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クイーン愛を灯す

2024.2.14(水)
QUEEN +ADAM LAMBERT
THE RHAPSODY TOUR
@東京ドーム

海外アーティストの来日公演が復活して東京ドームだけでもすごいことになっている。

昨夜は
クイーン&アダム・ランバート(QAL)
クイーンのライブに行ってきた。

映画「ボヘミアンラプソディ」は感動して映画館で嗚咽した。
あれから5年か6年、何度観ても泣ける。
映画の中のフレディのパパとママが好きだ。
パパの言う
「善き思い、善き言葉、善き行い」
は愛しき教え、心にそっと灯る光だと思う。

フレディとパパはわかりあえない。
しかしフレディが、本物のワルになれなかったのは、このパパとママに育てられたからだと思う。

ライブエイドの会場ウェンブリースタジアムに向かう前にフレディはパートナーのジムと一緒にパパとママの家に寄る。
父さんの教えを口にするフレディ。
パパとの和解。
涙ぐむママの表情。
いつもここで号泣してしまう。
ママへの共感で泣き崩れる。
ライブエイドが始まれば観客となって奇跡のライブを体験する。
ラストは嗚咽が止まらない。
何度観ても繰り返す感動。

いわゆる「ガチ勢」ではない。
でもクイーンの曲が好きだ。
そして今、クイーンの曲がライブで聴ける。
こんな奇跡もあるんだな。

昨日はドームの最後列の一列前の席だった。
私はライブはどんな席でも楽しめる。
映画を観てファンになったのか、若い子も多い。
だが年齢に関係なくクイーンファンは熱かった。
2階席でもみんな立ち上がって細かいことを言う人はいない。
もちろん迷惑になるような人もいない。
そうでなくっちゃ!
ライブは我を忘れるためにある。

アダムの声は一人ひとりにまっすぐ届いて、ドーム天井を突き破り、穴を開けるような力強さだった。
そこからオーディエンス45000人の歌声が春みたいな夜空に響いたと思う。

フレディ好きもアダムファンもみんなひとつのクイーンファン。
ブライアンやロジャーへのリスペクト。
アダムが客席前に見つけた愛情たっぷりの日の丸を観客のみんなに紹介してくれたのもよかった。
ガチ勢じゃなくても涙ぐんでしまう。

今年に入ってからゴージャスな「さくらさくら」演奏を2回も聴いてしまった。
ビリージョエルの「さくらさくら」と
ブライアンメイの「さくらさくら」
昨日は桜の蕾がふくらみそうなあったかさだった。

今日はライブの余韻から抜け出せなくて、
ぼんやりしてしまった。
こんな時はクイーンの
Don’t Stop Me Now
がいい。
なんてったって家事が捗る。
家事以外でもちょっとやる気の起きない時はこの曲をかければ片付いていく。
あれこれ用事を頭の中にリストアップしてスタートだ。

終了した暁には
We Are The Champions
自分で自分を称賛して
ひとりでも歌うんだマイフレンド。

今日もまだ歌ってます。

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