『あの夜を覚えてる』Creepy Nuts×Ayase×幾田りら Special Video 自己推奨楽曲
この歌は2022年のANN55周年記念公演
として「あの夜を覚えてる」の主題歌に
なった楽曲です。
Creepy Nutsの歌はかなり聴いていて、
基本的には好きな歌が多いです。
幾田りらに関しても歌声も好きで、
癒されます。
最初にレゲエ系の歌が好きになったのは、
「Def tech」でした。
PSPのパズルゲームで、テトリスのように
終わりのないタイプのパズルゲームでした。
当時のゲーム機の中では高グラフィックを
重点的においていたPSPのグラフィックの高さ
を活かしたもので、進んで行くごとに、
def techの歌を聴いて、夢中になった事を
今でも覚えてます。
斬新さがあって、単調な音声だけでなくて、
歌のMVを入れているものでした。
そこから始まり、Creepy Nutsも聴くように
なり、今でも数曲は購入していて、外で
よく聴く私の作ったアルバムの中に
入っています。
この楽曲は歌が完成するまでの過程のような
ものを映しています。
両方ともマイクリレーも綺麗で、一緒に歌う
時の声のはもりも実に良い出来です。
歌詞つきなので、出来れば歌詞も見てほしい
と思います。
良い歌詞で、頑張れるようになれるような
歌となっています。
私は気分によって書くものを変えています。
大抵は音楽で自分では選曲せずに、自分好み
の歌を自動で流していて、あまりしっくり
こない場合は、選曲したり、映画を5分くらい
見たりして、エッセイや歌を紹介しています。
ラストの方に、
「それでも今を生きている。不器用で意地っ張りで、
馬鹿真面目なあなたに幸あれ」とあります。
良い歌詞だと普通に思いました。
この歌詞にある馬鹿真面目とありますが、
良い機会なので「馬鹿」について語源について
軽めに語ろうと思います。
この「馬鹿」というのは本来は
正直者と言う意味です。
秦の始皇帝の次に皇帝になった二世皇帝の前に、
趙高という宦官が大きな権力を持っていた時に、
朝礼とは元々は中国からあったものが、日本でも
朝礼と言われています。
一同にそれぞれが何かしらの権限を持つ者たちで、
朝礼によって、その日の予定や問題に対して
話し合う場でした。
趙高は中国の歴史にも残るほどの悪党で、
ある日の朝礼に鹿を引いて、皇帝の前に来ました。
その時、皇帝に対して、
「名馬を献上したいと思い連れて参りました」
と趙高は言いました。
皇帝は「趙高よ、それは鹿であろう?」と
尋ねました。
趙高はその場にいた者たちに、
「これは鹿であろう?」
と尋ねました。
中には鹿だと答える者たちや、
それは馬ですと答えるものがいました。
それを確認した後に、皇帝に対して、
「これは座興です」
と言って、その後、馬だと言った人たちは
捕らえられて皆殺しにされました。
馬鹿と言う言葉はこうして生まれました。
なので、例えば漫画の「修羅の刻」等では
主人公は「馬鹿は馬鹿でも大馬鹿野郎だ」
とよく呼ばれますが、
つまりはそういうことであって、
馬鹿も貫き通せば、正直者であるという
言葉になります。
この歌詞の終盤にある、
「馬鹿真面目なあなたに幸あれ」
という歌詞に関しては、馬鹿真面目は大変
な生き方だから幸あれと願う言葉になって
います。
この歌はそんな曲となっています。