不妊治療の場所選び 日本かアメリカか
2015年に、卵子凍結をしたんだ。当時の日本ではあまり一般的じゃなくて、特に単独で卵子を凍結してから赤ちゃんを授かる成功例があまり聞かれなかったんだ。まさかと思うけど、東京では成功例がまったくなかったんだよ。大阪や福岡では1件づつ成功例があるって、不妊治療のプロの友達から聞いたんだ。
一部女性系の癌の方などは卵子の凍結が認められていたけれど、健康な女性は認められていなかったんだ。その後、健康な女性が卵子を凍結できるようになり、これを逃してはいけないと思った。
ただ、健康な女性のらんし凍結が解禁になって間もなく、症例が少なすぎて、S山クリニックでも、「卵子は凍結できるけど、当院で出産に至った人はまだいない」と正直に説明されたんだ。
卵子凍結もその他の不妊治療も保険適用もなく自費だったんだ*。日本在住なので日本でもアメリカでも。だから、アメリカでの卵子凍結を考えることにしたんだ。アメリカではこの技術が1970年代から試され進化して、2000 年代には成功例もたくさん報告されていたから選んだんだよ。ラッキーなことに、アメリカ在住の友達が私の決断をサポートしてくれたんだ。それからアメリカでの卵子凍結への旅が始まったんだよ!
*(*アメリカ在住で不妊治療に適用される保険に入っていれば何回かはIVFは無料だったりもする)