見出し画像

全ての歴史が刻まれた❝高閣賢楼❞ 詳細

❝高閣賢楼❞には謎が多くあるが、この大陸最古のものだと
伝えられてきた。魔のバベルのように地下に行くほど古い
書物があり、灯りや吊られた椅子などが各所に配備されており、
体術が多少できる者であれば、難なく各地の歴史の書を読む事が
できるようになっている。

この地には番人が昔から一人いて、この場所は魚や貝類等がある
大きな飲む事もできる湖の近くにあると言われている。
緑豊かなベガル平原の西の湖の近くに位置し、刃黒流術衆の領土
である神木の森の北のあたりにあるとされているだけであって、
どこにあるのかは未だに不明である。

それには理由もある。
この地は番人は、常に厳選された一人が選ばれて守っている。
そしてこの地での争いや、軍や部族の野営地等にする事も
禁じられており、見た目は緑の大地である事から完全に特定
されてはいない。

この地に訪れる者が書物を読む事が出来るかどうかは、
番人に一任されている。番人は知識も豊富で、そして強い者が
選ばれているので、武芸百般の強者であるが故に、この地に
向かっていって帰ってきた者は誰一人としていない。

それは如何なる状況でも同様である。
千年の時を経て、天魔大戦が始まったが、
番人は番人の役目を果たすだけである。

天使が来ても、悪魔が来ても、人間がきても、その他の何ものが
来ても、同じ対応をするものと定められている。

そして、今、再び、天使と悪魔の本当の戦いが始まった真実を
記している。ここには当然ながら、世間にはバレてはいない真実も
記されており、番人が何者であるのかは不明である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?