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受精卵ができた後、やめた方が良いオプション  PGT-A

無事卵子の凍結を、アメリカと日本でした後(日本での採卵のはまたおいおい)、数年後に夫と出会ったんだよ。そして結果的に可愛い双子を授かることが出来ました✨


PGT-A  MOMOの経験談


不妊治療は時間もお金もかかるし、心身ともに、本当にハードだった。
時間がない中、なんとか成功させたくて、最初から遺伝子に異常がない受精卵を使おうとした。
その為、3年ぐらい前にPGT-Aをやったんだ。2回やってみた。
オークレディースクリニック(銀座)を通してトライしたんだけど、日本で採卵した卵子十数個を使って、7日目胚まで進んだのが、たったの三個。
その後海外の検査機関に送って1ヶ月ぐらい結果を待つ。一度PGT-Aに出すのに1つの受精卵につきトータル15万ぐらいかかったんだ。(今は日本国内でもできる施設があるし、もう少し安くできるのかもしれない。)

大きなハードルはまず7日目胚まで試験管のようなも物の中でうまく生き残れるかってことなんだ。当然子宮の方が生存率は格段に上がる。
本来なら正常な受精卵さんたちも、結局それまでにばたばたと倒れていく。
やっと生き残った受精卵も、結局検査に出して帰ってきたら3つのうち2つはモザイクだったんだ。(染色体異常による)
そして、祈るような気持ちでトライした正常な受精卵は、残念なことに着床しなかった。


PGT-A  世界の知見


PGT-Aについての情報は、実際にはかなり複雑で、専門家の間でも異なる意見があるんだ。PGT-Aは、胚に対する遺伝子検査の一つで、その効果についての議論が続いているんだよ。
一部の専門家は、PGT-Aを利用することで妊娠率が向上する可能性があると考えている。これは、異常な染色体を持つ胚を排除し、健康な胚を選ぶためだよ。

ただし、批判的な意見もあって、PGT-Aが胚に損傷を与え、移植可能な胚の数を減少させる可能性があるとの懸念も示されているんだ。そして、PGT-Aによって生まれた赤ちゃんの割合についての研究結果もバラついている。一部の研究では成功率が向上すると示唆されているけど、他の研究では差が見られないこともあるんだよ。


MOMOの結論 (あくまでも個人の感想)

先ほどのオークレディースクリニックの先生はPGT-Aに懐疑的。
私が無事妊娠に至れたクリニックはフェニックスアートクリニック(北参道)の先生はどちらかというと否定派だった。

PGT-Aに偽陰性も偽陽性もある。
もちろんPGT-Aをやって無事子宝に恵まれた人もいると思う。そういう人は本当におめでとう!

あとは各々の人生で、各々の不妊治療だから個人の判断にもよると思うけれど、私は”PGT-Aはやらなくていい”  と思ってる。
大切な受精卵を無駄に減らさないためにも、PGT-Aには私は強く否定的な意見だよ。

そうそう!唯一とても興味深い点としては、受精卵の時点で性別の記載があった事だよ。XX とか、XY ってね。
産み分けしたい人にとっては一つの大きな要素になるかも。
(表記は、クリニックによって違うかもしれないし、少なくとも日本でするPGT-Aには性別の表記はないかもしれない。)


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