日にち薬だけではグリーフは解決しない
おはようございます、
相談室escort管理人の池田です。
これまで心理学、社会学、精神医学の分野でグリーフの
治療実践や調査結果が行われてきました。
その中で
「悲嘆の回復には残された遺族が死別の苦しみに向き合い、
考え抜くことが重要」
とされています。
言い換えると
悲嘆はただ時間だけが経過しても気持ちを癒すのではない、
ともいえます。
人は何かつらいことがあると
「日にち薬」と言って時間が解決してくれる、とこれまでの経験で
理解しています。
しかし悲嘆はそうではないといわれています。
時間だけでは回復しないということはどういうことでしょうか。
話すこと、書くこと、描くこと・・・
自分に合った表現方法で自己理解が効果的とされています。
また周囲からのサポートも重要です。
悲しみに向き合う作業は
確かにとてもつらい作業です。
ぜひご自分に合った悲しみを癒す作業をゆっくり
行ってほしいと思います。