今日の花 フェンネル
今日の花はフェンネル
フェンネルとは、悪戯好きの神 ロキと女巨人アングルボザ間に生まれた狼の姿をした怪物の名前。
すみません。それは北欧神話のフェンリルでした。ボケです。
改めて
フェンネルは茴香(←読めんじゃろ)とも呼ばれる、ハーブです。
花は切花としても出回るんですね。
まぁ、植物を切って花屋に並べればなんでも切花なんで、驚くこともないですが。
ごくごく小さな花が幾つも付いている細い茎が、同じようにまわりにたくさん付いていて、そのひとかたまりがまた別の茎にもついている、ネズミ講みたいなフォーメーションの花です。
私はこの花けっこう好きなんですが、あえて良くない点を先に挙げますね。逆に。
悪い点1
花粉が落ちる。
ネズミ講式で沢山花がついているので、細かいながら花粉が少し落ちます。
いいえ。
ちょっと庇ってしまいましたが、まぁまぁ落ちます。
ただ不思議なことに、どんなに花粉が落ちようとも花の方はあまり変化がありません。
どっからその粉出てきてんの?
サイババなの?
まぁ、多少花粉が落ちて花瓶の周りが汚れるくらいのことは気にせず大らかにいきましょうよ。
というわけで、花粉問題は心穏やかに過ごすことで解決しましたので、良い点も。
良い点1
軽い。
いきなりマニアックな長所ですが、軽いっていうのは結構良いことなんですよ。
小さい花瓶に活けるときとか、横とか斜めにバァーと流したいときなんかも自由が効くんだから。
ヨーロッパ方面のおばあちゃんとかみたいに、フワッとバサっと花瓶に入れといたら素敵でしょ?
良い点2
臭う。もとい、匂う。
ハーブというだけあって香りがあります。
ハーブの香りが結構します。
香りに関しては好みがあるのでなんとも言えませんが、匂いフェチの私としては嬉しい限りです。
良い点3
長い。
またマニアな長所ですが、大は小を兼ねるといいますし。
多くの人が花を短く手頃な長さで飾っている場合が多いように思いますが(自分調べ)、思い切って長い花をそのまま飾るっていうのも良いですよ。
試しにやってみてください。
興味ないと思いますが、科はセリ科です。