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【ワンピカード】フラッグシップ優勝 スタバ6連覇 大会計11回優勝サカズキの構築と立ち回り
1.自己紹介
初めまして、ぴろと申します。noteを書くのは初めてなのでまずは自分がどのような人間なのか軽く自己紹介しようと思います。
関西出身、現在住は京都で、基本的に京都の大会にぴろ(@piro_onepiece)という名前で出ています。
TCG歴としてはポケカを2年間やっていましたが、現在は引退しています。
ワンピカードは、原作の大ファンなので7月の発売時にスタートデッキとロマドン1BOXを買っており友人とやる程度のつもりで始めましたが、まあ見事に沼ってしまいました(^^)
1段環境は主に緑単キッドを使用していました。2段環境では言わずもがな、黒単サカズキをメインで使用しています!
・実績
1弾環境では緑単キッドでスタバ6回優勝、非公認大会で1回優勝しています。
2段環境では黒単サカズキでフラッグシップ1回優勝、スタバ8回優勝、非公認大会で2回優勝しています。
12月にスタバの景品がナミに変わってからはしばらく抽選落ちで全く出れていませんでしたが、12月17日〜20日の土日月火4日連続でサカズキで優勝することができました。
また年末年始は忙しくそこからスタバには出れていませんでしたが、久々に参加した1月10日、1月14日のスタバでも連続して優勝し、6連覇を達成することができました。
そして、1弾から落ち続けていたフラッグシップにようやく当選し、2/11の2弾環境最後のフラッグシップで優勝する事ができました。(3弾発売日ですが、2弾カードしか使えない店舗でした)
一応サカズキで優勝した際の写真は貼っておきますね。
チャンピオンシップに関しては1弾の時から全て応募しているのですが、これまで1回も抽選に通っていません。純粋に出たいです😭
チャンピオンシップの予選参加枠と物販購入枠は分けて欲しいと切実に願っています。
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2.リーダー「サカズキ」を使う理由
ここが最大の疑問なのではないでしょうか。
手前味噌な話ですが、自分でもサカズキでここまでの結果を残している人はあまりいないと思っています。
そもそも環境的に黒が少ない中、サカズキなんて母数が少なすぎるので当たり前ですが()
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94015871/picture_pc_49f7753c33629f3d441517a5032a3134.png?width=1200)
ではなぜスモーカーではなくサカズキなのか。
一言で簡単に言うと、
「逆張り」「意地」「引き返せなくなった」
って感じですかね。(一言とは)
もちろん強いと思って使っているので半分冗談ですが、半分は本当です。
私は、海軍のスタートデッキが出た時から黒は強いと感じており、頂上決戦のカードが公開され出してからはそれらのプロキシカードを作ってひたすらサカズキを回し続けていました。
そのため頂上決戦が発売された瞬間に自引きとシングル買いでサカズキのデッキを構築しました。
(光の速さでお金が無くなりました)
しかし現実は厳しく、実際に環境が進むと意外と苦しい対面は多く、同時にスモーカーの強さにも肌で触れることになります。
正直「今スモーカーだったらなあ」と思うことは幾度となくあります。後述しますが、青単イワンコフ対面や赤単ゾロ対面では確実にリーダースモーカーの方が有利を取れますし、アグロプランを組むなら紫対面にもスモーカーの方が圧をかけられます。
しかし、だからこそ
誰も使っていないサカズキで結果を出したい
と考えるようになりました。
要は、ひねくれてるので「逆張り」してる訳です。笑
ネガキャンから入ってしまいましたが、もちろんサカズキの強いところもたくさんあります。10コスクザンが立ってからの盤面除去性能はずば抜けてますし、相手のブロッカーが立った状態でのリーサル力もスモーカーより上回っています。
また、4コスクザンのアタック時効果などでコストを0にしてしまえば、ハンドの中の全てのカードが3コストで打てるジェットピストル(仮)に早変わりします。
即ち、リソースを減らす所はリーダー効果の弱みではありますが、逆に言えばハンドにある要らないカードを除去札として使えるという点は大きな強みとなります。
そして、
何より、意表が付ける。
絶対ほとんど伝わって無いと思うので私がライ〇ロリキッズだとかいう話は置いといて、どんなゲームであれ行動が読まれにくいのはマイナーの強みですよね。
正直、サカズキはその強さを引き出すのが難しい(リソースを切るタイミング、どのカードを切るかの判断など)だけで、相当なポテンシャルを持っていると感じていますし、まだ皆が気づいていないだけだとも思っています。
これは自分自身が頂上決戦発売前から約2ヶ月間サカズキを回し続け、肌で感じたものです。
そして強さを引き出せた結果、現在優勝を重ねることが出来ていると思っています。
とはいえ、今このnoteを読んで下さっている方の中には
「興味はあるがスモーカーを使いたい」
「スモーカーを使う上での参考にしたい」
「リーパラ当たったから絶対スモやんを使うんだ」
という方もいらっしゃると思います。
そのため、このnoteではサカズキとしての解説を中心に、スモーカーなら出来るがサカズキでは出来ないこと、サカズキなら出来るがスモーカーでは出来ないことなどスモーカーとの差別化も折り込んで解説をしていこうと思います。
