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フェルミ・ケース面接の評価基準とは?

コンサルティングファームの新卒・中途面接では、入社希望者を、
①フェルミ・ケース
②ビヘイビア
で評価する。
(面接前に筆記試験・ゲーム試験、履歴書チェックは当然あり)
(新卒の場合は、ビヘイビア(志望動機等)はほぼ問われない)


その内、本記事では、
①フェルミ・ケースの評価基準
に関して、説明する。

<目次>
・評価基準概論
・評価基準各論(良くあるミス+その例を踏まえて)
・フェルミ・ケース面接の内情
・フェルミ・ケースに向けて覚えておくべき数字



<評価基準概論>
各ファームとも主に以下5基準

①コミュニケーション:質問に的確に返答できるか
②思考力A:構造的に議論ができるか
③思考力B:思考の広がり・柔軟性があるか
④思考力C:因果関係がまともか
⑤常識・数値感覚が適当か

*ファームごとに評価基準が異なる、という方もいるが、全ファームの面接官の知り合いと話しても、結局評価基準は同じという認識
(⇒つまり、上記項目を前提に、面接官ごとに評価がややぶれる、とも言える)

*正直な話、評価は議論開始10分時点でのほぼ決まるなど、こうした項目に沿って厳密に評価しているわけではない



<評価基準各論>

①質問に的確に返答できるか
・問われた要求に応えられない、問いかけに対して質問の意図を汲めていない
(当然、面接官に質問の仕方に問題がある場合もある、、、)
  例:他の観点から、その数値の客観性を担保できないか、と言われたにもかかわらず、今まで話した根拠を繰り返し説明してしまう
  例:自分の経験以外で、その数値の客観性を担保できないか、と言われたにもかかわらず、結局経験ベース(自分の身の回りを見ると、等)の説明をしてしまう

⇒対応策案:答えられないと思ったら、少し時間をもらって考えるなどで対応したい


・自分の意見を否定されたときに、それを受け入れた上で議論を展開できない
 (反論が癖OR自分の考えを通す“反論力”が大事だと思っている可能性大

⇒対応策案:同じチームになった際に、議論できるか、を見ているため、
議論して高められると評価される、と認識を変える


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