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今の私が思う天才とは

私の人生で大金持ちや甚大な権力者、
白を黒に変えるような人たちの中で
私は生きてきた。

一族の多くは医者になったが、全員が
集まることはこれまで一度も無かった。

およそ従妹も含めると近しい親族には、
医者が15名ほどいる。

元財閥であった私の私見で言うと、
はっきり言って賢い人は一人もいない。

権力者に関しては、それなりにいる。
日本を動かしているように見せている
案山子程度なら、叔父などは大勢知って
はいるが、これらもまた同じく賢くない。

私は地元では天才とも呼ばれる事もあったが、
それは間違いである。

人は自然と自分よりも優れていたり、
知らない事を多く知っている人に対して、
過大な評価をしている。

しかし、世間で天才と呼ばれている人たちは、
それに見合うだけの努力もしている。
勿論、才能もあるだろうし、好きか嫌いか、
何歳から始めた等の属性も関わってくる。

天才とは天が与えた才能のことを言う。

まず、自らを省みてほしい。
自分がどれだけの知識があり、経験を
積んでいるかどうかでその人の現在の
数値が出るはずだ。

例えば身近な人に同じ趣味をしていて、
その人に叶わないと感じたならば、
努力が足りないか、才能が相手の方が
上であるかどうかになる。

要するに、誰に才能があって、伸びしろも
どこまであるかは分からない。
そこを努力で埋める事は可能ではあるが、
哲学の極みとも言える「頑張る」という
言葉の正に最強版まで頑張れるかどうかで
成功に導けるかどうか決まる。

これは私が長年、哲学に関して考えた末の
答えであって、この「頑張る」は、
「頑張る」との違いに気づくまで本当に
気が狂うほどまで何度も何度も何度も何度も
繰り返してやっと理解できた。

過去の偉人と呼ばれる人たちはこの本当の
意味である「頑張る」を言葉として残している。
そして、ここからが新たなる出発点になるのだが、
まずは精神が崩壊する必要がある。

偉人にも色々タイプがいる。
だからこの言葉を残した人たちは大勢いるが、
その時の心情を語っているのは
アインシュタインがよく語っていた。

つまりは何度も精神が崩壊した!が
再び立ち上がったからこそ何度も彼は
自分にしか分からない苦しみの中で
多くの人生を生きていた。

漫画の世界では「ゴルゴ13」の作者で
あった、”さいとう・たかを氏が、
漫画がまだ世間に広まっていない時から
他の漫画家たちは子供が読む漫画を
書いていた中で、彼は大人が読める漫画を
目指していた。

当然、当時は他の漫画家たちから失笑を
買っていたが、彼は地獄を何度も味わい
それでも必死に自分の信念を貫いて、
大人が読む漫画を世に出した。

このことからも分かるが、思想や信念、
知識や夢、色々な事が絡みまくって、
断念する人が99.9%いる中で、
成功したからと言っても天才では無い
事が分かる。

本当の意味での頑張るを貫いた人だけに、
神の褒美としてその意味を教えてくれる
ように、身近にありながらも気づけない
頑張るが本当に理解できる。

理解できたからと言って、何も変わらない。
ただ頑張るを何度も地獄を見ながら、
いつ潰れてしまうかも分からないような
ある意味では自分という孤独との闘いと
言えるだろう。

私も天才では無い。ただアンテナを張って
いて、多くの事に対して知識を深め、
それらを繋げる事により、新たなものが
見えるだけである。

私にはもう死ぬまでの苦難が生きている
うちに、何度も味わった。

今は自制心を制御できるが、あの頃の自分は
怒りと恨みから、真夏でも耐え抜き、
真冬でも耐え抜いた。寒さも暑さも感じて
いなかった。

ただ、自分の最期をどうするか考える
日々を過ごしていた。
今の私でも、あの父母の件があったから
一昨日、膝の骨に亀裂が入って、
肉がえぐれて骨が薄っすらと見えている。

