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きのこの冒険「ニュージーランド🇳🇿スチュアート島まとめ」


機内からみたスチュアート島

 ニュージーランド最南端、スチュアート島のことをざっくりとメモ程度に纏めてみました。1年275日、雨が降る島と言われており、島の85%が国立公園。野生のキウイ(鳥⭕️果物❌人❌)や、ペンギン(12月-3月)、珍しい鳥が生息する動物たちの王国。

ところによって南極圏の植物が育ち、シダや湿地帯の植物に覆われ、キウイがかくれんぼするように走りまわる。森林地帯はマキ科の木々が生い茂り、砂丘地帯にはこの島固有の植物や花を目にする事ができます。


◾️アクセス


✈️Invercargill からOban 飛行機 片道20mins
(9人乗りの小型の飛行機)
🚢BluffからOban フェリー  片道1hr

他にもあるようですが…

※注意⚠️
Invercargillは日曜日から水曜日まではビジネスでホテルの予約が取りづらくなるそう。事前に予約した方がいいと思います。予定が変更になった関係で部屋探しに苦労しました。

◾️宿泊(スチュアート島 オーバーン)


A. ホテル一軒
B. モーテル一軒
C. ユースホステル&テントを張れるサイト
D. その他ホリデーハウス、トレイル上の山小屋やテントサイト

◾️アクティビティ

(1)野生のキウイを観察したり、バードウォッチング

キウイ
ペンギン(季節あります)
海鳥

(2)カヤック

(3)南極圏のオーロラ観測

国際ダークスカイサンクチュアリに登録されているので星空も綺麗です。(晴れたら)

(4)トレイル(ロングの主なものは3種)


A. Rakiura Track 36km (3日) 1番人気
B. North West Circuit 125km(10-12日)※
C. Southern Circuit 105km (6-9日)※

今回はB.ルートです。
難易度がAルートより上がり、倒木や草木が道を覆い、獣道もあるのでところどころ道迷いがありました(8箇所、満潮時の迂回ルートも含め)、難所(3箇所、満潮時の迂回ルートを含め)、泥との格闘になりました。C.ルートは更に難しく人が少ないと聞いています。

-小屋宿泊はオンライン予約が必要。現地のビジターセンターで支払い、チケットを貰います。年間パスもある。(ニュージーランドは基本小屋泊と聞いています。万が一たどり着かなかった場合、先を急ぎたい場合、そして群れたくない1人になりたいんだよ、、な場合はテン泊されてる方もちらほら)この時点では一泊nz$10/人でした。

-小屋は2段ベッドに基本立派なマットレス付き。共同の設備は雨水タンク(季節によっては川の水。どちらにしても煮沸か、生水用消毒薬の利用が推奨されていました)、トイレ、キッチンエリア(調理器具は持参)、薪暖炉(着火剤がある小屋と無い小屋がありました。色々と乾かしたかったので、持参すれば良かったです。)

例 : freshwater hut



-調理用のガス缶は島のスーパーで購入。ハイシーズンの場合は本島で買って、フェリーとかの方が確実なのかもしれないですね🧐

-道のコンディションや、※の場合、潮の満ち引きの情報も大切なのでしっかりと情報入手して記録しました。

-ネットで調べた後は、ビジターセンターでトレイルの生の情報を得ます。

-このところ雨が多く河川が増水しているのと、普段以上に状態が悪いのでB.ルートではfresh water hutから水上タクシー利用を強く勧められ手配しました。トレイル上で他のトレッカーと話し合いましたが、そこまで酷くなかったかもしれないと思いながらも、うーん、、結果的には良かったのかもです。

-島の東側と西側で満潮に2時間の開きがあって、ビジターセンターの情報を写メして、そこから2時間引くみたいな時間調整してます…が避けられず…

-満潮時の迂回ルートは地図に書いてなかったので事前にビジターセンターでざっくり把握して写メおくといいと思います。強風かつ満潮時に特にMason Bayで打ち付ける波を見ながらの迂回ルート探しは涙がでました、、

もうちょっと南な気します。最初の谷ではないです。
満潮時の迂回ルートの目印

-B. は我々はオーソドックスに反時計回りしましたが、正解か?良い景色やハイライトを最後に持っていけます。Christmas villageとかまでは楽で、だんだんと難易度が上がっていきました…時計回りか、反時計回りか、人それぞれ、だと思います。

