見出し画像

AC6チーム戦 入門書

チーム戦入門書 なぜTAをつけるのか

 この記事ではAC6のチーム戦で勝つための基礎をお伝えした上で、なぜターミナルアーマー(以下、TA)が大切なのかを説明します。



チーム戦の仕様


 AC6のチーム戦は3vs3で行います。
 チーム戦では、敵チームより多くのポイント(以下、pt)を取得する事で試合に勝利できます。逆に相手チームより1ptでも低ければその試合は負けです。
ptを取得する方法はただ1つ、敵を撃破することです。
 各チームのptは画面上部の赤と緑のグラデーションが掛かったバーの両サイドで確認できます。
 兎にも角にもptです。敵より多くptを獲得した状態で試合を終えるために必要な事は何か意識することこそ、チーム戦で勝つ為の第1歩です。

 チーム戦の重要な仕様の1つに、何度でも戦場に復帰できること、があります。たとえ撃破されても試合時間内であれば、10秒のクールタイムの後、全ての弾薬、エキスパンションが充填された状態でMAPの復帰ポイントにランダムで復帰します。

 以上の基本的なチーム戦の仕様を踏まえて、最も重要な基礎を3点ピックアップしました。以下の通りです。

・火力は正義
・いのちをだいじに
・TAをつけよう

・火力は正義


 先にも述べた通り、チーム戦の勝利条件は敵チームより多くのptを取得することです。従って試合に勝つためには、より多く、素早く、効率的に敵機体を撃破できる武装構成が推奨されます。
 代表的な武器は以下のものが挙げられます。

肩武器
→イヤーショット、LCD
腕武器
→重ショ、レッドシフト、LRB、近接武装

 どの武装も瞬間的な攻撃力、衝撃力に優れている武装であり、「より多く、素早く、効率的に」敵を撃破するのに適した性能を持っています。
 チーム戦で装備する武装に迷ったらこれらの火力武装を採用すると良いでしょう。

・いのちをだいじに


 勝つ為には、自分が撃破されないことも重要です。撃破されなければ敵チームにptを渡さずに済むからです。例えAPが1であっても、撃破されなければ相手チームの得点にはならないのです。(大事なことなので2度言いました)「いのちをだいじに」する事は、勝利に直結しています。
 「いのちをだいじ」にしようとした時、「火力は正義」の項で紹介した武装の他に以下のような候補が挙げられます。

肩武器
→双対ミサイル、6連ミサイル
腕武器
→ハンミサ、パルスハンミサ、エツジン

 各種ミサイルは敵に近づく事なく継続して火力と衝撃力を吐き続けることができる為オススメです。ただし、武装の回転率と命中率を考慮して、ミサイルロック時間やリロード時間の長過ぎる武装は慎重に採用すべきでしょう。
 エツジンについては、ボタンを押し続ける事で攻撃を継続できるため、敵と向き合った時に回避に専念しやすくなる為オススメです。エツジン以外のフルオート系武装は火力と衝撃力がエツジンより低いため、基本的に採用を控えた方が良いでしょう。

・TAをつけよう


 現状、チーム戦で有効なエキスパンションはターミナルアーマー(以下、TA)一択です。理由はここまで説明してきた内容と強く紐づいています。



理由①→TAは100%役に立つ


 まず、チーム戦においては「火力は正義」なので、どれだけ耐久力のある機体であっても一瞬で撃破される事態が頻繁に起こります。
 それはつまり、エキスパンションを使用する間もなく撃破される可能性が常に存在するという事でもあります。
 先程、チーム戦の重要な仕様の1つに試合時間中は何度でも復帰出来る点があるとお伝えしました。そして復帰時にはエキスパンションも充填されます。つまり、死んだ回数分エキスパンションを発動する機会が与えられるのです。1度の生存時間内で1回しか使用できないエキスパンションの存在は非常に貴重です。これを発動せずに即撃破される事は大変なリソースの無駄遣いになります。
 PAやAA、PPはキー入力が必要なため、リソースを無駄にしてしまう可能性を0%にできません。
一方、TAはプレイヤーのキー入力を必要とせず、撃破される寸前で自動的に発動されます。つまり、100%役に立つのです。1度の生存時間内において100%役に立つエキスパンションはTA以外に存在しません。

