バイオハザード：デスアイランドを更新しようと見ていて気になった言葉があったので、一時停止し、その言葉を熟慮してみる。
杖を突く男は、
「恐竜が殺し合ってた時代に、
善悪の概念は存在したか？」と口にしながら
何度も杖で床を突いていた。
「食物連鎖の世界に悪という概念はあるのか？」
彼はアルカトラズ島の多数の監視カメラに
目を向けながら話し続けた。
「あるわけない。本来、世界に善も悪もない」
上記はデスアイランドのセリフと描写を
書いたものです。まだ見始めたばかりでしたが、
気になったので、これを熟慮したいと思いました。
私が興味を持ったのは
「食物連鎖の世界に悪という概念はあるのか？」
「あるわけない。本来、世界に善も悪もない」
この二つのセリフでした。
その上にある台詞は恐竜時代に善悪の概念は無い
ので、気にもしませんでしたが、まずは一つずつ
考えてみたいと思います。
「食物連鎖の世界に悪という概念はあるのか？」
非常に面白い言葉だと思います。
食物連鎖では今はまだ人間が頂点にいます。
たまに無理矢理こじづけたような事を、
目にしますが、この言葉は実に難しい問題です。
うーん、非常に難しい、だからこそ考える意味が
あるのですが、そう、頂点から考えるから
見えないだけであって、食物連鎖の基礎は、
自然界では、植物を餌とする草食動物が
植物を食べる事によって、成長し、肉食動物の
脅威にさらされます。
つまりは、そう、肉食動物の狩りが成功する
確立は低いからこそ成り立っている訳で、
餌食となった草食動物や自然界での事故などに
よって、それは土に帰り、新たな生命とも呼べる
植物が誕生する。
そうなるとどうなる？
肉食動物の捕獲成功率は非常に低い、
それでも生きていけるほどは狩れるが、
中にはそのまま死を迎える事もあると考慮すれば、
そのまま土に帰る訳では無くて、
格下の肉食動物に襲われる。
襲われる事によっても、その種が食物連鎖の上に
行く事は無い。そこには悪は存在せず、生存を
かけた、そう、そうそうそう、自然社会では
悪の概念は無いと言える。
あるのは常に人間だけなのか？
動物の言葉は理解できないが、行動から分かる。
食物連鎖を崩そうとはしない。
必要な狩りしかしないのが自然界である以上、
やっぱりない。
人間が絡むと悪が生ずるだけであって、
それ以外で、食物連鎖に悪の概念は一切ないと
言える。人間以外は生存権をかけたものしかない。
しかし、頂点に人間が存在する以上、
悪の概念が無いとは言い切れない。
やはり難しい、でも考える意味はある台詞である。
脳とリンクして書いているので、
文章的に問題があるかもしれませんが、
思った事をそのまま書いています。
ので、私的な意見としてご覧ください。
次に移ります。
「あるわけない。本来、世界に善も悪もない」
こっちのほうが遥かに難題ですね。
どこから手をつけるべきか、そう、まずはまずは、
先ほどの話とリンクさせて、考えると、
どうなる？
難しい。
仮に食物連鎖に悪が存在しないと仮定してみよう。
そうなると、この台詞は全体的に悪を否定している
事になるが、言いたい事は別にある。
それが問題だ。
確かに、この世界に善悪は存在しない。のか？
悪と善を理解する必要性がある。
悪は理解出来る。それは食物連鎖から見ても
分かるし、実際、多くの種を絶滅させてきたのは
人間である以上、その行為は否定できないが、
それは悪になるのかが問題になる。
やはり悪と善をどう捉えるかで答えは変わる。
人間からの視点だけでそれを見る事は不可能に近い。
自分も人間である以上、善も悪も人間が定めた事で
ある以上、自然界には通用しない。
ある意味では無視している意見だとも言える。
するとどうなる？どうなるのかが鍵になる。
そう、もっと遡って考えるべきだ。
善も悪も人間の都合によって変わる。
つまりは善悪は不動のものでは無いと言う事になる。
となると、そうなる。
元々は善悪は存在しない。
人間の介入によって自然界の法則は崩れたと
言える。つまりは、人間が食物連鎖の頂点にいる限り、
善悪の判別は出来ないと言う事になる。
そして理論上では、世界に善悪は存在せず、
人間の身勝手によって今も種が滅んでいる事を加味すると、
いや、セリフ的に世界とだけある。
世界は人間だけのものでは無い。そもそも星に命がある
のは確かな事で、命だと仮定すれば人間が食物連鎖の
頂点であるとは言い切れなくなる。
するとどうなる？ しかし地球そのものが崩壊に向かいつつ
あるこの世界で、人間の行動によって穢されているのか？
悪用しているのか？ どちらにせよ、いや、
それが悪だとは限らない。
やはり原点が問題になる。
善と悪も人間が作った、もしくは仮に神が創ったとしても
善と悪の境界線を引く事は出来ない。
それは人間が善悪を定めたからだ。
あーなるほど。ここで上記のセリフが生きてくる訳か。
実に興味深い。なるほどね。そうなるな。
恐竜の世界も、そうだったように、
なるほどね。そうきたか。
先を見ないと分からないが、現時点で言えるのは、
確かに恐竜の時代も、今もはっきりとは断言できない。
それが善悪になる。
おｋ。これはいつも思った事をそのまま書いた後で
修正を入れるのですが、こういう感じで考えるという
ものとしてそのまま公開します。
考える場合のみですが、こんな感じで思った事を最初に
全て書きます。書き終えた後にまとめます。
一気にその場面や台詞や私的思考を使う場合は、
全て書き上げる事によって、どう思ったか等を
記録したほうが確かだからそうしてます。
それではすっきりしたので映画に戻ります。
これはエッセイに分類しておきます。
場面にもよりますが、この場合、映画1分30秒
熟慮時間20分かかりました。
ただ、非常に良いと思った事もあります。
私もまだ初めてみる映画で、先が見えないだけに
描写を如何にして書くのかが重要な課題となる
事を知りました。
やはり何事もやってみないと分からないと
知ってはいても、体験する事により実感します。