【マスターデュエル】今日から始める!ミュートリアデッキのご紹介
どうも、もっちーです。
みんな大好き遊戯王マスターデュエル(以下、MD)もシーズン8が始まりました。
最強勇者決定戦が行われているランクマもアツいですが、今回は…
「追加されたフリーマッチ、折角だし新しいデッキでやりたい!ミュートリア?とか気になるけどどんなデッキなんだ?どうやって使うんだ?」
というこれからミュートリアデッキを握ってみたい!という人向けの記事となってます。
■ミュートリアってどんなデッキ?
まずはざっくりとミュートリアデッキの概要について解説してみます。
●何するデッキなの?
ミュートリアデッキは「ミッドレンジ系コントロール・メタビート」に属します。
相手の妨害をしながら数ターンかけて有利な盤面を作り、動く手段が無くなった相手を大型モンスターで押し潰す…
有名なデッキとしては召喚シャドールなんかが近い戦い方のデッキですね。
ミュートリアならではの強みとしては除外ゾーンを使ったギミックが多く
・相手のカードを除外し再利用させない
・自身の除外されたカードを使ってアドを生む
事を得意とします。
●どれくらい強いの?
デッキパワーとしては大体tire2〜3くらいの位置かと思います。
と言っても想像つきにくいのですが、要するに勇者入り環境トップデッキには1歩及ばないがある程度ちゃんと勝てるデッキ と思ってもらえればOK
相剣デッキが流行る前は環境とのかみ合いも良くランクマでもかなり安定して勝てるデッキだった時期もあります。
フリーマッチで遊ぶ分には十分勝てて楽しめるデッキパワーかと思います。
●ホントに強いの?
「強いならランクマでもっと見かけるはずでは?見たことないが??」
この理由は至ってシンプルでミュートリアデッキはプレー難易度が比較的高めなデッキです。
ハリラドン展開の様なほぼ必殺コンボやヌメロンの様な太い勝ち筋を通すのではなく、相手のカードを的確に妨害しつつ自分のリソースもしっかり管理する必要があります。
コストや効果処理順などの知識も重要なため、勝ちを重視するランクマ戦ならばもっと簡単に扱えて勝ちやすいデッキを使う方が良いのは明らか。
しかし、この手のやり込み系デッキは使い込むにつれて段々勝てる様になります。使いこなせた時のパワーはかなりのもの、負けても失うものがないフリーマッチだからこそ是非とも使ってみて欲しいですね。
■ミュートリアデッキサンプルレシピ
前置きが長くなりましたがここでようやくサンプルレシピの紹介です。
▼モンスター
・被研体ミュートリア M-05 ×3
・被研体ミュートリア ST-46 ×3
・うらら ×3
・ネメシスコリドー ×2
・ミュートリアルビースト ×2
・ミュートリアルミスト
・ミュートリアルアームズ
・天獄の王 ×2
▼魔法
・金謙壺 ×3
・フュージョンミュートリアス
・ミュートリア進化研究所
・緊急テレポート ×2
・墓穴の指名者 ×2
・抹殺の指名者 ×2
▼罠
・無限抱擁
・産声 ×2
・マクロコスモス ×3
・センサー万別 ×3
・ミュートリア超個体系 ×2
・ミュートリア連鎖応動
ミュートリアカードの中でも扱いやすいカードを中心に入れつつ
・相性の良いネメシスコリドー+超雷龍
・事故防止の天獄の王
・妨害用の永続罠
を搭載した比較的シンプルな構築です。
汎用カードの枚数はお好みで調整してください、とはいえこの構築そのままでもちゃんと戦える様になってます。
■ミュートリアデッキの回し方
前述したようにデッキとしてはちょっと使うのが難しめなミュートリア、何も知らずに使うと一瞬で手札が無くなりゲロ弱デッキの様に感じてしまうので簡単な回し方の紹介です。
▼メインの戦い方
ミュートリアデッキが戦う時に使うモンスターは主にこの3枚です。
これらのモンスターを絶え間無く出し続け戦闘と誘発効果による妨害、狙えれば回収効果も使ってコツコツとアドを稼ぎます。
重要なのは出すところまで、産声で素材にしてしまうので盤面に維持する事はあまり気にしなくても大丈夫です。
一雫を回避出来たりするので誘発効果のコストには手札を使うより自身をコストにしてしまった方が良い場面も多いですね。
●ミュートリアル ビースト
攻守2400という絶妙に頼りないステータスですがモンスターを素材に出せる事、誘発効果はしっかりと魔法を無効にしてくれる事から最も出す機会が多い上級ミュートリアです。
先行ではビースト+マクロコスモス等の妨害永続罠を構える事で羽箒などから罠カードを守り妨害盤面を作るのはミュートリアデッキの勝ちパターンの一つです。
●ミュートリアル アームズ
2ターン目以降に着地する事が多いのはこちらのアームズ君、超個体系を素材に出す事が多いです。高打点と誘発によるモンスター除外、罠対象耐性と盤面を崩すのはそこそこ得意なモンスター、中盤以降はこのアームズを定期的に出して攻勢に転じていきます。
●シンセス・ミュートリアス
