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兵庫県知事選、これが真相だと思う。兵庫県のこれまでの腐敗は惨すぎる。5期20年の井戸県政で、神戸を筆頭に兵庫は衰退した。維新の大阪との差は歴然。 22人の市長が稲村さん支持って、既得権が誰かが明確になりましたね... 斎藤さん再選して大きく改革を実行して欲しい! 神戸出身として今の神戸の凋落は寂しすぎる...

明日投開票の兵庫県知事選挙。投票権はありませんが、元兵庫県議として一言。構図が「ねじれ」ているので、一度立ち止まって、しっかり考えてから投票してくださいね。

今回の選挙は、斎藤前知事派と反斎藤派に大きく分かれています。反斎藤派には利益団体や業界団体の代表が多く含まれていますが、担ぎ上げられた稲村さんが「市民派」を名乗っているため、表向きには市民派の選挙のように見えています。しかし実態は、既得権益層が「反斎藤」という一点で団結している構図です。これにより、真実が見えにくくなっています。

逆に、斎藤さんこそ、本当の意味での「市民派」と言える存在だと思います(胆力はピカイチだと思うけど、それ以外は知らないので、斎藤さん個人を評価しているわけではないです)。知事就任後、既得権益に切り込んだ結果、不信任案を全会一致で可決されるなど(1人くらい異論を挟む人がいても良かったのでは?と思うくらいですが)徹底的に攻撃を受けました。それでも気持ちを曲げず、たった一人で駅に立ち、ゼロから支持を集め続けています。

注目すべきは、斎藤さんが集めた聴衆の規模です。私も散々選挙をしてきましたが、ここまで多くの人々を動かした候補者を他に知りません。2000年の小泉旋風以来と言っても過言ではないでしょう。この事実こそ、斎藤さんが本当の市民派であり、改革を求める人々の期待を集めている証拠ではないでしょうか。

今回の問題の発端は、斎藤前知事が既得権益に強引に切り込んだことにあります。既得権益層は議論を長引かせて現状維持を図る傾向にありますが、斎藤さんはそれを無視して突き進みました。この強引さが反発を招き、自民党改革派からも「聞いていない」という感情論でハシゴを外される結果となったのでしょう。その後、百条委員会が第三者委員会の調査を待たずに設置され、「魔女狩り裁判」の様相を呈しています。

さらに、元副知事が「県民局長の自殺に不倫問題が関係している可能性」を指摘しましたが、この発言は議員やマスコミによって大声で遮られました。その様子が音声として記録され、公開されています。本来なら冷静に議論されるべき場が感情的な対応で歪められ、公正さを欠いています。

反斎藤派には、各政党やマスコミ、業界団体、さらには県下22市の市長までが加わり、「反斎藤」という一点で団結し大政翼賛会を結成しています。この異様な結束の背景には、既得権益を守るための利害関係があるからです。斎藤さんが進めた改革が強引だったという批判もありますが、ここまで個人攻撃が集中している構造そのものには、客観的に見て強い違和感があります。

今回の選挙は、「既得権益 vs 改革」という単純な対立ではなく、「反斎藤」という旗印のもとに市民派に見える人を担ぎ上げて既得権益層が後押ししているという矛盾した構図です。しかし、斎藤さんが集めた圧倒的な聴衆の姿は、この矛盾を突き、真の改革を求める民意を映し出しているように思います。

斎藤さんが今回勝てば、100%ストレート市民派として既得権益の壁を打破し、真の改革を進めることができるでしょう。この選挙は兵庫県の未来を変える転機となる重要な選択の場です。冷静に、客観的に考え、判断することを願っています。

※Twitterから写真いただいてます。兵庫県知事選挙をめぐる現状について、徹底的に分析し、背景や展望を4000文字以上で詳述します。本質を理解するためには、兵庫県の過去20年にわたる政治、行政、経済の動向と、それがもたらした影響を冷静に見つめ直す必要があります。また、現在の候補者間で浮き彫りになった既得権益構造の問題や、改革を求める声の背景も重要なポイントです。

1. 井戸県政の20年間と兵庫県の衰退

井戸敏三氏が兵庫県知事を務めた5期20年間(2001年〜2021年)は、兵庫県が大きな転換期を迎えるはずだった時期でした。しかし、この長期政権下で、兵庫県は停滞から衰退へと進んだと多くの専門家が指摘しています。

