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我が人生に悔いなし

私はタイトルを書いた後、
その言葉を頭の中で巡らせながら、
三口、豆乳コーヒーに口をつけた。

だから40秒ほど噛みしめた上で
書き始めた。

北斗の拳の長兄であるラオウの最後の
言葉にあった。

「我が生涯に一片の悔いなし」

この言葉を噛んで見て、頭と口と心の中に
広がっていく中、その意味を知った。

だからすぐに書き始める事が出来なかった。

答えは人により様々あるだろうが、
実際の核心を捉えた答えは1、2つ程度
であると思ったからだ。

例え漫画の中の人物であっても、
現実にはそれに近しい人は存在する。

私は今朝の昼12時過ぎまで起きていた。
昔していたFPSをしながら、
対戦チームが組まれるまでの間は、
「ハンター×ハンター」の最新刊を
再び読み始めた。

私は重度の睡眠障害者である。

だから昼を過ぎても強い眠気は来ない。
最初はnoteを書こうかとも思ったが、
私はその時、FPSと「ハンター×ハンター」
以外の事を考えていた。

脳の一部で漫画を読み、手で慣れた感覚で
ゲームをプレイしながら、私にとって最大の
難関で、未だに答えが出せていない事へと
まるで自分が自分に導かれるように、
思想の旅に出ていた。

私は二回目の人生を歩む為に必要な事は、
ソクラテスのように、自分よりも賢い人である
賢者に教えを乞いたいと願っていた。

しかし、彼も見つけられないと断念したように、
私も5年以上探したが、見つける事は出来なかった。

これが如何に難しいことであるかは予想はしていた。
だから、私は未来に答えを託そうとも本気で考えた。

賢者を探すのは本来は無いものだった。
最初は違う方法で生きる道を見つけようと
していた。

それは3つあったが、ほとんど賭けにもならない
ような賭けでしかないと断念した。

最初に調べたのは一番現実的なものであったが、
それも多角的に見たとしても、成功率は一番高い
ものであったが、私の中では30%ほどはあった。

真偽が刻まれた世界中のあらゆる事から、
耐えるのではなく、新たな答えを見つける事が
できた人を探した。

しかし、少なくとも表の真実の中には、
破滅的精神的苦痛に耐えきれた人は一人も
存在しなかった。

自分の中で間違いなく絶対にと言える地獄すら
生ぬるい現実に直面した時のあの思いは、
私に永遠につきまとい、決して離れる事も、
忘れる事も無い現実の悪夢。

賢く無ければ、新たな人生として、それを忘れて
生きて行けたのであろうと思う。

しかし、私の多々あった嫌な想い出の中でも、
異質と言えるものであった。

その他の二つは、アメリカにある冷凍睡眠会社で、
今は更に現実化しているのであろうが、当時で
既に三社あった。

入る人たちの大多数は、現代医学では治す事の
できない病気の人たちであった。
私の場合は100年ほど眠り、全く新しい世界の
中でなら生きていけると、確信には至らなかったが、
手段の一つとしてあった。

当然、死ぬ確率の方が高い事は承知の上であったが、
私には耐えられない日々が、私の最後の心まで
腐らせ始めていたからだった。

3つ目は世界が危険度レベル5のMaxである国が
2か国あった。現地に出張している日本人が、
副業でガイドや通訳の人も3名ほどいたので、
現地に直接行って、現地では高額なお金を払い、
危険では無い住民たちに、生きる事への意味を
問いたいと思った。

当然、生まれた地が故であるという事は
理解した上でも、当時の私は生きる為に必死に
努力していた。

私が今、この件に触れているのは、この事に
対して答えを見出せたからと、10月までは
まだ日はあるが、90%以上の確率で、
10月中旬にはこの世にはいないだろうから
書いている。

だからタイトルを書いた後に、
少しの間、書き始めることが出来なかった。

悪意ある思想が残っているのであれば、
このタイトルは嘘だと言う事になると
文字に起こして、初めて気づいた。

指先が止まったのは、それが一瞬にして
頭の中に生まれたからであった。

悔いがあれば、それは悪態が必ず文字として
浮いてくる。悔いという二文字が私の中で、
私に問いかけていた。

たった二文字に対して1分未満ほどの時間を
とられるほど考えさせられた。

「悔いは本当に無いのか」と。

そこから浮かび上がってきたのは、
私の小説の事だった。
文字数制限をこえてしまう為、
第一章の最終話をアップ出来ずにいた。

まだまだ不出来な文章ではあるが、
着実に文章力を一番感じる事のできる
ものであった。

アクションの描写を如何にして、激化させて
いくかを考える時は無心になれていた。

そしてそれは、私の長年求めていた入口である
事に気がついた。

こんな間近に答えはあったが、それに気付けずに
いた理由はすぐに分かった。

私は悪夢に耐え切れずに過去に二度自殺を図った。
3つの打つ手を時間をかけて調べたが、
いずれも成功確率が低すぎたからだった。

精一杯生きる事だけに時間を費やし、
結果として生き残る事は出来ないと思った時、
頭に普通に浮かんだものは「死のう」だった。

やれるだけの事はやったので、「死」に対しての
感情は調べる前とまるで違っていた。

そして、今再び、私に「死」が近づいている。

今回の件で再認識できた原点的なものをまず
話そうと思う。
正直、言われるまでは、自分の世界と一般的な
世界との違いに気づけなかった。

相手の言い分はこうであった。

「そんなにお金持ちな親戚がいるなら
貸して貰えば?」

その言葉を聞いた時に、私は気づかされた。
私の世界には無いものではあるが、
海外ドラマや洋画などをよく見ていて、
確かに父母や親戚などが、普通に抱き締め
あったり、愛情表現が実に豊かで、
まさに無償の愛と言えるものであった。

