読書メモ:論点思考 内田和成著
日々の業務から、論点となる課題を見つけるヒントになる本です。
外資系企業に入って、担当業務が広くなり、業務量が増えてしまい
このままのペースでやっていると夜23時を超える日々が続いたときn
読み始めた本です。
冒頭にある、一番大切なことは”ビジネスではやらないことを決めること”
という言葉でドキっとした。
ここでは、その大切な議題を論点と呼んでいる。
論点設定で、いま考えなくてよいことを後回しにすることで、本当に今やるべき大切なことに集中する。ここがポイントだと思う。
論点設定のStep
1.論点候補を拾い出す
2.論点候補を絞り込む
3.論点を確定する
4.全体像で本当に論点が妥当か検証
このステップで論点を決めるが・・・論点は人や外的要因、内的要因などで
変化して進化する。また深堀(5Why)するうちに、別の論点も
見えてくる。
ここから、仮説思考で”問題解決可能そうな課題で且つ効果があるもの”
を選んで取り組む。
常に設定した論点が本当に正しいかを問いながら、下記の
視点を変えながら解決策を絞り込む
・顧客視点
・現場視点
・フレームワークで視点を考える
・両極端に降って視点を変える
・業界最下位であった場合の視点
・2つ上の上司目線で考える
などなど・・・
色々と気づきがある本でした。皆さんも、ぜひ読んでみてください。