居場所特定、チラシ配りとチラシ貼りについて
ボランティアさんのアドバイスもあり、チラシ配りは、
○脱走した場所
○目撃情報のあった所
○犬の散歩をしている人
○ウォーキングやジョギングをしている人
○近所の住民(脱走した所が家から近いから)
○特に犬を飼っているお宅
○運送業者
○新聞配達の人
などに。
他にもタクシードライバーさんとかが考えられる。
チラシ貼りは、
○動物病院
○ペットショップ
○スーパー
○ホームセンター
○ガソリンスタンド
○コンビニ
○運送業者
○郵便局(小さい所は貼ってくれる率高い)
○公民館
○薬局
○病院
○ペット美容室
○学校
○ドラッグストア
○フィットネスジム
○お弁当屋
○美容院
○喫茶店や食事処(特に地元の方が行く所。皆で話題にしてくれていた)
などなど。
協力者さん達も色々考えてあちこちにお願いしてくれた。
中にはだめだった所もあったが、殆どが快諾してくれた。
会社(公的、民間共)などは、外に貼ることはできなくても社内の掲示板に貼るなど周知してくれる所もあった。
本当に皆さん親身になってくれた。
※新聞折込チラシや地域のラジオやテレビで放送してもらうなどの方法もある。
2019年8月30日(金)
レイは明るい時でもフラフラしていることが多く結構目撃情報が入ってきたので、目撃情報のほとんど無い方にはあまり参考にならないかもしれない。
目撃情報は、私達も出会った場所で最初の目撃情報があった場所Aと、例のおばあちゃん家の辺りBの2箇所。
ただ、拠点としている場所はまだわかっていなかった。
レイの居場所がわかったのは、脱走してから一週間後のこの日の事だった。
家の前を犬の散歩をしている人が通った時、追いかけてチラシを渡したのだが、なんとその方はその後にわざわざ目撃現場を見に行ってくれたのだ。
そこでレイがある敷地内に入って行ったのを目撃し、電話をくれた。
その場所は、最初の目撃現場Aの方だった。
道を隔てて、両サイドに広い敷地の養鶏場があり、最初はどちらも同じ会社の敷地だと思っていた。
レイが入って行った場所の反対側に事務所があり、そこには声を掛けていて、敷地内を注意して見て「いなかったよ」と教えてくれていた。その、道を挟んで前の敷地だった。
どちらも養鶏場で、レイが入って行った所は今は養鶏場としては稼働していない、反対側は現在稼働中、どちらの敷地も同じオーナーで片側は別の会社に貸している、といった複雑な事情のある場所。
そしてそこは聞き取りで何人かから、「あそこが怪しい」とか、「昔は野犬が何頭かいた」とか、「そこの家は野犬に餌やりしていた」などと聞いていた所だった。
※今現在は野犬はいない。
目撃情報を聞いて、すぐに駆け付けた。
大きな鉄格子の門扉は開いていて、門扉の所にポストがあり、その中にはレイの迷子のチラシが入ったままの状態だった。
インターホンは見当たらない。
少し入った左側に、大きな倉庫が2つあり、その奥に平屋の家が建っていた。
向かって右側には広大な畑と、その手前には更に右奥に続く車一台分の幅の道がある。
向かって左側、倉庫や家の左奥は木が生茂っていて、レイが脱走して入って行った小高い山と繋がっている。
誰かいないかと敷地内に入った時、オーナーが帰って来た。
脱走犬がこの敷地内に入って行った所を目撃したことを伝えると、好きに捜していいということだった。
広い敷地をぐるっと捜して回り、その日は門扉の所に了解を得て置き餌をして帰った。
次の日、そこの置き餌と犬用ガムは無くなっていて、他の場所の置き餌はそのままだった。
とりあえず今の居場所で間違いなさそうだったので、この日から置き餌をここだけに絞り、オーナーに断りを入れて門扉の所から敷地内の捕獲機を置けそうで安全な場所へと移動させることにした。
ここから、(私の中では)長い戦いとなったのである。
ちなみに置き餌についてだが、置き餌には肉など美味しいものを入れるといいそうだ。
場所を移動させないようにする「餌付け」のための置き餌には、唐揚げではなく焼いたり茹でた肉にした。
そして、ボランティアさんに、「餌をくれるお姉さん」になって距離を縮めてね、と言われた。
(あ、いやオバさんだけど…💦、気ぃ遣ってもらっちゃったな😅)
とにかく、1ヶ月半過ごしたことを忘れているのかいないのか、少しは慣れてくれたかと思っていたのにちょっぴり悲しいけど、関係はリセットされてしまっている😭。
あのお姉さん達(あ、自分で言ってる😂)いつもご飯くれて優しいなって思わせ、もしかしたら保護できる程に距離を縮める。
並行して捕獲機等での捕獲を試みる、という段階に入った。