7、品質の良い植物の選び方を教えてあげよう
植物の選び方(品質編)
植物を選ぶ際に大事なことが2つあります。
それは
①置き場所に合う植物を選ぶこと
②良い植物を選ぶこと
ここでは②の<良い植物を選ぶこと>について書いていきたいとおもいます。
なお、<良い植物>の定義は別の記事で書いていますので、先にそちらを見てからの方が良いと思います。
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①に関しては別の記事で書いてありますので気になったら(気にならなくても植物をしっかり育てたいなら)読んでみてください。
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というわけで、サラっとおさらいですがLUFFが考える<良い植物>とは根がしっかりしている植物のことを指します。
根がしっかりしていれば、そうでないものと比べて環境の変化や悪化などにも耐えられる丈夫な木と言えるからです。
そんな良い植物を選んで買いたいわけですが、植物を見る目が貴方にはない。
それでなくても、目に見えない部分である根っこがしっかりした物を選べと無理難題を突きつけてくる。
とんちか?
これはとんちを利かせて答えるものなのか?
一休さんガチ勢はそう思ってしまうかも知れませんが、そうではないです。現実世界でとんちを利かせてる人などみた事ないですし。
であれば、どうやって良い植物を見分けましょうかという話ですね。
これははっきり言って、素人には難しいです。
植物をよく知らない人が、良い植物を見つけるための最良の方法は、
良い植物を置いてあるであろうお店で
よく植物を知っていそうな店員さんとコミニュケーションして教えてもらう
と言うのが現実的ではないでしょうか。
そういう前提の上で一応説明すると以下のようなポイントが重要になってきます。
1、植物の根元がグラグラしていないもの
2、植木鉢の大きさに対して植物の大きさが大きいもの
根本がグラグラしていないかどうか、これはかなり重要です。
確認するのも難しくはありません。
ただしマナー的にモラル的に人として気をつけないと白い目で見られることになりますので注意が必要です。
どうやって確認するかと言うと、植物の根元をを持ってぐらぐらしないかどうか試してみる、ただそれだけです。
しっかり根が張っているものは根本思って持ち上げても問題なく鉢ごと持ち上がります。それぐらいしっかり根が張っているからです。
ただ、お店で勝手にそんなことをしたら多分怒られます。
少なくともLUFFでそれをやったらかなり怒られます。
なので現実的な確認方法は、植物の根元をツンツンと軽く押してみてぐらぐらしないかどうかをチェックさせてもらうと言う感じでしょうか。
まぁそれだけでも充分判断できると思います。
ツンツンするときは、気づかれないようにしれっとやるか、もしくは正々堂々「ちょっと触っていいですか?」と聞いてからが無難です。
(別に悪いことをしてるわけでは無いので、個人的には問題無い行動だと思っていますが、勝手に商品をいじられるのは誰でもいい気分ではないと思うので)
もちろん、植物にダメージになりそうなくらい思いっきり揺すったり、商品である植物を傷つけるようなアクティブすぎるやり方は御法度ですからね。
そして、それでグラグラするようならそれは選ばない方が無難です。
選んではいけないわけではありません。あくまでも<選ばない方が無難>なだけです。
気に入った植物であれば、私の警告を無視して買ってもいいし、家での置き場所が日当たり十分で「環境いいと思います」な感じであればそんなに心配しなくてもいいかもしれません。
LUFFでもグラグラしてない植物は1つも置いてないという訳ではありません。
値段が安い小さなものだったら、「チャレンジしてもいいんじゃない?」と思ったりもしますし、時期や種類によっては「まぁ別に大丈夫でしょう」というのもあります。
大事なのは、<同じような植物でも(目に見えない部分も含めて)良し悪しがあるんだな>ということを知っていることだと思います。
あとは、店員さんによく聞いて、よく話して相談することです。
聞くだけではな【話す】ことが大切ですよ。置き場所だったりなんだったり。ヒント無しにオススメの植物など紹介できませんから。
ほぼ大事なことは書きましたが、項目を2つ挙げてしまったので一応、<2、植木鉢の大きさに対して植物の大きさが大きいもの>のほうも解説。
植木鉢(=土の量)に対して植物が大きいものを選ぶというのは、プラスαの目安として程度でいいと思いますが、わかりやすい項目ではあります。
鉢に対して植物が大きい感じがするものというのは、【小さい鉢でも大きく育ってるくらいに根がしっかり張っている】と思ってもらえれば良いかと思います。
ただし、そうだったら全て良い、という訳ではないし、フェイントで騙されてる場合もあるので目安程度にしておくのが無難です。
長くなったのでそろそろまとめましょうね。
結局大事なのは
①良い店で
②植物をよく知っている店員さんに(親切なら尚よし)
③自分のことをよく話し
④植物のことをよく聞く
ということですね。
その予備知識として、同じに見えても植物には良し悪しがあることを知っておく。
これで十分ではないでしょうか。
ちなみにのお話として、よくお客さんが思ってそうなこと
新芽がたくさん出て元気だわ!
→別にそんなことないです。あんま元気なくても新芽は出るし、それはほぼ判断材料にならないです。
葉っぱが傷ついてて嫌やわ!
→まぁ嫌は嫌ですが、植物の状態という意味ではあまり関係ないです。見た目的に致命的な汚れや傷だとさすがにアレですが、そうでなければそれほど気にしなくても大丈夫。
グラグラしてなくて、形とか予算とか気に入ったものがあったなら買うのも十分アリ。
あと最後に、
三つ編みのパキラは買うな。
という名言を残して締めたいと思います。
さようなら