富山県知事選レポート2024年10月【北陸の選挙ウォッチャー】
10月10日告示、10月27日投開票で富山県知事選挙が行われました。
4年前の選挙は保守分裂もあり、富山県を二分する盛り上がりでしたが、今回は主要政党がそろって現職を推薦したこともあり、静かな選挙となりました。
日本共産党と社会民主党は新人候補を支援しましたが、力の差のはっきりした選挙でつまらないたたかいとなり、また衆院選も重なったこともあり、あまり力の入らないものとなりました。
2024年の立候補者
今回の富山県知事選挙は現職知事の統一教会との繋がりという大きな対立軸がありながら、自由民主党、立憲民主党、公明党、国民民主党が現職推薦を決めて、それに対して日本共産党と社会民主党が上市町の元町議会議員を推薦・支持しました。
現職知事が前回の選挙で統一教会に応援してもらい、そのスキャンダルが発覚しても「統一教会と手を切るとは言えない」とそのズブズブの関係を反省するどころか、開き直った態度であったことに県民の一部は怒ってはいましたが、2期目を目指しての立候補となりました。
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