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kikkonokukan
読書感想 運の方程式
鈴木祐著 運の方程式を読んで気付いたことを書きます。
●読む切っ掛け
You Tubeで統計のお姉さんこと、サトマイさんの動画で成功に必要な要素は、才能や努力よりむしろ[運]により決まることが多いという学術結果の話を聞いたからです。それから、運に関する本を探してこの本を見つけました。
●はじめに
この本は占いなどのスピリチュアルな要素はなく、
海外の学者が科学的な視点で、運を手繰り寄せる方法を書かれております。
●概要
幸運を因数分解すると、以下の4つの要素が必要になるとのこと。
行動力、察知力、継続力、回復力。
行動力でチャレンジ回数を増やして、同時に行動の多様性を増やし、複数の偶然が発生する土台を作ります。その中で、予期せぬ変化に意識を向けつつ(察知力)、失敗から何度も立ち上がり(継続力、回復力)、成功を手繰り寄せる確率を高めていくという内容でした。
●行動力アップのキーワード
オープンマインド
人付き合い増やす、広く浅い人脈を作る
好奇心を持って探索する
●察知力のキーワード
小さな変化に気づく能力。
これを磨くには目の前の出来事に何らかの問いを立てる(もっと良いやり方ないかな?、先に進むために何か出来るかな)
●回復力、継続力
自分の失敗を仮説、検証観点で捉え直してみる
失敗は実験データの一つのデータに過ぎない
●まとめ
上記取り組みを継続して、一時の結果に振り回されずに淡々とこなせば、運の確率が上がるので成功を手にする可能性も上がる とのこと。