ボトルツリーの育て方
ボトルツリー(ブラキキトン ルペストリス)の育て方
上記したように、本名はブラキキトン ルペストリスという名前の植物です。
なんだか恐竜みたいな名前ですね。
ボトルツリー(ブラキキトン)の特徴
ボトルツリーと呼ばれるのは、根本の部分が膨れて徳利みたいな形になるからだそうです。
このご時世、外見に対して色々言うと問題になりそうですけどね。
気をつけてほしいですね。
ボトルツリーは本名ではないので、他の種類の木でもボトルツリーと呼ばれてるやつもいます。
<ボトルツリー>の方がキャッチーで呼びやすいのですが、誤解されるのもアレなので、ここから先はブラキキトンという表記にさせてもらいますね。
(困ったことにブラキキトンにもいくつか種類があるので、本来は<ブラキキトン ルペストリス>と書くべきなのでしょうが、面倒いので<ブラキキトン>で許してください。)
もう知ってると思いますが、ブラキキトンは根元がぽってりふっくら膨れて育ちます。
雨が少ないところ原産の植物なんかは色んな方法で水を確保しようとしてますが、ブラキキトンは幹に水分を貯めて乾燥に耐えるチョイスをしたようです。
葉っぱの形は、細いフリーザの足みたいな感じの形状で、1つの木として見てもこんもりとか鬱蒼とかではなく、サワサワと抜け感のある雰囲気です。
基本的にはワイルドな雰囲気がありつつも、繊細さとシャープさも見え隠れするその様はロバートダウニーJr。
観葉界のアイアンマンです。
ブラキキトンの置き場所
これは迷うところなのですが、この植物は外で育てるのがベストだと思います。
寒さに強いので(LUFF近郊なら)一年中外でも余の裕です。
そしてよく日が当たるとシャープさとワイルドさに磨きがかかり、もうアベンジャーズです。
その代わり、結構グングン大きくなるので早めに剪定しないと厄介なことになるかもしれません。
ちなみに私は広い庭付きの一戸建てなんかを手に入れた暁には、このブラキキトンを庭のシンボルツリーにしたいと思ってます。
もう4、5本植えちゃって。ボトルツリーの森みたくしてやりたい。
とはいえ、耐陰性もそれなりにあるので室内でも育てられます。
よく日を当てて育てると葉っぱはパリッとして細めで渋緑になりますが、室内だと柔らかくフニャッとして明るい緑になります。
これは硬い葉っぱが柔らかくなるのではなく、抜け換わりで軟い葉っぱが生えてきます。
なので、日当たりの良い場所で育てられていたブラキキトンを暗い場所に移すと最初はかなり葉っぱが落ちます。
もしかしたら全部落ちます。
買ってきたばかりのブラキキトンとかは要注意ですね。
ブラキキトンの水やり
乾燥地帯出身というわりには、結構水を吸います。
私は何度か水切れさせてしまったことがあるくらい。(また葉っぱ生えてきたけどね)
環境や状態によりますが、割と水をよく吸う植物なので油断はしないでください。
葉っぱもなんだかパリッとしているので「水が足りませんよ〜」のサインもほぼ出してこないですし。
トラブル
特に目立ったトラブルはないですが、
室内だとカイガラムシ(←こいつは何にでも付きやがるな!)か落葉。
屋外だと剪定不足で巨大化でしょうか。
まぁ、明るい場所で元気に育てていれば問題も起きづらいと思います。
(元気に育てるというのは、育てる側が元気なのではなく「植物が元気に」という意味です。あなたに元気があろうがなかろうがあまり関係ありません)
まとめ
寒さに強いし外でもいいよ。なんなら外がいい。
暗いと最初は葉っぱが落ちるかも。
水は案外吸うタイプ
私は結構好きな植物です。
よろしくお願いいたします。