ただし、デッキ構築もスモーカーとサカズキではかなり異なる部分があるため、そのまま代用可能ではないという事は理解しておいて下さい。そもそも、スモーカーは先行型のアグロ構築等も組むことが可能なのでサカズキよりも構築の幅は広いと思います。
尚、私自身スモーカーはメインで使っている訳では無いためスモーカーを使い続けている方からすると知見の劣る部分もあるかと思いますが、その点は何卒ご容赦ください。
3.黒単デッキの立ち回り
現在の黒単デッキは「不安定」と言われることが多いですよね。
言わずもがなですが、その最大の原因はサーチが存在しないこととドロソが少ないことによる「再現度の低さ」です。
では、ここでまずは執筆段階で6連覇中のスタバ、優勝したフラッグシップでの対戦相手の一覧を見て頂きたいと思います。
32人トーナメント
1戦目:⬜️不戦勝 〇
2戦目:🟪紫単カイドウ 先攻 〇
3戦目:🟩緑単錦えもん 後攻 〇
4戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
5戦目:🟩緑単錦えもん 先攻 〇
16人トーナメント
1戦目:🟥赤単ゾロ 先攻 〇
2戦目:🟪紫単カイドウ 先攻 〇
3戦目:🟩緑単錦えもん 後攻 〇
4戦目:🟥赤単白ひげ 先攻 〇
32人スイスドロー
1戦目:🟦青単イワンコフ 後攻 〇
2戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
3戦目:🟥赤単ルフィ 先攻 〇
4戦目:🟥赤単白ひげ 後攻 〇
5戦目:⬛️🟪黒紫ゼット 後攻 〇
16人スイスドロー
1戦目:⬛️黒単スモーカー 後攻 〇
2戦目:🟩緑単おでん 後攻 〇
3戦目:🟦青単イワンコフ 後攻 〇
4戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
16人スイスドロー
1戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
2戦目:🟪紫単マゼラン 先攻 〇
3戦目:🟪紫単カイドウ 後攻 〇
4戦目:🟥赤単白ひげ 後攻 〇
32人トーナメント
1戦目:⬛️黒単スモーカー 後攻 〇
2戦目:🟩緑単錦えもん 後攻 〇
3戦目:⬛️🟪黒紫ゼット 後攻 〇
4戦目:🟦青単イワンコフ 後攻 〇
5戦目:🟪紫単カイドウ 後攻 〇
32人スイスドロー
1戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
2戦目:🟥赤単ゾロ 後攻 〇
3戦目:🟥🟩赤緑ロー 先攻 〇
4戦目:🟦青単イワンコフ 後攻 〇
5戦目:🟥赤単白ひげ 後攻 〇
このように、例えばスタバでは環境にいる様々なリーダーに対して6日間で26連勝、フラッグシップでは不利対面に5連勝することが出来ました。
どうでしょうか。もちろん運の良かったところもあると思いますが、この結果は「安定している」と言えるのではないでしょうか。
では、黒単で安定した結果を残すためにはどうすれば良いのか。
リーダースモーカーでも同じなのですが、それには
「このカードを引かないときつい」ではなく
「このカードを引いた場合はこの動きをする」
を意識して立ち回ることが何よりも重要となってきます。先程も述べた通り黒にはサーチが無く、ドロソも大噴火、4コスクザン、流星火山トリガー効果だけなので正直理想のハンドを毎回持ってくることは不可能です。そのため、一定のムーブに頼るのではなく、その時のハンドによって毎回どのような動きで勝ち筋を作るかをその都度考え続けましょう。
それが、「不安定」と言われる黒で安定して勝つ最大のコツです。
ただしそこまで分かっていたとしても、安定して勝ち続けるためにはその判断を毎回間違えずに選択し続けなければなりませんし、そもそも一つの動きに偏った構築にしていては簡単に事故が起こってしまいます。
やはりそこが黒に手を出しにくい点でもあると思うので、私はこのnoteが安定した構築と立ち回りを培っていくための第一歩、足がかりのようなものになれば良いなと思っています。
そのためこのnoteでは、デッキリストと全カードの採用理由(どのような動きが出来るか)、非採用カードとその理由、環境にいるリーダー全対面へのマリガン基準、先行後攻を取る判断、相手の強い動きへの対応など、一つ一つ「徹底的」に解説していきます。サカズキだけに。
…これ以上面白くないことを喋ると関西出身であることを疑われてしまうので早速構築の紹介の方に入りたいと思います。
なお、値段につきましては当初500円を予定していましたが、色々な方から「500円は安い」「1000円にした方がいい」という意見を頂きました。サカズキが本当に居ないということ、十分な実績を残せているということから、「500円だと簡単に買えるから型バレが勿体ない」「本当に勝ちたい人向けの値段設定にするべきだ」というお言葉を頂きました。
確かに前例が無いからこその強みというのはあると思いますし、実際カドショで優勝した際にも構築は公開していなかったり、そもそも今までnoteを書いていなかったのには少し構築を隠したかったという点もあります。(型バレしないという所にマイナーデッキの最大の強みがあると思っているので)
そのため今回は、おこがましいですが少しだけ値段を上げて700円という形を取らせて頂きました。ただ、先程も言ったように本当に徹底的に解説しているのでその分だけの価値はあると自負しています。(もちろん文字数が全てではありませんが、一応合計約31500字あります)
それでは解説に入っていきます。長々しい前置きになってしまいましたが、ここまで読んで少しでも興味を抱いて頂けたのであれば是非購読して参考にして頂けると幸いです!
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