見出し画像

夏の残照

いつの間にか夏が来ていて、振り返る間もなく過ぎていく。暑い暑いと言いながらも、朝夕の空気はひんやりしてきた。

もう秋が近づいている。

何かすでにもう、今年はいろんなことがあった。
いや、いつもそう思ってるかも。


打ち上がる花火は暗い夜空を鮮やかに照らし、
そして儚く散っていく。

流れ落ちていく火の粉のひとつひとつが、夢のようだ。
輝いては消えていく。

そうすればまた、花火を打ち上げる。
次の夢を輝かせるために。


いいなと思ったら応援しよう!