Udemyの英語講座でビジネスアナリシスを学んでみた
私は、今、ビジネスアナリシスを学んでいます。
ビジネスアナリシスとは((93) ビジネスアナリシス(BA)事始め ~身近なBA~ - YouTube)
なぜビジネスアナリストを学ぶか(業務プロセスを考えるエンジニアは、なんと呼ばれますか?~ビジネスアナリストとの出会い~|小林遼太郎)
今回は、オンライン学習プラットフォームUdemy Businessの英語講座を活用して、ビジネスアナリシスを学んでみました。学び方の工夫などを書いてみます。
ビジネスアナリシスに関する日本語の講座そのものは存在しません。(2024年現在)要件定義、上流工程など、ビジネスアナリシスに関連の深いテーマはありますが、ビジネスアナリシスの知識体系そのものではありません。一方、英語の講座は、検索結果にたくさん並びます。さすが、北米発祥の知識体系といったところでしょうか。いくつか閲覧すると、「BA Guide」というビジネスアナリシスの教育を提供するアメリカの会社が、その多くを提供しています。
しかし、英語講座ってつらくないですか?
私は、普段から英語のリーディングに週1程度は接しますし、たまに外国人の方と英語でコミュニケーションをとります。TOEICもそこそこのスコアを取っています。だから、一般の人よりは、英語に親しむ人だとは思いますが、英語の講座のハードルはかなり高いと感じていました。1度、Udemy Businessではないのですが、英語のPodcastを聞いてみましたが、ちょっと無理かな、と思って中断していました。
そんな私は、こんな手順で、英語講座に取り組んでみました。学習テーマを決めるのが最も肝要だと思います。
ビジネスアナリシスの英語講座に取り組む手順
【学習テーマを決める】ビジネスアナリシスの関心のある学習テーマを決めます。今回のテーマは「要求リポトロジとしてのソフトウェアは何がよいか。」要は、ビジネスアナリストが集めた要求情報の保存先となるソフトウェアの事です。
【日本語で概要を知る】ビジネスアナリシスの概要は理解しておく。具体的には、IIBAが出版しているBABOK(Business Analysis Body of Knowledge)を一通り読んだり、IIBA日本支部が年に2、3回開催しているオンラインイベントBABOK説明会に参加したりしました。これには、5か月程度かかっています。
【生成AIで1次回答を得る】今回のテーマである「要求リポトロジのソフトウェアは何がよいか。」を生成AIに質問し、1次回答を得る。これは、参考としつつも、鵜呑みにはしない。
【かたっぱしから講座登録】Udemy Businessは、全ての講座が受講し放題であることを生かして、複数の講座を登録してしまう。
【絞り込み】要求(Requirment)をキーワードに動画を絞り込む。2項で、ビジネスアナリシスの概要を把握していることが、絞り込みには大事だと思います。
絞り込んだ動画をざっと見て、要求リポトロジの説明をしていそうな大事なところを見つける。正直、聞いた英語は、半分くらいしか聞き取れなかったが、3項の生成AIが、具体的なソフトウェア名を教えてくれていたので、キーワードが一致して、大事なところが分かった。
動画の大事なところ(約2分程度)を繰り返して確認する。
この結果として、要求リポトロジとして、Jiraというソフトウェアがよさそうだとわかりました。また、要求リポトロジのソフトウェアは、たくさんのものがあり、身近で使いやすいやつがいいんじゃね、みたいな話でした。これを調べる前は、年2万円程度の要求管理ソフトを個人で契約しようかと思っていたので、お金がもうかりました。
如何でしょうか。とっつきにくい英語の講座でも、切り口を変えれば、結構情報を得ることはでき、自分の知識の幅を広げることができました。皆さんの参考になれば幸いです。虫のいい話ではありますが、皆さんの工夫がありましたら、コメント欄に、コメントやご自身のNOTEへのリンクなど貼ってもらえると助かります。
それでは、失礼します。