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ついに登場!ゴーティス(Ghoti)デッキをざっくり解説する話

どうも、もっちーです。
普段はミュートリアの話ばかりですがついにGhoti改め「ゴーティス」がマスターデュエルで先行来日することになりました。

イラストの美しさから海外版で手に入れ友人との対戦で回していた身としては嬉しい限り。
海外先行故に大会などには参加出来ておらずまだまだ研究出来る部分は多いのですが「気になるから使ってみたいぜ!!」と言う人のために簡単に解説してみます。

一応以前に少しだけ話を書いたりしてもいます、お暇な時に一緒にどうぞ?
読まなくても今回の記事だけでなんとなく分かる様には書いていくつもりです。


■ゴーティスってどんなデッキ?
 

ざっくり特徴としては
・除外ギミックを使う水属性魚族カテゴリー
・チューナー達が自己帰還能力を持つ
・相手ターンにシンクロする事で動く

テーマとなってます。

●強い部分
・チューナー達のリソース確保力
チューナー達は除外されると自力で帰ってきます。また、相手ターン中に特殊召喚成功するとメインフェイズ中のみフリーチェーンでシンクロが可能です。(魚のシンクロだけですが)
被チューナーさえ用意してあげれば毎ターンシンクロ召喚が行えます。

・除去能力の高さ
8シンクロのAskaanによる単体除外と白闘気白鯨による全体破壊、永続罠であるFuryによる毎ターンの擬似除外除去に加え、Deep Beyondの全体除外といった具合に破壊耐性だろうが対象耐性だろうがお構いなしに除去出来ます。

ゴーティスは2ターン目以降はかなり多彩な動きが可能なデッキ、8や10の大きなシンクロモンスターが次々と並ぶミッドレンジ系のデッキとなります。

●弱い部分
・1ターン目のやる事の少なさ
自ターンに動くのはあまり得意ではありません。
2ターン目以降であれば帰還したチューナー達で高レベルシンクロを狙えるのですが下準備無しの最初の1ターン目は相手ターンに向けての準備のみで終わります。

先行盤面制圧などはほぼ出来ず、相手のターン中に的確にシンクロ召喚を通していく必要があり、先後攻どちらの場合でも必ず真面目に相手と駆け引きをする瞬間が発生します。

・初動の細さと誘発耐性
汎用誘発がとにかく刺さります。
→鰤姫やデッドリーフはうららで止まる。
→増Gは温存され相手ターンにチューナー帰還効果に撃たれると悲惨。
→墓地のチューナーを墓穴されるとEanocで救出しないといけなくなる。

令和のカテゴリなのにテーマ内カードには1枚初動無し、一応1枚初動となるデッドリーフやスーパイも通ってようやく相手ターンに8シンクロが出せるだけなので他のカテゴリに比べるとかなりショボいです。

■カードの紹介

まずはカード群の紹介から、イラストがみんな良いんですよね。

必須チューナーズ
後発追加組
上級の2体


■サンプルレシピ

現在自分が使っているレシピはこちら
最初は英語統一だったんですが色々試すうちにチグハグに……そのうちちゃんと揃えたいところ

現在は後攻時の弱さが目立っていたので初動をある程度残しつつ誘発枠を増やしてみる形で試している最中です。ザックリと各採用理由としては

・チューナー達
一度落ちれば何度でも使いまわせるので全てピン挿しで使ってます。Paces(メンダコ)は枚数増やしても良いですが他2枚は1枚以上はあまりいらない気がしてきます。

・Eanoc(マンタ)
自分のターンに何かするためのモンスター、フィールド魔法もこいつを引きに行きたいのでフル投入してるくらいなので今は3枚投入してます。

・抹殺の指名者
妨害兼2枚目の黄金櫃となります。
かなり便利な1枚なので他のデッキの時よりも採用優先度は高いです。

・デッドリーフ
頼みの綱の1枚初動です、中盤戦以降でも墓地の魚を増やす仕事をしてくれます。
基本は3枚必須かなと思います。

・鰤っ子姫
一見デッドリーフの水増しですが、手札の内容によって様々な2枚初動の組み合わせになるのでとりあえず3積みでいい気がします。
うららされたら未来が無いのはデッドリーフも同じなので諦めましょう

