思想家フリードリヒ・ニーチェの言葉
“過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える”
彼は思想家であり、古典文献学者、
そして哲学者であった。
この言葉は何とも物議を醸しだす言葉である。
そして、柔軟にして多くの事を知らないと
理解できない言葉だと言えるだろう。
まず、哲学者の見解からの言葉であるか、
思想家の言葉であるかで
変わってくるのだが、そこはひとまず置いておこう。
まずは過去、現在、未来の繋がりを知ることが
意味を知る上で最も理解すべき点であるからだ。
過去が現在に影響を与えるのは、
真偽のほどは分からないが歴史が一応あるからだ。
個人的には歴史の真偽における正しい事は
30%あればいいほうだと思う。
それほどまでに歴史を知る時点で、
ある事が嘘だった等の隠しきれなかった真実に
しようとした嘘だけでも無数に存在するからだ。
故に、どんなに高くても現代に伝わってきている
真実の歴史は30%あれば奇跡なほどだろう。
現代に生きるこれを読んでいる一個人の人たちでも
嘘をついたことは絶対にあるはずだ。
嘘というものは一個人から家族、家庭、金持ち、
財閥、国家、象徴たる人たちは
いずれも嘘はついている。
人数の大小に関わりなくひとりで無い限りは
嘘はついて回るものである。
だから私は日常から気をつけている。
普通に生活していても
苦し紛れに嘘をつかないためだ。
これはあくまでも自分に課した
約定的なものであって、
誰か特定の相手に向けてではなく
自分自身に向けてのものだ。
未来が現在に影響を与えるというのは
簡単に考えれば、
何も成長なくして未来を迎える事になっても、
それが1年でも5年でも10年先でも
変わらず成長もしていないと言える。
実際、自己啓発を三十代までに、
言葉を知るだけではなく真の意味を理解し、
真の自己啓発を探しておかないと
四十代に入ってからは難しいからだ。
柔軟な思考と思想、そして知識、考える力、
等などは連鎖して初めて自分の脳の活性化に
働きをかけられるものだ。
これは昨日起きたことなのだが、
私よりも歳上で根拠もないのに
何故か間違った答えを信じ切っている人がいた。
私は非常に不思議に思うのだが、
根拠や経験もなく、しかも言葉だけを知っている人、
当然深く追求してないので知恵はない。
しかし、自分に自信を持っている。
私からしたら、アリと話が出来るくらいのレベルで
意味不明だ。
言葉だけは誰でも知ってるレベルの事を言うが
それを実行しているのかと聞けば実行はしていない。
矛盾に矛盾が重なるように、理解不能だった。
馬鹿にされたくなければ、学ぶしかない。
何もせず広言だけ吐くのは、
一人前と周囲から言われようとも、
分かる人からすれば説得力もなく真実味もない。
未来が現代に影響を与えるということは
一個人で言えばそういう意味になってくる。
今、現在。この数秒の間でも一応未来にはなる。
つまりは手遅れになる前に、
それに備えておくべきだというものであろう。
彼はすでに亡くなっているので、
誰にも真実はわからない。
酒に酔って言ってしまった言葉も
中には実際あるだろう。
問題は自分自身の確固たる自信が持てる
何かを持つべきだ。
それを現在すでに持っていて、
それを更に成長させるべく行動を起こしたなら
未来は結果として悪くなったとしても
一貫性を持って生きたならば、満足する人間に
成長は果たしていると断言できるだろう。
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