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こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

こどもたちの成長とともに
性のお話を親子ですることは
抵抗が出てきますよね。

この日は中学1年生の女の子が
きてくれました。
妹さんや、小さいこどもたちに
優しく声をかけて一緒になって遊んであげられる
やさしいやさしいお姉さん。

お母さんから、
『お付き合いをする子ができてもおかしくない年齢になってきて、性的な心配がどうしても、よぎって。小学生までは、水着で隠れる部分は、自分のだいじなだいじなプライベートな場所やから、人に見せたり、触らせたり、することはだめ。嫌なことがあったら、ママに教えてね。って伝えてきてたけど、、
中学生になった今、好きな人ができて、お付き合いをすると言うことも現実的になってくるから、
もうすこし先の話をしていかないと。。
って悩んでて。』
という相談を受けていました。

中学生になると、周りからのお話や
自分の体の変化から、
性に関しての知識も増えてくると思います

なのでまずは小さい子たちのいのちの教室に
中学のお姉ちゃんも参加してもらい、
改めて体のしくみ、いのちの奇跡
ことばの大切さ、生きるということ。を
熱く。伝えました。

そして教室が終わった後、
お姉ちゃんに、
ここはもう知ってたよね〜?
この辺りはあまり知らなかった〜?
などと、今ある知識や感情を確認しながら
聞いてみました。

その上で、性感染症のおはなしや、
性的同意のお話をもう少し付け加えて
伝えたいなあと思い、お話しました。

お話し中も、わたしの目を見て
やさしくうんうん、と
言いながらお話しを聞き、
そして
自分の思いもたくさん伝えてくれました。

帰ってからママが、
まどちゃんとお話ししてみて、どうだった?
と聞くと、
こんな言葉が。。

ママは、
わたしの言葉がお姉ちゃんに
素直に届いてくれたこと。
こんな風に感じられるほどに
いつの間に成長してたんだろう。と
嬉しくて、感動して
涙が止まらなかったそうです。

お話の後、
こんなにやさしいやわらかい親子の会話が
生まれたなんて。
思春期のお子様をもつ
お母さんへ、わたしができることは
親子で性のおはなしをする
きっかけをつくることにすぎないと思います

でも、このきっかけづくりが難しいと思います。
だけど、お話ができると
いつの間にかこんなにも成長していた
我が子に気づく。
性のお話は我が子がいくつになっても
我が子から学ぶこと、返ってくるものが
必ずあると思います。

教えているようで、実は
こちらがたくさんのものを教えてもらう。
そして、
こころの成長もからだの成長も
全部愛おしいよ、何かあれば
お話ししてね。いつでもまってるよ。
と、安心と優しい雰囲気がお家でつくられると
それは子どもたちの心を守ってあげられることに
つながるとおもうのです。

お話しできて。出会えてよかった。
いつでもまた、おはなししようね。




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