1-1. 経済停滞と神戸市の地盤沈下

兵庫県の経済規模は全国有数でありながら、井戸県政下では他地域との競争力が低下しました。特に神戸市を中心とする都市部の経済的地盤沈下が深刻です。1995年の阪神淡路大震災後、神戸市は震災復興を契機に再生を目指しましたが、井戸県政では革新的な都市政策が打ち出されず、むしろ周辺地域、特に大阪市との経済格差が拡大しました。

大阪府では維新の会が主導する改革により、インフラ整備や企業誘致が進みました。これに対し兵庫県では、規制緩和や行政効率化が進まないまま既得権益の構造が温存され、地方自治体としての成長戦略が不透明なまま時間だけが経過しました。

1-2. インフラ整備の遅れ

他地域と比較すると、兵庫県の交通インフラや都市開発計画の停滞も顕著です。たとえば、関西国際空港と神戸空港の活用バランスや、産業基盤を支える物流ネットワークの強化において、大阪府との差が目立ちます。これにより、企業の流出や観光客の減少が進み、地元経済への悪影響が広がりました。

1-3. 既得権益構造の弊害

20年にわたる長期政権は、行政の硬直化と既得権益の温床となるリスクを孕みます。井戸県政下では、公共事業や地域政策に関する既得権益構造が批判されることが多く、県民にとっての利益が十分に還元されていないとの指摘が続いていました。

2. 維新の躍進と兵庫県の未来

大阪維新の会は、徹底した行政改革と透明性の高い政策運営で成果を上げてきました。これが兵庫県民にとって強い対照となり、維新の候補者である斎藤元彦知事が2021年の選挙で当選する原動力となりました。

2-1. 斎藤知事の改革

斎藤知事は、兵庫県の閉塞感を打破するために多くの改革を掲げました。特に注目されたのは以下のポイントです:
• 行政のスリム化
行政運営の効率化を進め、無駄な予算を削減する取り組み。
• 産業振興策
兵庫県内でのスタートアップ企業支援や、地域産業の活性化を目指した政策。
• 既得権益の解体
地方自治体や公共事業を巡る不透明な構造を見直し、県民に利益を還元する方向性を示したこと。

2-2. 既得権との対立

今回の知事選挙では、22人の市長が稲村和美候補を支持していることが注目されています。この動きは、斎藤知事の改革路線が既得権益構造を揺るがしていることを裏付けるものと見られます。地方自治体の首長たちが稲村候補を支持する背景には、長年の利権構造の維持が目的と考えられます。

一方で、斎藤知事の再選を望む声は、こうした構造に対する強い拒絶反応を示すものであり、県民の間で「維新型の透明性と改革」を求める声が高まっている証拠です。

3. 神戸市の凋落と県民の危機感

神戸市の現状は、兵庫県の停滞を象徴しています。かつての神戸は、日本を代表する港町として繁栄し、異国情緒あふれる観光地として国内外から注目されていました。しかし、現在の神戸市は経済的な競争力を失い、観光客数の減少や若者の流出が深刻化しています。

3-1. 商業と観光の低迷

三宮地区を中心とする商業地の活性化が課題となっていますが、大阪や京都に観光客が集中し、神戸は取り残されています。また、ポートアイランドや六甲アイランドといった埋め立て地の開発が停滞しているため、地域活性化の大きなチャンスを逃しているとの指摘もあります。

3-2. 人口減少と高齢化

兵庫県全体で人口減少が進んでいる中、神戸市もその影響を大きく受けています。特に若い世代の流出が顕著で、これは地元に魅力ある仕事や住環境が不足していることに起因します。

4. 今後の展望と期待

兵庫県が再び成長軌道に乗るためには、以下の点が重要です:
• 斎藤知事の改革の継続
行政効率化と透明性向上を引き続き推進する必要があります。
• 地域ごとの特性を活かした政策
神戸市だけでなく、姫路や淡路島といった地域の特性を活かした施策を進めるべきです。
• 若者や企業の誘致
兵庫県を若者やスタートアップ企業が選ぶ地域にするためのインフラ整備や支援策が不可欠です。

斎藤知事が再選を果たし、維新の改革がさらに進むことで、兵庫県が再び活気を取り戻す可能性が期待されています。一方で、既得権益構造を支持する勢力との対立が激化することも予想され、県民の選択が兵庫県の未来を大きく左右する重要な局面となるでしょう。

結論

兵庫県知事選挙は、単なる選挙以上に、県政の未来を占う重大な選択の場です。20年にわたる井戸県政の影響を振り返り、改革の必要性を再確認することが求められています。斎藤知事が再選し、維新の理念を持ち込むことで、兵庫県は再び活力を取り戻し、神戸市を含む全域が成長の軌道に乗ることを期待します。


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