令和3年憲法(司法試験)をガチ起案してみた!

自身の反省も兼ねて、雑感を記録します。
一受験生の答案なのでどこまで皆様の参考になるかは分かりませんが、必要な方は以下から、答案をダウンロードして御活用ください。
答練でも時折注意されるほどの癖字ですみません(笑)

問題文の読解及び答案構成に要した時間

35~40分程度。

自己反省

規制①について

  • 表現行為の匿名性といった事情に着目できている。しかし、集団行進については、落としている。

  • 制約の箇所で、罰則について言及すべし。

  • 権利の重要性について、一般論ではなく、個別具体的に論じることができている。ただし、「正当な理由」が抽象的な要件であり、公権力によって濫用される恐れがあることを理解できていない。

  • 目的の重要性について、背景事情による裏付けができている。

  • 目的適合性は、混乱したのかよく分からないことを書いている。目的との関係で因果性を有するか、促進するかを丁寧に認定すべし。

  • 必要性について、問題文のヒントから一律規制の是非について論じるべきであることを把握できていない。

規制②について

  • 団体行動の自由まで結社の自由に含まれることを言及できている。

  • 反論への言及が少ない。

  • 権利の性質の箇所で、国家から監視されることで萎縮効果が生じることが指摘できている。

  • 手段審査の箇所で、より制限的でない手段を具体的に明示している。

  • 相当性の箇所は、かなり事情を拾って評価できている。

全体

  • 目的が何であって、何に対する必要性を論じるべきか、十分に把握できていない。

  • 司法試験特有の事情の多さ、誘導文に依然として不慣れである。

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