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第8話 タクシー

私はタクシーで通勤している。病院に行く時も、カウンセラーに行く時もタクシーを使う。自分が運転が下手なのもあるが、幼稚園の頃から1人でタクシーに乗っていたせいもある。お稽古や塾等の英才教育でタクシーにはほぼ毎日乗っていた。

私はタクシーに乗った時、必ず話しかける。相手が話が苦手そうな場合は静かに景色を楽しむが、タクシー業界は経済に敏感に左右される為、日本経済の情報等を知る為にも話すようにしている。

東京のタクシーは世界でも異例だと思う事はある。カーナビ頼りで道を覚えようとしない傾向が非常に強い。これは良く無い習慣であるが、既に定着している為、この悪習を正すのは難しいだろう。

東京ではタクシーを呼ぶだけで、呼び出しの代金が発生する。これは日本でも非常に少ないことである。更に時間指定をすると更に料金は加算される。
私は広島に住んでいたが、一度もそのような事は発生しなかった。

道に関しても無線で道を知っている人等に呼びかけるようにしている為、
東京のように道が分からないというような事は希でしかない。

これも悪習の1つと言えるだろう。

これは全ての仕事に言えることだが、優秀な運転手だと月に50万円ほど稼いでいる。客を乗せて道を聞いているだけでは難しい。どんな仕事でも努力や
どうすれば稼げるのかを考える人は、どんな仕事をしても優秀である。

東京の大手タクシー会社は、かなり悪質な会社があった。タクシー会社は忘れたが、カーナビに頼るだけで、住所も入力しているのに、全く違う場所で待っていたことがあった。30分ほど遅れてタクシーが来ると既にメーターは1500円以上になっていて、当然問題になった。

私は世田谷区に住んでいるが、道が細い為、仕事の出来ない人はカーナビしか見ないので、到着が遅れる事も多々あるが、マンション名も入力しているので、少し目視で確認すれば分かるものなのに、仕事の出来ない運転手は玄関に私がいるのに見向きもせず、徐行運転もせずに普通に通過する。

仕事が出来る人は失敗から学ぶものだが、そう言った向上心を持つ運転手は非常に少ない。そして政府の文句ばかり言う。

それではどんな仕事をしても成功はしない。結局は自分がどうするかにかかっている。それは人生の選択でも言えることだ。

私は定期的に色々調べているが、Amazonは断トツでトップだと言える。
カスタマーサービスもしっかりしていて、カスタマーサービスのほうから電話がくる仕組みになっており、待ち時間から人員も多数いると思われる。
そしてプライム商品には補償もついており、更に新作や新商品の検証もしている。

楽天とダゾーンには以前、詐欺に近い行為を受けたことがある。私は苦労の末ようやく関係を切ったが、高齢者ではとてもじゃないが、厳しいと思った。まず、ダゾーンにはカスタマーサービスはチャットのみとなっている為、非常に手間がかかる。楽天に関しても酷い扱いを受けた。
当時の私は他に大事な案件があった為、訴えなかったが、今なら間違いなく訴える。

ある日、楽天のデビットカードから引き落としの支払い明細書が届いた。
当時の売りは『お金を入れた分しか使えない』というキャッチフレーズで集客をしていた。しかし私はその時には楽天のデビットカードは使っていなかったのに不足金額の支払い用紙が届いた。

私は楽天に連絡し、何の引き落としなのかを尋ねると、全く私と無縁のダゾーンからの引き落としで、既に2年ほど払い続けていると言われた。

当然、私はダゾーンに連絡したが、ダゾーンの調べによると私は契約していないと言われた。しかし、楽天からは引き落としがあると言われ、板挟み状態になった。私は楽天にダゾーンに確認するよう言ったが、そう言う事はやってませんし、仮にメールを送っても返事は来ないと言われた。
ダゾーンとチャットをする為に個人情報やメールアドレスを入力した。

仕事上メール確認は毎日していたが、ダゾーンからメールが来たのは、個人情報を入力してからメールが送られてきだした。私は一応メールは確認していたので、明かにおかしいと思った。通常、ネットフリックスやHulu等と契約している場合、必ずメールが来る。

ダゾーンからのメールは2年間の間一度も来なかったのに、急に届くようになった。楽天は契約していると言い続け、ダゾーンは契約していないと言い張り、どう考えても解決できない問題となっていた。私の叔父は会社を起業してその分野では日本一にまでなったし、医者家系で大手の病院からでも院長としてお呼びがかかる叔父もいる。叔父の会社は急激に成長していき、気づいた時には日本一になっていた。気さくな叔父で話しやすく、父の妹であった叔母は癌で亡くなった。会社経営でのトラブルなど色々話して来たが、会社の方針がしっかりしていないと、成長してもいずれは止まる。時代が動く事に方針を変えるのでは無くて、世界を見て先行して方針を変えていかなければ会社は残るが、経営陣は変わる。

叔父の会社は、叔父が持ち株100%なので、今は長女が後を継いだが、叔父の相続税も問題ないほどの現金は用意してある。数百億か数千億かの話しだ。コロナの影響で仕事の幅も広くして、今は一時期よりは安定したようだ。この前、たまたまネットニュースを見ていたら、その従妹が出ていた。
日本経済の発展の為と称して、大規模な工場を作り、地元民をとりあえず社員として100名雇うと言っていた。しかし、実際は数千人規模の工場になるだろう。他の工場では千人規模の工場ばかりだからだ。

会社を設立して日本一になった頃、保険金目当てで自ら指や腕を失う人が急増したと昔、話していた。叔父はその対処法に苦戦していたようだった。

このようにしっかりとした体制でも何かしらのトラブルは起こる中、楽天とダゾーンの悪質な経営方針はいつか絶対に落ち目になる。私の問題でも相当かかった。まずはネットに詳しくないと対応できないし、楽天のカスタマーサービスは酷いものだった。

私が楽天とダゾーンで話してもらわない限り、払い続ける羽目になると言ったら、「ちゃんと契約事項を御読みになられましたか?」と言って来た。本物のバカ野郎だと思った。完全に会社のマニュアル通りの台詞だった為、
私は言った「仮にあんな長ったらしい文章を読んでいるなら日本経済なんかすぐに崩壊するわ! キャッチフレーズに会社に打撃が与えるような事は一切書いてないのに、その対応か?」と私は言った。

現実問題として、あの手の契約事項を読んでる人が1人でもいるのか疑問に思うほどの小文字の長文であって、分かっていながらそう言う事を平然とするのは会社として恥じるべきであるのに対して、日本の未来は暗いと思った。しかも話しの伝達も悪く、色々な部署をたらい回しにされたあげく、お金は戻ってきますと言って他の部署の女性と話したら2カ月分は戻りますと言われた。しかも警察署に行かなければいけないと言われ、今思えば警察署にもそれなりの地位の人の知り合いがいたので、訴えることも可能だったが、あまりの酷い対応に私はそんな金いるかと言ってやった。

話がかなり脱線してしまって非常に申し訳ない気持ちですが、あんな事を平然と言えるような人間には絶対になりたくないと思いました。弁護士に関しても医師会には専属の弁護士が何人もいるので、プライベートの案件でも使える上に低価格なので、訴えることによって日本が少しはまともになっていたかなーと今は思います。


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