キタダヒロヒコ詩歌集 115 雪のワゴン
仕事帰りに近くのコメダにきましたら
雪を被つた黒いワゴン車がをりまして
わたしはその耀きたる車体の隣に
わたしの車を停めたくなりて
そおつと丁重に停めたのでした
コーヒー一杯を飲み干す頃
窓のあちらをフト見れば
雪のワゴンはかへらうとして
とつぜん窓を照らしつけ
ああそのとき 降る雪が
はやきかげをば見せました
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