【映画コラム】ホラー映画が好きな人って、正直怖いと思って観てないでしょ?
映画について書きたい。
プロフィール欄にある通り、私のX(旧Twitter)は映画専用のアカウントだ。
よって本当は映画について語りたくてしょうがないのだ。
でもXで書いている感じのことを、noteで書いても仕方がないと思っていたのだが、やはり映画について書きたくなった。
せっかくなのでXでは書けない長文を書こうと思う。
そして多分好きが過ぎて変な話になるのを許してほしい。
私がホラー映画を好きになったきっかけ
私はホラー映画が好きだ。
でも、怖いと思ってホラー映画を観ていない。
ホラー映画好きになったきっかけは、高校生の時、近所のレンタルビデオ屋でレンタルしたホラー映画を弟と一緒に観まくっていたことだ。
何が理由で観始めたのかはよく覚えていない。
なんとなく刺激が欲しかったのだろう。
有名ホラーからB級ホラーまで適当に目についたホラーをたくさんを観ていた。
二人で観ていたのが良かったのか悪かったのか、いつしか怖いではなく面白いという感情で観るようになっていた。
なんならこの撮り方新しいとか評論家みたいな目線で見るようになっていたのだ。
それが行き過ぎて私の好みのホラー映画は「笑えるホラー映画」だ。
ホラー映画好きならこの矛盾したジャンル説明を理解いただけると思う。
自分がそうなんだからという乱暴な説
結局何が言いたいのかというと、ホラー映画を好んで観てる人って怖がることを目的に観ていないだろうと思っているのだ。
私の数少ないホラー映画好きの人と話をしていると、
「最近観た○○って映画が怖かった」
なんて話しているときはたいてい満面の笑みを浮かべている。
それをみて絶対怖いと思ってないだろ、とひそかに思っている。
ちなみに数は少ないけど、私が本当に怖い映画を観た時には半年くらいホラー映画を観れなくなった経験もある。
怖くなると普通は連続で観る気にはならないのだ。
怖い=マイナスが感情の基本なんだから、ホラー映画を年間100本以上観たりしているホラー映画好きの人たちが、本当の意味で怖がって観ているとはやはり思えないのだ。
トラウマ映画について
そんなホラー映画好きの方々にも、本当に怖かったトラウマ映画は意外とあるとも思っている。
だがきっかけはそれぞれあっても、いつしか怖いという感情はなくなったはずだ。
私の場合は「リング」が本当に怖かったトラウマ映画である。
だが20歳を過ぎて改めて見返した時の感想は、
「やっぱり怖いなー。完成度高いよね」
だった。
どう聞いても怖がってない。
なんなら、
「昔見た時すげー怖かったよな。懐かしい」
だ。
懐かしんでるじゃねぇか。
多分ホラー映画好きの皆さんもそんな感じではないだろうか。
ホラー映画ジャンルは多岐にわたっており、心霊系からスプラッターまでいろいろだ。
どんな楽しみ方をしているかはそれぞれあるから言うことはないのだが、一つだけ聞いてみたい。
正直なところ、怖いと思って観てないでしょ?
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