『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』が5億8000万点だった件
前にもチラッと触れたかもしれませんが、僕はいま映画館でアルバイトをしています。
そこでバイトしている人は、やっぱりそれなりに映画すきというか、よく見る人が多くて。
ちなみに、僕は勤めて半年ほどになりますが、『すずめの戸締まり』しか見ていません。
まあ、4回みましたけど(笑)
ただ、他にそれほど見たい映画がなくて。
もちろん、その間にも、ヒット作品が多数。
スラダン、コナン、マリオなど……
公開した際には、僕ら劇場スタッフは見事に死亡しました(笑)
それくらい、人気作品で面白いんでしょうけど。
個人的には、そこまで見ようとは思わなくて。
けど、久しぶりに、すごく見たい作品に出会いました。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』
タイトルは、何となく聞いたことある、知ったことある程度でした。
確か、マンガ原作あるよなぁ、くらいの。
ただ、ポスターを見て、すぐにビビッと来ました。
主演は言わずと知れた松村さゆりんご。
可愛いのはもちろん、面白いことを知っていたので。
オタ仲間役のジャンボたかおと豊田くんも良いし。
アイドル役の子たちも可愛い。
僕は今まで、ドルオタとかやったことありませんが。
テレビのドキュメントとかで見て、大人の青春って感じで良いなと思っていて。
また、カクヨムでちょうどアイドル作品を書いていたし。
『推しの子』ブームに乗っかる形で(笑)
まあ、とにもかくにも、見ようと思った訳ですよ。
公開日の金曜と土日は見られないけど、水曜の割引の日がちょうどバイト休みだし、見ようと思っていたのですが……
週末に風邪でダウン。
けれども、何としても早く見たいので、経験と知識、何より気合で直しました。
まだ多少、のどがパサついて咳が出る時ありますけど。
いざ、劇場へ。
そして、見た感想は……
5億8000万点です。
とにかくも、サイコーでした。
期待を遥かに超える面白さ、楽しさ、感動でした。
今から出来る限り、その魅力について語って行きたいと思います。
まず、前提として、僕は『推し武道』をよく知りませんでした。
原作のタイトルの存在は、うっすら聞いたことある程度。
もちろん、映画を見ると決めてから、そのホムペとかは覗いたりしましたけど。
映画を見る当日、興奮で早めに来て時間を持て余したので、
『そう言えば、原作を読んでいなかったな』
と、思い、ちょうど常連のシーモアで無料で3巻まで読めたので、読みました。
ふむふむ、なるほど……
これ、百合モノやん!
しかも、めっちゃ尊い!(泣)
原作が素晴らしいのはもちろんですが、実写も素晴らしいです。
残念ながら、ドラマも見ていません。
めっちゃ見たいのですが……まあ、それは追々ということで。
ただ、ドラマや原作を見ていなくても、最高に楽しめます。
この映画1本に、『推し武道』の全てがギュギュっと詰まっていると言っても過言ではないかもしれません。
この映画を通して、僕が好きになったのは、れお役の中村里帆ちゃんと、one fiveのMOMOちゃんです。
里帆ちゃんは正直、めっちゃ美女という訳ではないですが、あどけなく素朴でいて、優しい雰囲気がすこです。
笑顔がサイコー。
MOMOちゃんは、顔がめっちゃ可愛いです。
特に劇中の空音として黒髪ショートなのが、最高にステキです。
劇中で『ガチ恋製造機』と言われていて、正にその通りのスーパーあざとねす!
ただ、沼るとヤバイので、里帆ちゃんが1番推し、MOMOちゃんが2番推しな感じです(笑)
曲のダンスは、手を合わせて丸の形を作って、ぐるぐる回すところが好きでした(マニアック?)
ちなみに、僕の後ろの席のおじさんがよく笑う人で。
とても微笑ましいけど、僕は笑わないぞと思っていたら。
さゆりんご扮するえりぴよの『ドアストッパー買い占めるから』
でとうとう噴き出してしまいました。
たぶん、DVDを買って家で1人で見たら確実に爆笑しまくりです。
あと、この映画の魅力を一言で言うなら、登場人物みんなイケメンです。
女性キャラが多いですけど、みんな中身がイケメンです。
えりぴよはもちろん、ChamJamの子たち、みんな良い子です。
人気最下位で、今回はケガをしてせっかくのチャンスを逃すなで、不遇っぷりが際立った舞菜に対しても、決して見下すことなく接して。
オタ仲間のくまさはもはやファザーだし、基も良い。
その妹の玲奈ちゃんも可愛すぎる。
とにかく、キャストが素晴らしい。
歌も踊りも素晴らしい。
本当に完璧というか、最高の作品。
ただ、1つ文句をつけるなら。
ちゃむの東京公演の際、空音のあざとさにすっかり魅了されたイケメン、あだちくんに対して、ひどいことを言ってしまった基が、彼と和解するシーンが無かったことです。
例えセリフ無しのシーンでも良いから、入れて欲しかったです。
もしかしたら、僕が見逃しただけかもしれませんが……
とにかく、それ以外はもう、文句のつけようがない最高の作品です。
久しぶりに、ドハマリしそうな作品に出会いました。
金銭的に余裕が出来たら、原作から実写版、とりあえず、ストーリーを追えるモノはコンプしたいです。
以上です。
今回は、風邪というピンチを乗り越えたことも相まって、最高の気持ちでした。
また、最高に良い取材になりました。
現在、僕がカクヨムで連載中の、
『塩対応え有名なアイドルがなぜか僕にだけ優しいのは気のせいだろうか?』
にとって、大いなるフィーリングを獲得できました。
ありがとうございます。
ただ、1個だけ謝りたいのが、ずっとChamJam文からの舞菜のパートのところらへんで、ちょっと咳が出てしまったことです。
大事なところで、申し訳ない。
喉を潤すホットティーが切れてしまった(泣)
ただ、それ以外では咳しなかったから、許してくだちゃい。
とまあ、そんな感じですかね~。
俺にもっと金があれば、何度でも見て興行収入を積み、続編を作らせるのに(泣)
では、バイ。