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【遊戯王MD】シーズン7、ミュートリアデッキ備忘録【ダイヤ1】

どうも、もっちーです。

ミュートリアに相性の良い永続罠の記事を書こうとしてる間にアラド戦記の格ゲーが出たりあれやこれやしてるうちにシーズン7が始まってしまいました。

https://twitter.com/mtuki_/status/1548339053711372288?s=21

ルイキューピットがトップレアとまで言われる塩味パック「ブレイブリーウイングス」のシーズン6と違い、クソ鳥こと「ふわんだりぃず」や出張傭兵部隊「勇者」の追加でシーズン5の相剣追加時以上に大きく環境が変わりミュートリア的にはちょっと辛い環境な気もしましたがなんやかんやダイヤ1に到達、今回は今シーズンで使ったキーカード群についての解説となります。

■シーズン7環境について

前述した様に「ふわんだりぃず&勇者環境」……ではなく「出張勇者環境」という方が正確な気がしました。
自分は以前記事で触れましたが身内対戦エンジョイ勢かつドライトロンが発売された辺りで仕事が忙しくなり紙から離れてしまったため今回追加されたカテゴリは初対面、噂ではどちらもヤバいヤバい来たらMDが終わる とまで言われてましたが実際対面してみると…

ふわんだりぃず


召喚は1回、ルール守れ


・初動が少なく結構事故る
・止めるべき場所が明確
・構築幅が狭く札が読みやすい
・センサー万別で詰む


等弱点も多く後攻でも勝てる試合が多かったです。動き始めた時のどうにもならない感はありましたが正直ちゃんと動かれたら強いのはどのデッキもそうなので…

恐らく事故と止まりやすさが目立つためダイヤ4〜5では多く当たりましたが2〜3ではほぼ対戦しませんでした。


出張勇者

水遣いはかわいい

一方でダイヤ2〜3での勇者パーツ採用率は非常に高く直近20戦のうち17戦が勇者パーツ採用デッキ(残り3戦は鉄獣、HERO、ふわん)となっており
・プラン勇者
・幻影勇者
・電脳勇者
・天威勇者
の4つが直近20戦中14戦、残りはヌメロン勇者と黄金勇者が2戦という内訳でした。

また、自分がこれまでプランキッズ戦の経験が少なく対面慣れてないという事もあると思いますが、プラン勇者戦は特に戦績が悪くダイヤ帯以降先行を取られた際の勝率は0%、こちらが先行でも30%ほどしか勝てませんでした。

他の出張勇者デッキタイプに比べて完成する盤面は見劣りするものの圧倒的な安定感があり、ほぼ毎ターン全力で展開してきます。
これまではハウスバトラーを撃たせてフュージョンやアームズで盤面を返す事ができましたがグリフォンライダーで止められてしまいハウスバトラーが処理できず負ける展開がほとんどでした。

■使用したキーカードの解説

ミュートリアデッキのメインパーツは今回は割愛、直近の環境変化に関係するカードについて解説していきます。

●ミュートリアルミスト

ミュートリア使いでも採用するか意見が割れるカードですね。
採用の利点は
・マクロコスモス後の墓穴などを素材にできる
・研究所から出しやすくランク8も狙いやすくなる
・一部のデッキに強く刺さる

逆に欠点は
・手札事故につながる
・相手の盤面に干渉できない
・出してもバニラとして終わる事が多い

今シーズンではこれらに加えて"風属性なので結界像をすり抜けられる"という利点が加えられてます。入れるか抜くか迷ったら入れた方がいい気はします。

●トークンコレクター

シーズン5で相剣のメタとして使ったり使わなかったりしたカード。
勇者はトークンなので刺さります。
ただし手札に既にグリフォンライダーがあると止められたり、ケルビーニが出てると意味なかったりと相剣の時の様な出せば大体止まるほどの影響力は有りません。

しかし、勇者デッキの中でも天威勇者や幻影(3軸)勇者は展開ルートとしてアウローラドンを使う事も多く、プラン勇者でもプランキッズトークンを絡めた展開をする事もあるので「勇者パーツは引けてないけどとりあえず展開しよう」とした相手を止める事ができます。後述するネメシスコリドーのためにもモンスターの総数は気持ち多めにしておきたいので思ってたより出番の多いカードでした。

●ネメシスコリドー+超雷龍

かなりお世話になった

今環境の秘密兵器その1です。
元々ミュートリアとは相性がいいカードでしたがふわん・勇者共に連続サーチによる展開が強力なテーマという事もあり超雷龍サンダードラゴンのサーチ封じは猛烈に刺さります。
特にふわんに対しては先行で立てればほぼ勝ちくらいの拘束力があり、コリドーが結界像を抜ける点でも評価しており今季は3積みしてました。

