボアロパゴス》が反応するのでマナから《爆竜兵ドラグストライク》を出す。
《早撃マグナム》の効果により《ドラグストライク》が破壊されpig効果が発動。手札にある《超銀河竜GILL》を踏み倒す。ここで相手の盾 を1枚焼却。《早撃マグナム》の効果でこの《超銀河竜GILL》も破壊され墓地へ。
《シーカイ》を再び出しマナから《天真妖精オチャッピィ》を出す。効果で墓地から《ドラグストライク》/《超銀河竜GILL》のどちらかをマナに戻す。《早撃マグナム》の効果で《オチャッピィ》は破壊されようとするが《剛勇者"猛攻の面"》の破壊時置換効果でマナへアンタップイン。これで2マナ起きる。
先ほどマナへ戻さなかったほう(ドラグストライクorGILL)も同様の手順でマナへ送る。(これで最初の使用可能マナから+1マナ増えている)
続いて、再び《シーカイ》を出し、《クリクリ・イガラーズ》をマナから出す。効果で"クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す"を選択し、《超銀河竜GILL》を手札に戻す。(これで初期盤面)
上の1~5を相手の盾が焼却され切るまで続け、あとは召喚酔いしていない《剛勇者"猛攻の面"》か《早撃人形マグナム》でダイレクトアタックすれば勝利だ。(動画参照)
これが盾焼却に関するループの証明だが、イメンループの利便性はこれだけにとどまらない。このデッキは様々な応用が可能だ。
無限マナブースト
《豪勇者》《ジャスミン》《シーカイ》による無限マナブースは純粋にマナが増えることで様々なアクションにつなげる意味合いもあるがループにおけるコンボパーツを山札からマナゾーンへ移動させるという意義のほうが強い(無限ループ盤面ではマナはもはや必要ないため)。
そのため、《念仏エルフィン》がいない状態でも《シーカイ》の2マナ分を《ジャスミン》が補えるため無限ブースト自体は可能(2マナ払って2マナ起こすため)だと言うことを念頭に覚えておいた方がよい。
プレイ指針
正直盤面さえ整えれば難しいループではないのでもし作る機会があれば各人試してもらえればすぐに使い方や注意点は気づくと思う。
ただ2月くらいから同型のループを触り続けていた私が注意している点について書いていこうと思う。
《邪帝遺跡ボアロパゴス》建設
まず何としても《邪帝遺跡ポアロパゴス》を立てること。
マナカーブ的に《天真妖精オチャッピィ》+《龍覇イメンブーゴ》+《次元流の剛力》+〈サイキック獣〉
もしくは、《オチャッピィ》→《飛散する斧プロメテウス》とつなぎ、《イメンブーゴ》+〈5コスのクリーチャー〉
また《我臥牙ヴェロキボアロス》を目指そうとしないこと。つまり自ら盤面を圧迫しないようにすることだ。できるだけパゴス建築ターンでは盤面をパゴス含めて5面までに抑えたい。
もし6面を超えそうなら相手の寝ているクリーチャーなどがあれば積極的に盤面の数を減らすのに使ってよい。
早期ループでのマナ切れ
特に最速の5ターン目にループもしくは無限マナブーストをしようとすると、《剛勇者》のマナ武装5が達成できていないことがよくある。単純に4マナしかない場合。《イメン》を除去され染色されていない場合など様々。
そこで《次元流の剛力》から出すサイキックを《魂の大番長「四ツ牙」》にしたり、《ジャスミン》でのブースト前に《プロメテウス》などを使って緑マナを確保してからループに入るとよい
ループパーツ揃える順番
最優先は《イメンブーゴ》>《剛勇者》≧《念仏エルフィン》,《シーカイ》≧《早撃マグナム》の順番で集めたい。(最悪《剛勇者》だけでもマナ加速は可能なため)
《念仏エルフィン》は《早撃マグナム》より先に立てたいが盤面制限などのためにそれが叶わないときもある。その場合は《早撃ちマグナム》を召喚したあとに次に紹介する小テクを用いて盤面を整理してから《念仏エルフィン》を立てる
パーツが全然足りない場合も悲観することはない、《ジャスミン》や《オチャッピィ》を使って盤面とマナの許す限りマナブーストをしてパーツを落とせばよいからだ。
サーチの工夫
トレマやジャーベル、ドン吸いで見た中でパーツではあるが見送ったものがあれば優先的に順番を覚えておく。
マナ加速もあるのでサーチ札を数回使っていればすぐに山下に送っていたカードは浮いてくるので今どこの層にどのパーツがあるかは常に把握しておきたい。
例えばあと何回マナブーストする必要があるかや使用可能マナをどれほど残しておくべきかなどの計算ができる。
ループのギミックを使った小テク
ここからは私が色々とループをためして発見したものではあるが流石に長過ぎるので、読み飛ばしていい部分です。気になった方はどうぞ
無限プリンプリン
例えばパーツが足りなかったりマナが足りなかったりしてフィニッシュループに繋げられないときは相手の盤面のクリーチャーを放って置くと逆リーサルを組まれかねない(特にこのデッキは受けが弱いので基本的にジャスキルが通ってしまう)
そんなときに相手の盤面のクリーチャーをすべてストップさせる《Rev.タイマン》や《革命龍定式シリンダ》などを使いたい盤面があるとする。それを擬似的に再現する小テクを紹介しよう。
