見出し画像

ソーシャルワーカーとして何ができるだろうか

最近ずっと考えています。

死別や喪失体験をされた方の相談室を立ち上げましたが、話を聴く、自分の経験を伝えるだけでなく、もっと必要なことがあるのではないか、と。

私が感じている必要なこととは、私自身もそうであったように、特に喪失直後は日常生活がままならない、いろいろな場面でこれまでできていたことができない、ということです。

被害者支援を学んでいた時、日常生活の問題として特に困った家事で、買い物、通院、食事の準備・調理・後片付けなどといろいろな場面で問題がでているとデータで見た記憶があります。

要するに「外へ出る」ことが難しくなるということだと理解しています。

それは外へ出て誰かに会う恐怖心や、何か言われるのではないか、なんと話をしたらいいのか、など考えると億劫になることもありますし、身体的に起き上がれないこともあります。

そういった方々に、例えば買い物代行や通院同行、簡単な家事のお手伝いなど、社会資源として提供することはできないのか?と考えています。

日常生活だけでなく、仕事に行けなくなって余儀なく退職されることもあるだろうし、学生の方であれば頻繁に欠席して休学や退学をされる方もおられるかもしれない。

仕事を退職すると後々経済的に困ることになるかもしれない。

そういった生きるために必要な社会資源を必要な時に案内、提供はできないものだろうか?

いや、あるはずだと思うんです。

私がよく知らないだけかもしれないし、もしかしたら何か条件があるのかもしれない。

ないのなら作ればいい。

簡単な話ではないのは重々わかっていますが、ソーシャルワーカーの端くれとして私にもできることがあるのなら、やっていきたいし、やらないといけない。

「こういうのがあるよ」「こんなことできるんじゃない?」など何でも構いません。社会資源についてみなさんのお知恵をお貸しください。




いいなと思ったら応援しよう!