●獣王アルファ

こちらはシーズン6で試して感触が良かったカード、チェーンブロックを組まずに3k打点が着地します。
勇者グリフォンの構えを単体で突破出来るので相手のメインギミックは止めたが勇者は出てきてしまった時などに活躍、守備で着地させれば"えんぺん"も剥がせたり、しれっとランク8に繋げたりと使い方は色々。

ただし、ハウスバトラーやデスフェニなどのフリーチェーン除去には無力なので注意です。

●天獄の王

こちらもシーズン6で試して良かったカード、ミュートリアの初動の不安定さを解決してくれるので環境とは関係なしにとりあえず2枚くらい入れておくとデッキとして安定するなと感じました。

●王宮の勅命

今シーズン秘密兵器その2です。
勇者パーツはほぼ魔法カードなので片っ端から紙切れになります、勇者以外にも様々なデッキに対して強い影響力を誇り先行で発動した試合の勝率は今シーズン100%(7戦)という結果になりました。うーんクソカード。
自分の魔法も止まってしまいますがミストのコストにしたり、そもそも勅命自体をコストにも出来るので他のデッキに比べるとこの手のカードを入れやすいのはやはりミュートリアならではの強みですね。

●マクロコスモスとセンサー万別

「〇〇勇者」の〇〇部分に刺さるマクロコスモスは相変わらず頼れる相棒ですが今季はふわん対面を強めに見ていたので2枚に数を減らしました。
結果論では有りますが後半の勇者ラッシュの時は3枚入れておきたかったですね。

センサー万別はふわん対面で後攻でも引ければ勝ちくらいの影響力があります。一方で勇者系のデッキには微妙に刺さり具合が悪く、後半は減らした方が良かったのかも知れません。


■入れたかったカード

終わってみたら後半は勇者が多かった訳ですがランクマ中は「なんかふわん居なくなった?気がする?」くらいにしか思ってませんでした。
なのでふわんだりぃず対面を強めに見た構築のままダイヤ1に到達していますがダイヤ2〜3での勝率は4〜5に比べると少し落ちていたので6割以下になったら勇者強めに見る構築に調整し直す予定は有りました。
調整候補として考えていたのはこの辺のカードでした、今はこれらのカードをデッキに入れて来季に向け研究している所です。

●幽鬼うさぎ+アメイジングドラゴン

どう見てもアンデット

勇者のエンジンとなる旅路を破壊出来ます。
緊急テレポートから登場できるのでアクセスしやすく、上級ミュートリアとシンクロする事でUk- P.U.N.Kアメイジングドラゴンになれます。
☆11の割にあんまりパッとしないなと思いつつなんやかんや2バウンスくらい期待できるので便利、せめて攻撃力3200じゃダメだったのだろうか。


●ガメシエル

今季は試しに一旦抜いてみましたがやはり欲しいなと再確認、ハウスバトラーやデスフェニなどフリーチェーンでアクションしてくるモンスターに対して有効ですし、アルファとも相性いいので自分の構築の場合採用優先度は結構高いなと感じました。


●ホップイヤー飛行隊

昨日の敵は今日の友、怪獣カグヤに使われて面白かったので最近試しているカードです。
誘発効果を使い置き物になった上級ミュートリアを有効活用できます。

雑に強いバロネスだけでなく承影もミュートリアデッキとは相性がいいのですが、いかんせん万能無効がポンポン出てくる環境なので使い所はちゃんと見極めないと直ぐ腐るので注意。


●群雄割拠+御前試合

マジで勝率が出なかった場合に使おうかと思ってたカードです、出張勇者系デッキはグッドスタッフ構築になりやすいので必然的に刺さります。刺さり過ぎてミュートリア側も動けません。

このカードを採用する場合先行で上級ミュートリアを出してお互い動けないように蓋をしたので勝ち、というもはやデッキもシナジーも関係ない勝ち方なので「好きなデッキで環境を勝ち抜く」事をしたいのであれば事実上の負け、ちゃんとシナジーがあるエルドリッチを握った方が良いという話ですね。
冷静なうちに勝ち切れて良かった。



ざっくりとこんな感じでした、デッキ構築も大事ですが今季はビーストで何を止めるか?がかなり重要なシーズンになっていると思います。
相手の札や手札枚数からドロソを止めるか、旅路を消すか、フュージョンディスティニーや羽箒まで待つかのプレイング面がかなり重要に感じたのでガッツリ読み合いしていきましょう。

ミュートリア最強!

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