ミュートリアデッキのエースモンスター、ステータスこそパッとしませんが着地時の対象破壊は産声から出す事でフリーチェーン除去の様に働きます(厳密には別チェーンを組むので少しタイミングが変わりますが)。除去効果に加えて誘発効果はターン中1種類のカードタイプに対する完全耐性、除去効果を妨害されそうになっても押し通せたりします。ニビルやアーゼウスもすり抜けたりマジックシリンダーやミラフォなどをそのまま突き破って攻撃したりとかなり芸が多い効果です。
そして耐性のおかげで破壊時は戦闘破壊される事が多く、3つ目の回収効果も大体使えるアドバンテージ量産マシーンですね。
▼下級ミュートリアを絶やさない
メインのモンスターにアクセスする方法の話です。上級ミュートリアはどれも下級ミュートリアの変身効果で場に出すことがほとんどです。
下級が途切れる=上級が途切れる 事となり前述した「上級ミュートリアを出し続ける」事が出来なくなってしまいます。
常に下級ミュートリアを場に出す方法を用意しながら戦うのが理想となります。
●絶やしたくないカードについて
まず先行1ターン目で初動として使えるカード、これはサンプルの構築だと全8枚だけです。
基本的にはこれらのカードを常に握るorなんらかのアクセスする手段を持ったままゲームを進めたいです。
・被験体 ミュートリアM-05 ×3
・被験体 ミュートリアST-46 ×3
・緊急テレポート ×2
この少なさはミュートリアデッキの弱点の一つであり、これを補うために金謙壺や後述する2ターン目以降の擬似初動カードで補う必要があります。
また、下級ミュートリアのサーチ効果は基本的には相互サーチを狙った方が良いと思います。
(もちろん盤面や相手のデッキにもよりますが)
M-05からはST-46を直接サーチ
ST-46からは超個体系を経由してM-05にアクセス出来ます。
手札に次のターンに使う下級ミュートリアへのアクセス手段がない場合は基本的に相互サーチを狙いましょう。
●2ターン目以降の擬似初動カード
初ターンでは使えませんが2ターン目以降に初動にアクセス出来るカードです。
・ミュートリア超個体系
・ミュートリア進化研究所
・天獄の王
研究所は除外されている下級ミュートリアを特殊召喚できます、このカードをうまく使うため除外ゾーンには可能な限りM-05の方を置いておける様にプレーするのも大事です。
超個体系はデッキからの特殊召喚、場に残るのでこのカードを素材にアームズを出す事は多く、天獄の王は超個体系をセットして次ターンに繋げる事が出来ます。
これらのカードを握り続けてとにかく毎ターン下級のサーチ効果と変身効果を使い、カードを絶やさない様に戦うのが基本的な回し方になります。
▼産声で攻勢に出る
ここまでで紹介した
・上級ミュートリアで攻撃と妨害をし続ける
・下級をとにかく絶やさない
この二つを徹底する事で相手の有効札は削れていきます。しかし、ミュートリア側も変身や妨害コストでカードを除外する必要があり「お互い決定打に欠ける状況」にもつれ込みます。
ここからがミュートリアデッキの真の強みが出てくる時間です。ST-46の魔法罠サーチは次の下級ミュートリアにアクセスする方法が既に手札にある場合は
・このターンに動きたいならばフュージョン
・既に有利な盤面ならばダメ押しの連鎖応動
・使えば雑に強い産声
の3パターンとなります、特に産声はテーマデッキカードだからこそギリギリ許されている様な超性能罠融合、しっかり使いこなしましょう。
これまでコストとして除外したり、除去されたミュートリアモンスターを素材に融合が出来ます。
もつれた場面でのシンセスは
・登場時の除去効果
・誘発効果の耐性付与による1手無効
・破壊時の回収効果
全てを有効に使える事が多く産声1枚から3枚以上のアドバンテージを生み出す事が可能です。
また、下級ミュートリアを絶やさない様にリソースを管理していればデッキに戻した上級ミュートリアを次のターンに再び登場させて試合を一気に攻勢に傾ける事が出来ます。
■まとめ
長くなりましたがポイントとしては
●下級ミュートリアを絶やさない
●上級で試合をグダグダにする
●産声で攻勢に転じる
の3つを押さえていれば、しっかり動いてくれるデッキです。気になっている方はぜひとも謎のやり込みデッキミュートリアを試してみてください。
■おまけ
せっかくなので純ミュートリアではないパターンのレシピもおまけとして掲載してみます。
まずは有名なサンダードラゴンを混ぜた構築、ミュートリアデッキで検索するとサンダードラゴンとの組み合わせはよく出てくるのですが結局は下級ミュートリアを引けないと動けないので事故りやすい構築ではあります。
代わりに動いた時の回転力は凄まじく、アナコンダで共有出来ることからデスフェニパーツもセットで入れてます。
「多少事故ってもいいから気持ち良くデッキを回したい!」という人におすすめな構築です。
こちらは触手と聖女の同人誌的な趣味構築…ではなく真面目にシナジーのあるドラグマ混合構築です。ドラグマ魔法罠の効果で究極体を墓地に送ると産声の素材として使えます。
ドラグマシャドール同様に罠融合で相手ターンに融合できるからこそ機能する構築です。
見慣れないSRの罠カードはリターナブル壺(ジャー)、墓地の産声を除外してパニッシュメントを回収出来ます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?