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フェルミ推定:全種共通の解法方針

コンサルティングファームの新卒・中途面接では、入社希望者を、

①フェルミ・ケース

②ビヘイビア

で評価する。

(面接前に筆記試験・ゲーム試験、履歴書チェックは当然あり)

(新卒の場合は、ビヘイビア(志望動機等)はほぼ問われない)


その内、本記事では、

①フェルミの全種共通の解法パターン

に関して、説明する。

(ケースの種類・種類別の解法パターンに関しては、別記事で説明)


なお、対象とするコンサルティングファームは、

MBB、ATK、S&、RB、ADL、AC戦、Dモニター

のフェルミ推定とする。

(中途Mckのみやや特殊なケース面接のため、別記事で紹介予定)




<目次>

・フェルミ推定の種類(パターン別の解き方は別ブログ記事に記載)

・面接の流れ

全種類共通の考え方の流れ・注意点(本記事のメイン)

・フェルミ推定で覚えておくべき数字


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<フェルミ推定の種類>

上記ファームで主に出されるフェルミ推定は、以下の通り

①定番型1:存在の計算
(例:現在都内に存在する傘の本数は?)

②定番型2:一般的な売上・市場規模計算
(例:日本のドラッグストアの年間市場規模は?)
(例:登山用品の年間市場規模は?)
(例:ネイルサロンの年間市場規模は?)
(例:新幹線の建設費用はいくら?)
(例:大谷正平のホームラン一本当たりの経済効果は?)




<面接の流れ>

面接の流れは、以下の通り。

・自己紹介

・志望動機のヒアリング・雑談・アイスブレーク

・お題の提示(シンキングタイムは、5~10分程度)

 *趣味や学生時代のサークル等からお題が決まることは多いため、趣味やサークルにまつわる問題を解いておくのは◎

*べイン中途では、ノータイムで進める面接官がいるため要注意。なお、この面接官は、売上施策のお題を出すが、まずはフェルミ推定で売上概算を算出→その式の項のうちどれを改善することで売り上げ向上を実現するか、という議論を求めている傾向アリ

・回答発表(3分程度)

・ディスカッション(15~25分程度)




<全種類共通の考え方の流れ・注意点>

【フェルミ推定時の考え方の流れ】

お題が提示されてからは、以下の流れで回答を考えていきたい

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