・泡影と拮抗勝負
最果てのゴーティス君が全て吹き飛ばすのでその後にまだ相手が動いた場合に使えるカード。
フィールド魔法が残っていると打てない問題も発生するのでこの辺の兼ね合いはまだ研究中です。

EXはこちら、アクセルスターダストはほぼ必須枠、8シンクロが手厚すぎるのでコーラルアネモネなどのリンク2と入れ替えてみるのも良さそうです

●使える他のカテゴリのカード

今までで試してみて相性の良かったカードもいくつか紹介します。お好みで試してみてください。

・フィッシュボーグランチャー
EXの枠が悩ましくなりますがEanoc(マンタ)と超相性が良いです。
→奇数シンクロが可能になる
→自己蘇生能力がある、使うと除外される
→Eanocの効果で再び使える
→Eanocとランチャーでシンクロし、白闘気一角を作ると展開を広げやすい

・シーラカンス
魚といえばシーラカンスですね。
3ターン目でしっかり勝ちに行くためのカードとして使う事になります。
Arionposの効果で墓地で寝ているAskaanを除外してサーチ、帰還したPacesの効果で特殊召喚という流れをチャンスがあればしれっと出来るデッキなのでリーサルの手段の一つとして1枚デッキに入れてくのも良いですね。

・死神官スーパイとスーパイ
初動の水増し要員です、自分ターンにArionpos(6シンクロ)を出せるので相手ターン8シンクロを召喚権使わずに準備できます。
ハンドコストも結局墓地から除外してから本領発揮するモンスターばかりなので気になりにくいですね。

・サイレントアングラー
スーパイと同じく6シンクロに繋げる手段、チューナーを多めに入れている構築の場合入れると良いですが現在の構築ではチューナーを最低限まで減らしてるので抜けてます。


■回し方

ゴーティスは長い展開コンボではなく、手札の内容によって様々な2枚の組み合わせからなるコンボを使い分けて相手ターンに動く準備をするデッキです。
とりあえずよく使うパターンを2つ、画像で紹介してみます。一晩で作ったのでちょっと見にくいのは申し訳ないです…

最も多用する基本のパターン。
デッドリーフ1枚から相手ターンに8魚に繋がります。
こちらは2枚初動パターン
書き忘れましたが鰤+ixeepの2枚でもいけます。
その場合鰤からはshifを出すと10まで行けますね。

基本は上記2つの展開になります。
とりあえず、まずはAskaanの着地を目指して最低限1妨害+次ターン用にチューナーを除外します。
これに加えて、手札の状況によってもう一体チューナーを用意出来ればさらに☆10シンクロまで狙えるという感じです。


その他覚えておきたい展開ルートとしては

・鰤っ子姫+ixeep(4の魚)の2枚初動
①鰤っ子姫通常召喚、効果で自身を除外してShif(クリオネ)を特殊召喚

②魚が除外されたのでixeepを特殊召喚

③ixeepとshifでArionpos(6シンクロ)をシンクロ召喚、効果でPacesを除外

④墓地のshifを除外してArionposの攻撃力をアップ、これで次の相手ターンに☆10までシンクロの準備ができる。


・Paces(メンダコ)+Eanoc(マンタ)の2枚初動
①paces通常召喚、効果を起動し自身を除外しながらeanocを特殊召喚

②eanoc特殊召喚時の効果でpacesを帰還

③eanoc効果起動、pacesを除外してGhoti Cainをサーチ、セットしてターン終了

相手ターン

①pacesがスタンバイフェイズに帰還、シンクロ可能になる

②程よいタイミングでpacesとeanocで8シンクロ、Askaan(トビウオ)になる

③askaan効果で自身と相手カードを対象、チェーンしてCainを発動しaskaanを除外しつつshif(クリオネ)を特殊召喚

④askaan除外時効果発動、墓地のpacesを除外して帰還、場のshifと合わせて☆10シンクロの準備がととのう。


■おわりに

ざっくりと急足でしたが今回の記事は以上です、楽しいゴーティスデッキで全てを除外しましょう

1つ注意点として途中サラッと触れましたがゴーティスは除外テーマではあるものの被チューナーを用意する手段は全て墓地をリソースとします。
「とりあえず裂け目コスモス」でデッキを組むとチューナーだけが帰ってくる謎のデッキになってしまうので注意しましょう。(体験談)

お し ま い

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