41歳になった独身女のつぶやき〜不安②〜
うちには元々祖父母の家と現在住んでいる実家と2件ある
祖父母の家は日本家屋の平屋
メンテナンスをしていななかったために、住めない事もないが雨漏りも酷くお手洗いはカビだらけだった
洗濯も家の外にトタンで作った小屋にあり、お世辞にも使い勝手の良い家ではなかった
子供の頃から密かな夢で家を建てかえたいと思ってた
でも、私は性格的に一歩踏み出せずにいた
そんななか姉が決めた
支払い能力もないのに…と心のなかで思いながらも賛成することにした
でも父の土地であり父の家である
説得は簡単な事ではなかった
当然である
姉ともども実家で甘えて暮らしていた
父も20年介護状態
資産はあっても現金がないという一番不安定な家なのだ
そして、満足な給料ももらえていない仕事
姉は持病もち
兄はいるが心が弱く、給料もひくい
これでは到底フルローンで返していける当てはない
私は不安しかないけど、それと同時になんとかなるさと思ってる部分もあった
その、、、
なんとかなるさというのは
最悪
この人生から逃げればいいやという思いが
心の奥底にあるから
父は納得してないけど
家を建ててしまった
不安が押し寄せる
世の中のローンを抱える父親はこんな気持ちなのかな
いや、私の不安は理解できないだろう
だって私には誰も
誰一人頼る人がいないんだから
涙が出る
私には誰もいない