しかし、私の父は医師でありながら、
私と弟に教育した事は一つだけだった。
それは私と弟は不仲でよく喧嘩をしていた。

父から受けた教育は、

「何をしてもいいが、
素手でやりたいだけやれ」

これだけしか父から教育的な事を言われた
事はない。言うことを聞かなければ殴る
だけの教育方針だった。

骨も何度も折ってきたので、外傷の痛みには
強くはなったが、絶対に間違っている教育で
ある。

今でも時々、フラッシュバックが起こる。
以前は夢の悪夢が現実だと思い込んだ時も
あるほど、辛い時期や目は覚めているはず
なのに、夢か現実かが分からない事もある。

ここで言えることがある。

頑張る」だ。

どんな事が起きても立ち上がり、再び自分を
取り戻して、いばらの道へと踏み込む。

アインシュタインも自分だけが悪くて、
本当は周りが正しいのではないか?と
幾度も悩んだ事があったと言っている。

他にも同様に精神的な危機的状況下に
陥りながらも、絶対に諦めない事を
繰り返せば、このどこにでもある
頑張る」の扉は視界の至る所に存在する
ことが分かる。

この問題点はある種の精神的な狂気を
味わわなければ見えない所にある。

先ほどのアインシュタインの言葉のように、
周りが敵だらけのように感じるほどまで
追い詰められている事が分かる。

しかし、人間は当たり前の事ではあるが、
楽な道を選ぼうとする。
世界にも日本にも知っている人はいる。

何度も言ってきたが、イチロー、松岡修造
もこの「頑張る」を言っている。
しかし、言葉ではこの意味は解けない。

だから、二人ともが言葉として残しては
いるが、それでは伝わらないことも分かって
いる。
二人が本気で取り組む時には真剣なのは
それを伝えたい気持ちの表れでもあるはずだ。

一度、死ぬ気で何かに取り組んでみるのが
一番の近道と言える。
重ねて言うが、死ぬ気で取り組むことが
何よりも大事である。
気が狂いそうになって、周囲から白い目で
見られようが、んな事は関係ない!という
強い心と、決して折れない事が大事である。

私もまだまだまだまだダメな奴で、
自分に腹が立つこともある。
さっき、トイレまで行くのに、色々なものに
掴まりながら行ってきた。

傷口は一文字に割れていた。
折れたら流石に病院に行くが、
膝のヒビなら一ヵ月もあれば完治する。

明日からは小説にエッセイ、音楽配信に
加えて、AIのお勉強も何から始めれば
いいのか分からなかったので、
フォローしている方がAIの専門の方が
いたので、コメントで尋ねた所、
非常に丁寧に教えて頂けた。

私は敢えて21日は忙しいので22日から
始めますと宣言した。

これは自分の中にある責任と約束の
ダブルバージョンで縛る私のやり方である。

死を回避する時は、約束、誓い、活きるの
トリプルバージョンで回避させた。

私はいつも不安と自信を半々持っているが、
新しい事への単なる挑戦ではないからこそ、
正直、不安の方が勝っているが、
教えを乞うた以上は、自分は試される所に
いる。

人から信頼や信用を得る事は騙せば簡単
ではあるが、そんな人生はまっぴら御免
なので、正面からぶつかって必ずものに
する。

色々な事を書いたが、全ては自分の為に
するのである。

簡単な話、例えば彼女の誕生日に
プレゼントをするのは、彼女の為という
よりも、自分の為にする行為である。

理由は簡単だ。

自分の愛を伝えて、喜んでもらえれば
私も嬉しくなるからだ。

明日、もう今日だが、寝て起きてから、
小説ももう少しで2話が終わるので、
やることは沢山ある。

実にやり切れるように私は頑張るだけだ。

最後に天才がいるかどうかは、今の私には
分からないが、この世界の果てしない知識を
得て、経験を積めば、天才というものがいる
のであれば見えるはずだ。

賢さやスポーツでも何でもそうではあるが、
実力が近しい者同士は不思議と分かるからだ。

不可能に挑戦することも良い事だと思う。
問題は不可能だと自分が認めてしまう
ことだけはよくないことだ。

軽く眠気が来ているが、今の私が思う
天才とはそういうものだと思っている。

最後にこれだけは伝えたい。
天才を目指すよりも、運命の人を
探し当てて結ばれる方が遥かに
幸せになれるだろう。

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