見出し画像

グールプカウンセリングに初参加した時の話


先日、矢野惣一さんのグループカウンセリングに参加した。
X(旧Twitter)のとある漫画家さんの体験レポ漫画を拝見したのがきっかけ。
(Xで「グループカウンセリング 漫画」で検索すると
出てくるかも)

今まで1対1でのカウンセリングは経験はあったが、グループカウンセリングは参加したことがなかった。
1対1のカウンセリングは主に傾聴カウンセリングで、自分の今までの出来事を棚出ししてひとつずつ原因を探っていく、と言うものが多かった。
話しながら自分の考えをまとめる私にとっては、この棚だしや起こった事の相談で精神のバランスが取りやすくなるので重宝している。

だが、現時点で自分の悩みが解決したわけではない。なので、可能性を広げるために色んな方法を試してみたい!

基本的に人に対して意見を言う事が怖く、殻にこもって考えがちな自分が「複数の目がある中で話す、他の人の話を聞く」と言うことを経験してみたら、今までと違った心境の変化が出てくるのではないかと思い、勢いのまま予約した。

当日は正直不安でいっぱいだった。道に迷い開始ギリギリの時間に指定場所に到着したのもあり、緊張と不安でバクバクのままグループカウンセリングが始まった。

カウンセリングはくじ引きで決めた順番で、1人ずつ心理療法をもちいて行われる。
真ん中で矢野惣一さんと相談者の方が一対一で話し、その周りを他の参加者さんが囲んできく、と言う構図だった。また、自分の番ではなくても、他の相談者さんのセラピーに参加することもある。

自分以外の人のカウンセリングを受けている場面を見るというのは、通常中々ないので新鮮だった。
私は、人と自分の感情の境界が曖昧で、人の意見や感情に影響されやすいので話を聞きながら正直ずっと目尻に涙が溜まっていた。

人によって悩みはそれぞれあって、当たり前だけど、誰だって多かれ少なかれ悩んでいるんだよなぁ。

そんな当たり前のことを改めてひしひしと感じる。
そして涙目のままいよいよ自分の番が回ってきた。
相談内容などの細かい話はちょっと長くなりすぎるのと現段階の自分でまとめ切れる気がしないので割愛。

ただ、体験してみた感想を伝えるのであれば、気持ちがとても軽くなった。
今まで見ないふりをしていた部分や強く拒否していた部分に改めて向き合ってちょっとでも受け入れる、いい機会になりました。

また、終わった後に他の参加者の方が話しかけて優しい言葉をかけてくださったのも、いままで人と話して結果傷つく経験が多かった自分としてはびっくり嬉しかった。

一言、「来てみて良かったな」と素直に思った。

人の中で刻まれた痛みは、また人との関わりじゃないと癒えない。

子供の頃は「早く1人で生きたい。1人になりたい」とずっと思っていたが、大人になって、時が流れるにつれ、人との関わり合いの重要性に気づいてなんとかいい方法がないかともがいている。

昔に比べたら、今はずっと幸せなんだけどね。

それでも、もっともっとを求めつつ、時折苦しみつつ、自分の中の最適を探していきたいと思う。

本当にいい経験でした!
その場にいた全ての方に感謝。





いいなと思ったら応援しよう!