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アイザック・ニュートンでも計算できない群集の狂気

“天体の動きなら計算できるが、
群集の狂気は計算できない”


人間の複雑さをよく理解している
言葉と言えるだろう。

非常に分かりやすい言葉ですが、
この“群衆”というのが、ポイントになります。
一人の狂気ならまだ分かりやすいものですが、
群れをなした人間たちの狂気、恐慌、
大殺戮だいさつりくは、歴史上でも多々
起きました。

その度に、多くの人々が今では何も解りませんが、
何があったにせよ無残に殺されてきました。

以前も書いた言葉ですが、確かヘレン・ケラー
の言葉だったと思います。

“安全など迷信のようなものだ。
自然の世界には存在しないからだ”

この言葉のように、群衆の狂気は人々の安全を脅かし、
群衆であるが故、その狂気に気がつきません。

そして人は人数が増えるほど悪質極まりない行為を
平気でするようになります。

「群集の狂気は計算できない」

人が流されやすい生き物である為、
私には本物か偽物かは分かりませんが、
魔女狩り等も当てはまります。

魔女というものがいたのかどうかは、
私にはわかりませんが、無実であった
大勢の女性が殺されたのは事実です。

普通は異常に気づくものですが、
狂気に走った群衆というものは、
常識が通用しない為、何をするか
予測も出来なくなります。

恐ろしい行為でも平気でしてしまうように、
現実、そうなってしまうのです。

その真理状況を利用しているのは、
現代で言うと振り込み詐欺が当たります。

人は日常が崩れた時、大抵パニックを
起こします。
その心理状態を利用して詐欺をします。
平常心の時は、なんで騙されるのか分からない
人でもパニック状態になると正常な判断が
出来なくなるため、そういった人でも
簡単に騙されるものです。

進撃の巨人で、唯一世界から認めらえていた
巨人の一族であるタイバー家。

その当主であったヴィリー・タイバーは、
殺されるのを知りながらも、
世界を本当の意味でひとつにまとめて、
全世界の国民が一丸となって戦わせる為に、

彼は自分の命を捧げました。

自己犠牲心のある勇気ある行動だと
言えます。

あの時の国民の様子がまさに、
群衆の狂気です。誰もが自分の命惜しさに、
倒れた人間を踏みつけ、殺し、
逃げる事しか考えられなく
なってしまった状態でした。

そしてヴィリーのような人物は漫画
や映画の世界だけでなく実在します。
勇気と自分の言葉に責任を持った人は
少ないですが、存在します。

もう10年以上前ですが、ゲームセンターや
ゲーム機などを販売していたセガが、
世間には知られてはいませんでしたが、
業界では明日にでも潰れる程の状況下に
なった事がありました。

セガの社長と、
スロットメーカーのサミーの社長は
実は友人関係でした。
そしてお互いの会社が危ない時は
助け合おうと約束を交わしていました。

その時代、サミーは「北斗の拳」の
スロットが日本中で爆発的に売れていました。

サミーの社長は昔の約束を守り、セガに融資を
して、破産から救いました。

このように一般人には知られない所などでも、
信義を守る人も存在します。

そういった精神は数では確かに少ないですが、
存在するというだけでも非情に勇気づけられる
ものです。

特に日本人は危険性を孕んでいると言える
可能性が高いです。
銃社会ではないですが、安全に慣れすぎて
いるため、少し考えれば当たり前のような
事でも安全を疑いません。

その最たる例でもあるのが、無人販売等
が言えます。

実際に海外の人に尋ねたことがありますが、
日本はお金を置いているのと変わらないと
言っていました。

自動販売機やそういった物に対しての
犯罪行為が行われる可能性を余りにも
低く見ているとも言っていました。

常識的に考えても、今年は更に苦しい年に
なりそうな気配は充分あります。

Amazonも一般人を配達員に起用し始めて
からトラブルが相次いで起きています。
私ももう何度も配達ミス等が起きていて、
Amazonに対する信頼度は確実に落ちて
来ていると言えるでしょう。

それに加えてAmazonが取り扱う在庫の
減少率の頻度も増え続けていて、既に
完全に無いものも目立つようになりました。

一般人を雇うに当たり、指導等は
ウーバーイーツと同じで管理者がいないのも
問題となっています。

私の場合は、配達してないものが届いた事が
去年の年末辺りから急激に増えました。
一切挨拶しない配達員や、冷凍食品を置き配
されていた事もあり、フルーツ類に至っては
雑に扱われたため、痛みが速く一度目は、
全て破棄しました。

二度目は半分ほど破棄したので、もう頼まない
事にしたほどです。

そもそも一般人はサービス業経験者でもないので、
少し考えれば分かりそうな事でも、ちゃんとしない
ような人が多くを占めています。

社会不適合者でも雇うシステムですので、
ウーバーイーツよりも問題となると思われます。

実際、私の近所のマクドナルドではウーバーイーツ
の配達員を雇っていましたが、トラブルが相次ぎ、
元々いるマクドナルドの配達員を現在は起用して
いて、ウーバーイーツの配達員は使わないように
なりましたが、配達に限り、利用客はかなり
減少したものだと思われます。

私も3カ月ほど経った今月に利用して、初めて
知りましたが、厳しいと思われます。

どこもそうですが、一度完全に離れた客足を
戻すことは容易では無いので、経営者の皆さん
もしっかりと考えていく必要性があるでしょう。

しかし、現在、東京では在庫が余っていた事も
あり、ネズミが急増している状態です。
食品を扱う店での対応次第では、問題は必ず
起こると思われます。

そして、絶対に対応が甘い店はありますので、
被害が拡大し始めてからの、いつもながらの
日本人の後手対応になり、余計な費用が増え、
更に客足は遠のくことになるでしょう。

日本人の最大の弱点は、安全だと思い込んで
いるところが挙げられます。
平和ボケしてしまっているので、いつも
決まって有り得ないような事をします。

つまりは現在進行形でそういった管理能力者
の質の低下が多いと言う事に繋がります。
バレてないだけで、そのうちバレたら謝罪する
という負の連鎖が日本では続いています。

再び戦争になれば理解するほどまでに、
甘い考えを政府も国民も持っています。

勝海舟等も平和な時に愚痴をこぼしてました。
平和すぎるとダメだとよく言っていました。

多少は荒れてた方が、意識的な平和が根付いて
しまわないので、少しくらい荒い方が良いと
言っていました。

日本人の考えているような平和はそのうち
崩れる事になれば、理解するでしょう。

私の地元広島は安全だと思います。
さすがに広島に爆弾を落とせば世界からの
批難は避けられないので、安全だと思われますが、
自衛隊の基地もあるので、地区によっては
狙われるかと思います。

原爆ドーム等からは基地は離れていますので、
基地に爆弾を落としたとしても、原爆資料館などが
ある地区にはなんら影響は出ないのですが、
それでもやはり世界は批難する事になると考えられ
ます。

それ以外にも多くの問題を抱えている日本なので、
もう爆弾を載せた列車は走り出している以上、
止められない問題も多くあり過ぎるので、
日本経済がよくなる事は無いと思います。

それでも我々は頑張らなければいけないので、
私も頑張り続けることしか出来ませんが、
最良の道を探しつつ、頑張っていこうと
思っています。

 

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