理由②→集中砲火を受けないようにするため


 
次に、"TAを装備しない事のデメリット"に触れたいと思います。それはズバリ、集中砲火を受けるということです。
 チーム戦では、敵を「より多く、素早く、効率的に」撃破する事で勝利に近づけます。そして、TAは撃破直前の5秒を強制的に作り出し、敵チームの撃破効率を阻害する能力を持つとも言えます。
ここで敵チームの中にTAを装備していない機体がいる状況を想像してみて下さい。…集中砲火で「何度でも殺してやろう」という考えに自然とたどり着く筈です。素早く、効率的にptを稼げるのですから狙わない手はありません。特に試合終了間際で両チームのptが拮抗している場合、真っ先に狙われるのはTAを装備していない機体です。溶かせばptが獲得できて勝つ可能性が有るのですから当然です。
 逆の立場にならないように貴方はTAを装備しましょう。

理由③→TAには戦術的な価値がある


 最後に、TAには戦術的に複数の大きな意味があることに気付いて頂きたいです。
 ここまでの説明に納得し火力武装を積んだ貴方ならTA中の5秒間を最大限に活用できる筈です。TAを活用して目の前に居る敵を撃破しましょう。チーム戦の勝敗がptで決まる以上、一方的にこちらだけ撃破される事態は絶対に避けたいです。仮に対面より先にTAを吐いてしまったなら、無敵の5秒を使いなんとしても1-1交換を狙いましょう。
 他の戦術的意義として、ミリ残りの状態でも仕事はできるという点が挙げられます。
 自分がTAを吐いた時、TAが切れた後に見逃され続ける状況はチーム戦でよく有る光景です。このミリ残り状態では闇討ちで火力を吐くことや、見つかったとしても敵のミリ狩り攻撃を交わし続けてターゲットを引くと言った行動が有効です。また、ミリ残り状態かつ試合終了間際であれば、戦線から完全に離脱してかくれんぼをすることで敵チームにptを渡さないという判断にも繋げられます。

 以上の3つの理由を纏めると、TAは①100%役に立ち、②集中砲火の的になることを避ける効力があり、③戦術的な価値が高いため必須であると考えられています。

追記:TAをつけないということ


 ここまでの項ではTAの利点に主眼を置いて論を展開してきました。
 この項では、何故TAを装備しないとダメなのかという、少し消極的な視点から解説したいと思います。
 結論から述べると、「TAを装備しないと味方の負担が増えるから」です。
 チーム戦では、人数差の有利不利が試合展開を大きく左右します。そして、当然のことながら人数有利の方が、各局面において戦況有利になり易いです。
 TAは高火力による即撃破を拒否できるため、無敵の5秒とその後の生存時間を確保してくれます。僅かな時間と思われるかも知れませんが、これにより人数不利の時間を減らせる為、TAを装備すると味方の負担を大きく減らせるのです。
 
TAが終わった後は、敵チームにミリ狩りを強制出来ますし、見逃され続けるなら影から火力を吐き続けることができます。
 逆に、TAを装備せずに出場した場合
、TAを装備した場合と比較して、試合中撃破される度に(5秒×TA回数+ミリ残り生存時間)の分だけ戦線に居られる時間が減ることになります。
 復帰地点から戦線までの移動時間も考慮すれば、これは途轍もないロスタイムになります。
 付け加えて言えば、現状のチーム戦環境において非TAの機体は非常に狙われやすいです。どれだけ上手なプレイヤーでも、2機以上から常に狙われて生存し続けるのは至難の業です。
 結果として、TAを装備せずに何度も撃破されるとその分戦場に不在の時間が長くなり、味方の負担が激増するのです。
 一緒のチームになった味方に迷惑をかけない為にも、必ずTAをつけましょう。

まとめ


 チーム戦初心者の方々に向けて最も基礎的な部分を丁寧に解説致しました。チーム戦で勝つ為に考えるべき事はptで敵チームに勝つ事、その為に必要な武装を適切に選択すること、そしてTAを装備する事です。

TAKAOの"TA"はターミナルアーマーの"TA"。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?