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知の学びを創造する者
2023年12月29日 00:00
いつからなのか分からない。君が次に進んだと感じるのは、ある瞬間においてである。気付いた時には成長していて、それなりの覚悟があり、もう私が近くにいなくても問題ないと思える。そもそも私に出来ることなど、最初から限られていて、伸びていくのは君の方なのだ。つまり、ベクトルは常に君の方に向いている。今後、大雨が降ったとしても、日差しが厳しい日が続いたとしても、その場所にいる君
2023年12月27日 23:05
巡る。色んな人に出会い、色んな人と別れる。そして、また出会う。巡りながら、誰かを思い、巡りながら、誰かを支え、また、最初の地点に戻る。いつか帰ってくるのだ。そして、また進み出す。そういう繰り返しの中に私はいる。(完)
2023年12月10日 08:05
予定調和にはいかないものだ。透き通る空の青さを見て思う。ほとんどの人がまだ布団の中にいて、目を覚ましている者の方が少ない。こちらが考えているほど、地球というものは回ってはくれないらしく、いとも簡単に時間の壁を乗り越えて来る。まるで、君の都合なんて知らないよと言われているようだ。私は腕を伸ばし、両手を大きく広げる。「分かった、君の言う通りにしよう」そう言うと、