1.上記盤面で《海底機兵シーカイ》を出し、《次元流の剛力》をマナから出す。効果で超次元ゾーンから《勝利のプリンプリン》を出す。
《早撃人形マグナム》効果で《次元流の剛力》及び《勝利のプリンプリン》はどちらも破壊されるが《剛勇者"猛攻の面"》効果で《次元流の剛力》はマナへアンタップインする。
これを任意回数繰り返すことで相手の盤面のすべてのクリーチャーを次の自分のターンまで攻撃もブロックもできなくすることができる。
盤面制限解除
デュエプレにおいて各種ループをやりにくくするルールやシステムは多数あるが、このイメンループにおける最大の天敵は盤面制限だ
本ループでは必須パーツだけで盤面5枠を食う。そのため、余計なクリーチャーを出しているとループ盤面を形成している途中で積むことが多々ある。そこでそんな盤面をリセットする方法を考えた。
上記の盤面で《早撃人形マグナム》を出し、マナから《剛勇者"猛攻の面"》をすでに盤面にあった《剛勇者》以外の自然のクリーチャーの上に置く。
すると、《早撃マグナム》の効果でいま出てきた《剛勇者》は進化元ごとマナゾーンへ破壊置換される。これで盤面は7体→6体になる。
あとは《シーカイ》を好きな回数使って、盤面に必要ない自然のクリーチャーをマナゾーンに戻し盤面を空けることができる。
ジャーベル確定サーチ
《雪精ジャーベル》はクリーチャーを回収する効果を持つが実は回収は任意効果なので"山上4枚を見る。その後、それらのカードをランダムに山札の下に送る"という効果として考える事もできる。
というのもイメンループにおいてはボアロパゴスの効果を活かしたいためコンボパーツはマナへ落とすほうが効率的だからだ。(手札→マナに送る方法は最初のマナチャージしかない)
i)ほしいカードが山の中に1枚の場合
・《シーカイ》→《ジャスミン》で残りの山札が5枚になるようにマナブーストをしていく
・《シーカイ》→《ジャーベル》で山上4枚をみて$${\.そ\.の\.中\.に\.該\.当\.の\.カ\.ー\.ド\.が\.見\.え\.な\.く\.な\.る\.ま\.で}$$これを繰り返す
・するとデッキトップに該当のカードが来るのでこれを《ジャスミン》でマナゾーンに落とす
ii)ほしいカードが2枚以上の場合
・あらかじめ山札の総数を4の倍数にしておく(ただし最低8枚以上)
・《シーカイ》→《ジャーベル》で山上4枚を見る行為を繰り返し、どの層に欲しいカードがあるかを把握する
・山上4枚にそのカードが来るまで繰り返し、《ジャスミン》で4枚ともブーストに使えばマナに該当のカードが入る
・これをすべての必要なカードが出るまで繰り返す(山札が7枚以下になった場合はi)の手順に切り替える)
さいごに
長々と書いてきましたが本音を言うなら何らかの結果を残してから載せたかった。。。
私が下手かつ25弾現在(ドギラゴン杯)のデュエプレAD環境が受け全盛期というわけではないため立ち位置がそこまで良くなかったかなと思ってます
環境が新弾(26弾)で変わる前に研究成果としてまとめとくかくらいの気持ちでしたが筆が乗ってしまいました
ADマスター帯で実際に使ってみても全く勝てないデッキというわけではない(そもそもイメン基盤が強い)のでこれからのパーツ次第で化ける可能性もあるかも知れません
またデッキの自由枠の少なさの割には拡張性は高い方だと思っており、今後も研究しがいのあるデッキだと思ってます
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!
もし良ければレッツトライイメンループ!
おまけ
本当におまけゾーン、どうせだし書くかの試行錯誤のアレコレ
正直実践度合いは低い・・・
盾焼却以外のループ
ガラムタキリュー型:
完全ループを目指すというよりはガラムタキリューを揃えてカチ込むスタイルなのでループ要素は薄めに
弱点:エタトラに弱い、多色が必然的に増えるため不意にループが途切れることも
Jイレブン型
こちらの盤面はすぐに埋まるので、《ボアロパゴス》を除いた6面+相手の盤面5体を揃えてEX-WINするコンボ
《緑神龍ガミラタール》を使って相手の手札からクリーチャーを効果を無視して出させる。
もし手札に5体も持っていなくてもNワールドを使いまわして5体揃うまで試行回数で勝負!
弱点:デッキの枠圧迫がひどく自由枠がほぼない
ランデス型
GILLではなくヴィルを使いまわすことで相手の盤面を掃除しながらマナを潰していくことができる。ただしこの場合無限ループではあるがマナは回復しないことに注意。ループのせいでこちらのほうが大抵山枚数が少ない。ので革命0トリガー呪文を2枚唱え山下に固定、以降ターンが返ってくるたびに裁門等を唱え、山枚数2枚を維持し続ける。
弱点:対人でやっていいループの限度を超えてるので没
マナ回復ループ
これは小テクの一つだが枠的に採用する隙間がない&採用する必要がなかったので紹介しなかったもの。
というのもマナを起こしていくループが必要なのはこの節で紹介したJイレブン型くらいだからだ。
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