非日常を味わうテツとグルメの旅(番外編その2・鉄道編)
前回のグルメ編に続きまして、「オレンジのJR」が主役を務めるエリアで味わってきた非日常の鉄道(テツ)編について、記憶が曖昧にならないうちにまとめてみました。
①静岡エリア(今回は遠州)
【静岡には個性的な私鉄が多数あれど】
東西に長く、東海道新幹線の駅が6つも存在する静岡県。
その静岡県には、東から順に伊豆急行(伊豆急)、伊豆箱根鉄道、岳南鉄道、静岡電鉄(静鉄)、大井川鉄道、天竜浜名湖鉄道(天浜線)、遠州鉄道(遠鉄)と、それぞれ地元に定着し、独自の個性を有する私鉄が各地に存在していることに、このnoteを書くにあたり思い至りました。
(もし、抜け落ちている私鉄がありましたら、ごめんなさい!)
伊豆急、伊豆箱根、静鉄の3路線には乗車経験があるので、今回は、18きっぷでのひとり旅で通り過ぎる度に「いつか乗ってみたいなあ」と気になっていたことに加えて、駅(西掛川駅)から徒歩圏内に、げんこつハンバーグの「さわやか」の店舗(掛川本店)があることを知り、「ならば『一挙両得』といこう!」と思い立って、天浜線に乗車することに決めました。
【乗車前に天浜線をパチリ】
「オレンジのJR」に乗って、掛川駅に降り立ったのですが、残念ながら、JRから天浜線に上手く接続する便がなかったため、地図で距離を確認して、歩いても30分程度で到着できると判断し「さわやか」掛川本店まで徒歩で移動することにしました。
そして、「さわやか」で待っている間に、ラッキーなことに、掛川から新所原方面に向かう天浜線の車両を写真に収めることができました。
その時の写真がこちらですが、よく見ると「音街ウナ」とのコラボ車両だったかもしれません。
【いざ乗車】
「さわやか」との再会の後、時刻表を確認した上で、西掛川駅からひとつ掛川寄りの掛川市役所前駅まで徒歩で移動し、掛川行きの天浜線の到着を20分ほど待つことにしました。
掛川市役所駅から掛川駅方面を眺めていると、遠くに東海道新幹線が数分おきに唸りをあげて通過する様子が見え、新幹線が通るすぐ近くに1時間に1本来るか来ないかの駅が存在し、遠くは忙しなく動いているのに、自分のいる場所では時間が止まっているような、不思議な感じを覚えました。
そして、いよいよ天浜線の車両か駅に入線。
車内に入ると、エヴァンゲリオンとのコラボ列車に関する案内があり、私のFBの知り合いの中に、「エヴァ車両に乗って、聖地とされる天竜二俣駅まで出かけた」と書き込んだアニメファンもいたのですが、「それはこのことだったのか!」と納得したのも束の間、終点の掛川駅に到着しました。
そして、発車直後には近所で暮らしていると思しきにお子さんが列車に向かって手を振り、その横にお母さん(おばあちゃん?)が温かく見守る姿も見かけ、私の娘たちもそうだったかな、と感慨に浸ってもいました。
こうして、あっという間ではありますが、天浜線初乗車を無事に終えることができました。
②愛知エリア(今回は三河)
【前置き(岡崎に着くまでのアレコレ)】
天浜線との初対面(及び「さわやか」との再会)を終えて、西に移動。
途中、浜松駅で下車し、遠州鉄道にも乗車しようかと思ったものの、時間との関係で次回に持ち越すことにしました。
遠州鉄道でもエヴァとのコラボを展開しており、その理由が分からずにいたのですが、遠鉄の終点である西鹿島駅で天浜線と接続していることを知り、「だから、2社でエヴァとのコラボを展開していたのか。そして聖地である天竜二俣に行こうと思えば、実は遠鉄経由の方が近いのか」と納得でき、次回の旅に向けての収穫を得ることができました。
浜松を出発し、途中の新所原駅で何と天浜線のエヴァとのコラボ列車が滞留していたのですが、予想外の出来事だったので、写真に収めることはできず(涙)、次の目的地である岡崎で下車し、もうひとつの目的である愛知環状鉄道(愛環線)に乗り換えました。
【愛知環状鉄道への興味関心は結構昔から】
この愛環線への関心の始まりは、実は今から40数年前に遡ります。
当時、(国鉄)東海道本線を紹介した書籍を購入したのですが、その本で東海道本線に接続している路線のひとつとして、当時の岡多線のことが紹介されていました。
岡崎と多治見を結ぶ計画があるので「岡多線」という名前がついたものの、新豊田までの「未成線」となっていたこと、いわゆる地方ローカル線にも関わらず、電化されていて高架区間も多いということで、妙に印象に残っていました。
赤字のため3セク移管となったものの、その後、中央線の高蔵寺までつながって曲がりなりにも「環状」となり、2005年の愛知万博及びそれ以降には中央線からの乗り入れもなされ、国鉄時代から駅数もかなり増加し、加えてトヨタグループの企業への通勤客等も上手く取り込んだ結果、3セクでは珍しい黒字経営に転換した、ということでまずます気になる存在となっていました。
【大手私鉄並みの運行本数に驚き】
JRとの乗り継ぎにひと苦労したものの、15分間隔で運転されているため、慌てることなく乗車できました。そして、ひと駅隣の六名駅で下車し、軽く近所を散策してきました。
ただ、時間を潰せそうなところもなかったので駅に戻ると、タイミングよく岡崎行きの電車に間に合ったのですが、ここで予想外の出来事に巡り合いました。
正面を見ると、真っ白で何の飾りもない車両が入線し、「何だこれ?」と思いながら、ドアに回ると、何とマツジュン(松本潤)が写っているではありませんか!
そう、実は、NHK大河ドラマ「どうする家康」とのコラボ車両だったのです。
この巡り合いに感謝しながら、写真には写せませんが、内装も「どうする家康」一色の車両にやられて、岡崎に戻ってきました。
岡崎駅では、マツジュンファンと思しき女性たちが次々と車両の前で記念写真を撮っていました。
こうして、非日常の「テツ」と「グルメ」の
旅を無事に終えて、日常の「青のJR」のエリアに戻ってきました。
長文となりましたが、最後までご覧いただき、有難うございました!
次回は、近所のスイーツ巡りに戻りたいなぁと思っています。
この記事が参加している募集
このお店が好きなわけ
with 東芝テック
11
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
気に入ったらサポート
❤😆👏
シェア
非日常を味わうテツとグルメの旅(番外編その1・グルメ編)|じゃおせん|note
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?