-B.は携帯の電波は限られた場所しか入りませんでした。私の場合Optus ローミングでは完全にアウト。多少でも携帯使いたいならば、Vodafone やspark nz(猟師の方はspark nzでBungaree hutやChristmas hut から山少し登ったとこでは使えると。事前に調べてくださいね)などと緊急用衛星電話を携帯しています。

-急遽水上タクシーの予約が必要になったのでビジターセンター近くの事務所で交渉。freshwater hutから$70/人(40分)

-PUBで初日の飲料水を準備し、おトイレをお借りしました

-サンドフライが沢山います。虫対策を!
私は長袖、レギンズで完全に隠して、歩くのをやめると寄ってくるので小屋から出る時にはネットを被ってましたが、それでも顔を刺されて、視線を下げると刺された部分の頬が盛り上がっているのがわかり、長いこと痒かったです。

-特に西のビーチには、ブルーボトルのクラゲがすごい数打ち上げられていました。時期とか調べて、、暑いからと飛び込むのはまずいかもしれません。私は暑かったら泳ぐ気満々だったので、、寒くて命拾いした気がします😱

-キウイはシダ系の森にいます。どろっどろの場所を好む。

-おススメ山小屋
このトレイル歩くなら泊まりたい場所 ピンクの丸🩷
今回スキップした場所 青い丸💙
(最初のハットは必要なしPort Williams hut, ですが、Long Harry Hutスキップは、、無しでしょう😭)

Long Harry hut は絶景です。

緑の線は水上タクシーです。

freshwater hutも可愛かったです。
ここでもキウイが見られそう…

おススメの山小屋

-各山小屋で確認したい事

記帳のノート。
写真のように丁寧に情報を書いてくれる人もいました。

私も読んでいたので、いや実はこの素敵な山小屋に二泊するという馬鹿者を知っていたので、笑いを取るためにyou bastard…的なコメント残したんですが、、そのおかげで目にして、左側ルートをとり、垂直泥壁を登れました。←Long Harry HutからEast Ruggedy Hutに向かい1時間くらい歩いた地点、倒木と嵐でルートが荒らされてしまい、進行方向がわからなくなったところです。ほぼ直角の崖で足の置き場がなく、先人はそれでも直登していましたが、左右の足が登る毎に滑った長い跡が、上の方までずっと残されていて、私にはこのルートは無理と思いました。ここで山小屋で左のルートを取るようにというメッセージがあったのを思い出し、確かにまだマシか…私はそちら側から取り付きました。それでも一歩登ったら滑る足を入れ替えながら、横の次のステップに足を置き、また滑らせながら入れ替えて、、みたいな本当に怖い思いをしながら少しずつ登り最終的に最後の部分はどうにもならず、、腕力、上半身、摩擦力最大限にして体を引き上げました。必死だったのでそんな記憶しか残っていないです💦怖かったです🥶

例: Long Harry Hutで確認しました

(5) 水上タクシー&小型の飛行艇で小屋泊

(多少歩く必要はありますが)

ハードなトレッキングは難しいお年寄りの方でも、まだまだ足腰しっかりしている方であれば大自然の中の小屋滞在を楽しめるようなオプションがありました。行ける小屋は限定されますが、とても素敵なオプション。長生きできたらこんなこともしてみたいと思いました。

私が知ってる限りでは
*Port William Hut(jetty有り、小屋まで歩きも少ない)
*Bungaree Hut(サンドフライ⚠️)
*Mason Bay Hut(✈️、少し歩きます。橋がない川を渡る部分が少し難しいかな?絶景広がります‼️サンドフライ⚠️。freshwater hutまで水上タクシーで移動して平坦ではあるものの泥道を徒歩4hr(資料より)でアクセス可)
*Freshwater Hut(サンドフライ⚠️、jettyから吊り橋に近い橋を渡ります。難しい人いるかもしれません。)

Port William Hut手前の静かなキャンプ場
Port William Hutの中

(6) 猟師、漁師の滞在できる小屋

ハンターにも大人気の島です。陸では鹿を捕らえ、海では漁をして、魚、ホタテ、牡蠣などを収穫するそう

猟師&漁師がいた小屋
昼食時には鹿に遭遇していました

スチュアート島では外来の生物の駆除を目指しているので猟は推奨されているそう。

(7) 他

色々ありますが、ご興味あれば調べてくださいね。

◾️お土産

KIWIのマグカップ

Stewart Island産のハチミツ

(おしまい)
読んでくださってありがとうございました。

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