
Photo by
yukkymarketing
『浴衣と花火」落合渉 MV 自己推奨楽曲
恋をした人はだいたい一度は行った
事があるであろうと思う。
その時の想いは、この歌詞のように
思った人もいるだろう。
花火よりも相手と一緒にいることを
喜びとして、その日が近づくにつれて
心がときめいていたあの頃の想い出は
忘れられない。
例え、忘れていても花火を見る度に
思い出すはずだ。
一番好きだった相手のことを。
恋はいいものだ。
年齢を重ねても、あの感情は同じように
感じる。
今も私は思い出しながら書いている。
あの人は幸せになっていてほしいと
思う。笑顔がとても素敵な人だった。
良くない別れ方をした事を私はずっと
後悔している。
長い間付き合っていた。
同棲もしていた。
最初に東京に出るスカウトの話が
来た時にどうするべきか一度は
迷った。
その時は彼女はすごいと喜んで
くれていたが、本当の気持ちは
違っていた。
二度目のオファーが来た時、
私は東京で力を試してみることにした。
出発の前日、いつもは向き合って寝て
いたが、その日は彼女は背中を向けて
いた。
私は後ろから抱きしめていたが、
おそらく彼女は泣いていた。
私は東京で一緒に暮らそうと伝えた。
すぐには出来ない事だと分かっていて
そう伝えた。
初恋の子の次に長く付き合った人で、
二人とも幸せになっていてほしい。
恋愛映画などを見ると必ず思い出す
のは、その二人の女性だけが頭を過ぎる。
どうしているのかとは思わない。
唯々、いい人と巡り合い、笑顔の多い
人生を送っていて欲しいと願っている。
夏を何度も共に過ごした。
花火大会にも一緒に行った。
多くの想い出は私の一部となって
心に残っている。
少し深いため息では無い息を吐いた。
深く心に思い描かれたものを
思い出したからだ。
私の人生の中でも一番幸せな時だった
頃の話で、忘れることのない想い出である。