【遊戯王MD】シーズン9、ミュートリアデッキ備忘録【ダイヤ1】
どうも、もっちーです。
今更ですがデュエリストカップお疲れ様でした。
自分は微妙に参加できる時間が無く、目標にしていた5000thは突破出来ましたが2000thにわずかに届かず。2万ptの壁に表面張力で阻まれました。
で、そんな本戦で使ったミュートリアデッキの話を書こうとしているうちに武装神姫のイベントやらイカが発売したやらで日が経ち、気がつけば環境まで変わってしまい書くタイミングを完全に逃して今に至ります。
そんなこんなで今月はまったりとプレーしながらダイヤ1に無事到達、今月使ったレシピと環境のお話になります。
■シーズン9環境
最強の勇者を決めるデュエリストカップもといシーズン8環境から新弾の追加と制限改定が入りしっかり環境が変わりました。
●制限改定の話
・さらばVFD
おそらく最も大きな変更点としてはVFDの禁止指定、これにより最強の一角電脳勇者が消えました。マジで消えました、シーズン9では1度も対戦しませんでした。
・プランキッズ ミュー の制限化
こちらも意外と大きめの制限指定、プランキッズの連続リンクの始点となるミューが制限に指定されました。相手側からすると結局1ターン目の展開には問題ないので面倒なデッキには変わりないのですが、使う側からすると2回目以降の展開が厳しくなり一度盤面を返されると何も出来ずに負ける。らしいです。
実際に数は明らかに減りました。
・そのほか
3軸幻影勇者と天威勇者が続投、ふわんだりぃずも相変わらず残り微妙に採用していた永続罠が規制されたもののエルドリッチも続投。
前環境に比べると単純にプランと電脳が減っただけ、と言った環境だったと思います。
新パックの追加までは……
●新カード追加
新パックの追加で新たに烙印デスピアがアーキタイプの一つとして環境入りしました。
ミラジェイド、キマイラ、マスカレイドなどの強力な融合モンスターを多数出し続けるこのデッキは始動がどれも魔法カード故に止めにくく厄介です。
ミュートリア側から見ると思っていたよりビーストが役に立ってくれる組み合わせ。止める対象を融合系カードのみに絞る事で動きが止まってくれる事もあり、マクロコスモスなどの搭載している永続罠が全体的に効きが中途半端な相手ではありますが思っていたよりも善戦できる組み合わせでした。
一方で、この烙印デスピアデッキのメタとして次元障壁や融合禁止エリアといったカードをエルドリッチが採用している事も増え、間接的にミュートリアにもメタが効いてしまう環境になりました。
■今シーズンのデッキ
以上の環境の変化を受けて今季使ったレシピはこちらでした。
紹介しそびれたランキング戦仕様のデッキをベースに少し手を入れた形です。
▼モンスター
・ミュM-05 ×3
・ミュST-46 ×3
・うらら ×3
・アトラクター ×2
・ミュ ビースト ×2
・ミュ ミスト
・ミュ アームズ
・天獄の王 ×2
▼魔法
・金謙
・ミュ フュージョン
・ミュ 研究所
・緊急テレポ ×2
・抹殺指名者
▼罠
・脱出装置 ×2
・泡影 ×3
・ドラグマパニッシュ ×3
・マクロコスモス ×3
・サモンリミッタ ×3
・ミュ 産声 ×2
・ミュ 超個体 ×2
▼EX
・ヌトス ×2
・ミュ シンセス ×2
・ミュ 究極体 ×2
・No.23 ランスロット
・No.38 タイタニックギャラクシー
・No.77 セブンシンズ
・No.84 ペインゲイナー
・No.97 ドラッグラビオン
・No.100 ヌメロンドラゴン
・ディンギルス
・アーゼウス
・嫁
●消えた金謙
制限改定により金謙が制限になりました。
初動の少ないミュートリアにとってこれは痛い改定で、この初動の数を誤魔化すために今回は天獄の王を2枚入れてます。
詳しくは後述することになりますが今シーズンはドラグマパニッシュメントがかなり良いカードに感じているのでコチラをサーチ出来るエクレシアを入れて環境を意識したドラグマミュートリアとして調整しても良かったかなと思ってたりもします。
いずれにせよ減った金謙の枠をどうするかは今後もミュートリアの課題になりそうです。
●抹殺だけの使命者
墓穴を抜きました。
最大の理由はマクロコスモスに加えてアトラクターも搭載している関係でそもそも相手のカードが墓地に落ちない可能性が高いためです。
天威、3軸勇者共に先行取られた際にアトラクターを撃てさえすれば大きく展開を弱められます。
除外盤面は可能な限り作っておきたいため、こちらに合わせて機能しにくい墓穴を抜き、抹殺の使命者だけ採用。下級ミュートリアに対しての妨害を止めるのが目的なのでピン刺しの不安はありますが採用しました。
●妨害永続罠
今回の仮想敵は
・3軸勇者
・天威勇者
・黄金勇者
・ふわん
・烙印デスピア
となっており、これらを満遍なく見れるように採用しつつ勇者パーツ対策で枠を使えるよう必要最低限な枚数に抑える事を目指しました。
結果として採用したのがマクロコスモス3枚とサモンリミッター3枚の計6枚
・マクロコスモス
ふわん以外のデッキに対して有効、特にエルドに対しては醒めない悪夢を入れてない場合はほぼ勝ち。デスピアと天威に対しては効くもののこの一枚で止まるほどではないため注意。
・サモンリミッター
こちらはエルドと烙印以外に刺さります、烙印もアルベル召喚からスタートした場合はちょっとだけ仕事したり。
ふわんとエルドがそれぞれ片方だけ、他のデッキには両方有効で烙印にはどちらも無いよりはマシくらいの効き具合ですね。
●脱出装置とパニッシュメント
永続罠でカバーし切れない分、烙印デスピア想定で強制脱出装置は入れてます、融合禁止エリア入れたいんですけどこちらにも影響出るので…
次元障壁でも良い枠ですがエルドやふわん戦で腐るので汎用性を優先して脱出装置としてます。
パニッシュメントはデュエリストカップで活躍したカード、勇者にドラコバックが付いてから割れるカードです。先行でパニッシュメントをセット出来るだけでかなり勝率上げてくれますね。
ミュートリアでは究極体を使う事で3000ラインのモンスターも見てから割りつつ後の融合素材に出来る点も強みです。
マクロコスモスと相性が悪いカードではありますが、それを差し引いても輝きを見せてくれるので採用しています。
ただし、次のターンにフュージョンが打てなくなるためプレイ時は注意が必要。何度かやらかしたので次シーズンはフュージョンを抜くかもです。
■次シーズンに向けて
ざっくりシーズン9の話はこんな感じでした。
次シーズンはハリファイバーの禁止で全体的にミッドレンジ系同士の対戦が増えそうな気配ですね。
ミッドレンジ系同士の対戦はかなりデッキ相性が出る事と烙印対策で融合禁止エリアの採用が増えそうなためちょっと雲行きが怪しく感じてます。
特に群雄割拠などが準制限になった影響で出来た枠に融合禁止エリアをそのまま突っ込んでくるエルドリッチには今まで以上に苦戦を強いられそう…
むしろこちらも融合禁止エリアを入れつつ強金でドローも狙うEXデッキへの依存度低めな構築が出来ないか模索してはいるものの中々上手くいかないです。
ハリファイバーが禁止になってもまだまだ強いデッキは沢山あります、最強デッキミュートリアがどこまでやれるか楽しみですね。
おしまい
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