自分が相手を信頼していても、相手は…
一日空いてしまいました。
現在、会社員として勤務している私。
けっこう長く勤務しています。
社員の入社・退職、たくさんありました。(ここ最近はありませんが)
私の部署でも、辞めていく人はいました。
ステップアップしたいから退職する人…
自分の夢をかなえたいから転職する人…
ただ単に、会社が嫌で退職する人…
家庭の都合で、やむを得ず退職する人…
いろんな理由があって、人は退職します。
退職が悪いわけではない… そう私は思います。
ただ、その辞め方!
私が人間不信になるような辞め方をした人がいます。
お涙頂戴まではいきませんが、家族のことをだしにして、引き止められない状況を作り、退職していきました。
それから何か月か経った後、ひょんなことから、その人が嘘の理由で退職していたことが判明…
私は憤慨しました。
なぜ?
あんなに親身になって、相談にものったのに…
なぜ?
会社には本当の理由を言えなくても、私には本当の理由を言ってくれてもよかったんじゃない?
噓がばれたのだから、ひと言謝罪があってもいいんじゃない?(SNSは繋がっていたので)
と、その人のことをとても許すことができず、ずっと腹を立てていました。
なぜ、私がそこまで憤慨し、人間不信に陥ったかというと、
「私はその人のことを信頼していた。その人も私のことを信頼できると言ってくれていた」
からです。
でも、時が経ち、最近は思うようになったんです。
「私はその人のことを信頼していたけど、その人、本当は私のことを信頼していなかったのではないか?」
「私に本当の理由を言いたいけど、私が言い出しにくい雰囲気を作っていたのではないか?」
つくづく思いました…
「自分が相手を信頼していれば、相手も自分を信頼してくれている…とは限らない」
ありがたいですね。その人のおかげで、一つ勉強になりました。
私は今、その人へ何も言いたいことはありません。新しい環境で、気の合う仲間と楽しく仕事ができていればいいのではないでしょうか。
でも、きっと、その人の胸の中には「罪悪感」がずーっとあるのではないかなぁと、ちょっと気の毒になってきます。
人との関りは本当に難しいですね…
でも、人と関わることで、自分もまた成長できる…
そう考えると、人と関わるこの仕事、辞められませんね(笑)
たぶん、会社を辞めることになっても、この仕事自体は続けると思います…