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日本テレビ「お迎えデス。」
ドラマ「お迎えです」のあらすじは?
日本テレビ系2016年4月期土曜ドラマ「お迎えデス。
同じ大学に通う、感情希薄な理系オタク・堤 円(20)と感情むき出しの猪突猛進女子・阿熊 幸(20)は、互いに思考回路が理解できない水と油の相性。
しかし、ある不思議なバイトを共有することで、お互いに触発され、お互いに無いものを補いながら、「生きていく」とは何かを学び、共に成長していくーーー!
…ただ一つ変わっているのは、そのバイト、幽霊をあの世に送る仕事なんデス。
物語の舞台は都内某所にある「来迎殿」という施設で、そこには生と死の境界を行き来する謎の存在「迎え者」たちが集まっています。
主人公は、突然「迎え者」として目覚めた主人公・大雪(おおゆき)が、周囲の迎え者たちと共に新たな世界で生死と向き合っていく姿が描かれます。
登場人物
堤 円(つつみ まどか) 福士蒼汰
主人公。男子大学生(初登場時は高校3年生)で、卒業後は教職に就く。
通称「えんちゃん」。飄々とした性格で感情表現が苦手。寝起きが悪く授業中もよく寝ているが要領のよさで試験をクリアしている模様。
運動神経はそこそこよいが、犬が苦手で音痴。
霊が見える上にそれを体に憑依させることが出来るため、なかなか成仏しない霊をあの世に送り届けるGSGのバイトとして雇われる羽目に。
霊に憑依されている状態が長時間続くと憑依した霊が円の身体から出られなくなってしまう。
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ナベシマ 鈴木亮
GSG送迎二課の社員。いわゆる死神。
いつもピンクのウサギ+αの着ぐるみを着ているが上司の命令によるものらしい。中身はイケメン(ただし髪が短いと童顔が際立つ)。
気のいい兄ちゃんだが言動がキツイ。愛煙家。
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ゆず 濱田ここね
ナベシマの相棒で同じく死神。
可愛らしい風貌だが幼い外見によらず中身は案外大人の女性である模様。
課長の林田に好意を持たれているが、本人は迷惑している。
いつもナベシマの着ぐるみと対応するコスプレをさせられており円にセクハラされる。
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阿熊 幸(あぐま さち) 土屋太鳳
GSGのバイト。幽体離脱が出来る[注 1]女子高生(後に短大生)。
通称「さっちゃん」。
ある事情から知り合ったナベシマのことが好きでナベシマの前だと急に乙女になり、またナベシマに好意を抱いていることを(ナベシマ本人を含めた)周囲に知られるのを恐れている。
一方で、円のことを微妙に意識していて、円の前ではツンデレ。
空手の達人で乱暴者だが、根はまっすぐで優しい。
愛犬「ベッシー」はナベシマに由来。
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緒川 千里(おがわ ちさと) 門脇麦
大学で出会った円に思いを寄せていたが事故に遭い亡くなる。
おっとりしているが意思は強い。周りの人のためにポルターガイストをよく起こす。
亡くなった後も円に告白したいがためにこの世にとどまりGSGの世話になる。その際、身体を貸した幸と意気投合 「ちさっち」「くまっち」と呼び合う仲に。
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このドラマの見どころの一つは、迎え者たちが持つ個性豊かな能力や力を駆使して生死の謎を解き明かす姿です。
主人公の大雪をはじめ、他の迎え者たちもそれぞれ特殊な能力を持ち、それを駆使して次々と訪れる難事件や謎に立ち向かいます。
時には殺人事件や失踪事件など、生死にかかわる重大な事件が舞台になり、迎え者たちの活躍が見どころの一つとなっています。
また、本作品は生と死、過去と未来、理性と感情など、さまざまな対立するテーマを巧みに組み合わせながら、キャラクターたちの成長や葛藤を描いていきます。
特に大雪の内面の葛藤や成長は、視聴者の共感を呼び起こし、ドラマ全体の魅力となっています。
生死の問いに向き合うことで、主人公や他のキャラクターたちが自らの価値観や信念を見つめ直す様子も描かれ、深いテーマ性があります。
さらに、本作品は斬新な世界観や謎解き要素も充実しており、複雑なプロットや予測不能な展開が織り成すサスペンスが魅力の一つです。
迎え者たちが死者の魂を迎えに行く場面や、死者との交流が描かれるシーンなど、独自の世界観がドラマに独自の世界観を持たせ、視聴者を引き込んでいます。
また、謎解き要素も巧みに織り交ぜられており、視聴者も一緒に事件の真相を探る楽しさを味わえます。
さらに、本作品には共感できるキャラクターや人間関係の描写も魅力の一つです。
迎え者たちがそれぞれ持つ過去や秘密が次第に明らかになり、彼らの人間味や複雑な心情が丁寧に描かれています。
他者とのつながりや信頼関係の大切さ、過去を受け入れ未来に向かって歩んでいく姿など、人間ドラマの要素も豊富に盛り込まれています。
総じて、日本テレビ「お迎えデス。」は、生死を巡る謎や個性豊かなキャラクター、斬新な世界観やストーリー展開など、多くの要素が組み合わさって生み出された魅力的なサスペンスドラマです。
深いテーマ性や人間味あふれるキャラクターたちが織り成す独自の世界に引き込まれ、謎解きや感情移入を楽しみながら物語を追うことができます。
生死にまつわる重層的で奥深い物語に興味がある方や、緊迫感あふれるサスペンスドラマをお楽しみにされる方には、ぜひおすすめの作品となっています。
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