しかし、私の世界には無いものであった。
邪魔なものは人も含めて排除する。

更に邪魔なものを排除するために、
もっと邪魔な者を実行犯に仕立てて、
同時に二人を排除する事を考える世界が
私の世界だった。

いくら説明したところで、理解に達する
には、信じられない事が10や20なら
ともかく、1~100まで何もかもが
違う世界を理解する事など、相当な柔軟な
頭の持ち主であっても幾度も迷いが生じる
ような話、私ならトップクラスで信頼できる
人の話ならそのまま信じるが、そうでなければ
大袈裟に話してると思うだろう。

しかし、今回は全く違った。
だからまずは以前との違いについて考えた。

状況、精神的安定感、思想の変化、
死に対する考え方、それらを頭の中で紐解いて
いくと、まるで点と線が繋がった星座のように
見えてきた。

それは私が昔に求めていた答えだった。

織田信長は「敦盛の詩」から人生の悟りを
見出した事や、1度の説明で地球は丸い事を
すぐに理解したこと。

上杉謙信が弱者を相手にしなかったこと。

アインシュタインが最期まで何かを書き続けた
こと。

よく線香花火を人間の命に例える事はあるが、
まさにその通りだと、
無意味の中にある意味を理解できた。

実際、私が昔、死を決めた時はそうでは無かった。
自分の資産を使って、数人に必要なものなどを
買ってあげたり、お金をあげたりした。

だが、今回は違った。

哲学の極と言える「頑張る」ともまた違うが、
そこに意味は存在せず、いつも通りの自分で
最期まで自分らしく生きる。

これに気づけた時、真偽は分からないが、
信長が本能寺を取り囲んだ軍勢は何者かと
配下に命じた時、配下の者は外を囲む家紋を
見て、「水色桔梗」と答えた時、
信長は逃げる事を諦めたと言われている。

理由も残ってはいる。実際、明智光秀は無用な
殺生はしなかったので、逃げたものたちは確かに
いたが、当然ながら忠臣は最後まで戦ったし、
正妻の濃姫は明智光秀の従妹だったので、
信長は逃げるように言ったが、濃姫として
死亡一覧者の中には書かれていないが、
老女・濃とだけ記されている。

要するに信長が一番、光秀の事を理解していた
事が分かる。実際、光秀は信長に仕える時、
信長は珍しく光秀を褒めて、
法外な知行で召し抱えた。

信長が逃げなかった理由は、光秀なら逃げ道は
作らないと言ったとある。
才ある者は才ある者を見抜けるが、
光秀は信長より劣っていたという事も、
こういった複数の事実的なものから見ても、
四天王としてはかなり遅くに信長に仕えたが、
他の才ある者たちを抑えて、四天王とは知行の
高さから来ているので、発言力も強かったです。

ただその反面、光秀は古きを重んじていたので、
織田家は信長の父親の信秀の頃から、泰平の世に
しようとはしてた事もあり、戦国の世を終わらせる
方法に対して、意見の対立がありました。

それで私がこれからどうするかに関しては、
先人たちを見習う訳では無いですが、
不眠症も活かして、今までよりも活動的に
動く予定です。

今回、私の視点から分かった事を上げますと、
まず、Standard Bank(銀行)は責任感が薄いと
非常に感じました。

それはメールでのやり取りからわかりました。
私が医師会専属の弁護士を日本支社のDHL配送会社に、
詳細を尋ねさせて、私が調べた限りでは日本の法律に
触れる事は間違いないものでした。
それに加えて、提携会社にも日本では非がある事を
伝えた時、私に対して南アフリカに日本の法律は
通用しないので、よく考えて動いてくださいと、
制止とも取れる発言をしてきました。

私は当然ながら情勢の悪い南アフリカに対して、
日本の法律もそうですが、税関に関しては通用は
法律は通用しない事は分かっているので、
それを伝えた時、銀行は私にこう言ってきました。

我々に対して、カードの再発行の話をもうしないで
頂きたい。よく考えてから行動してください。

この文章を見た時、まず思ったのは、明らかに
カスタマーサービスの人間の発言では無いと
思いました。

つまりは会社は大きいが、駄目な人間が支持を
出しているか、元々、胡坐あぐらをかいて
いた新時代にはついて来れない銀行かのどちらか
だと判断できました。

この相手の発言から分かることは、
要するに日本支社の配送会社であったとしても、
責任が及ぶ可能性が非常に高い事を自ら吐露して
いる事が分かります。

本来ならば、提携会社であるなら相応の対応と
いうものを見せるはずですが、この銀行では
そう言った態度は無いもので、実際、幾つかの
質問をメールした時、都合の悪い事に関しては
返信はありませんでした。

しかし、都合のよい話にはすぐに飛びついて
きたので、提携会社の本社は日本で無くても、
その責任問題は提携会社である銀行にも
関わってくるので、顧客に対してあるまじき
発言でしたが、威圧的な態度を見せました。

配送会社のDHLの方は、カスタマーサービスは
充実してますが、配送先を間違えただけでは
済まない事だけは、返信しました。

当然ながら、悪びれてはいましたが、
会社としては微妙だと言わざるを得ないです。

という訳なので、私は荷物が送られてくるか、
死を選ぶ事になるかのどちらになるにせよ、
残り時間はいつもよりもnoteに力を入れて、
最期まで自分を鍛えようと思います。

それこそがタイトルの答えだと感じたからです。



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